街道の本、ウォークマップ編集日誌

大山街道Tシャツ、あります!→こちら

ウォークマップ「ホントに歩く大山街道(青山道)」販売中→こちら

ウォークマップ「ホントに歩く東海道」第7集 間もなくできあがります→こちら

 

最初の日誌はこちらから クリック! (2014年9月4日更新)  風人社トップ

146▼(こ)2014年9月4日(木)


「ホントに歩く東海道ウォーク」第9回「大磯〜二宮(国府津)」
 
弊社も協力しております散歩かふぇちゃらぽこさん主催の「ホントに歩く東海道ウォーク」、8月はお休みし、今週6日(土)に第9回「大磯〜国府津」で秋シーズンが始動します。雨で延期になり7月5日に開催された第8回「茅ヶ崎〜大磯」、途中、またまた雨に見舞われましたが、参加者のみなさんは平塚の七夕祭りも通り抜け、高麗山も通り過ぎ、無事、大磯にゴールされました。

 9月に入りだいぶ涼しく歩きやすくなりました。第9回は相模湾沿いを進みます。気持ちの良いこの季節、東海道をご一緒に歩きませんか。

 ウォーク時に見て歩くマップは、「ホントに歩く東海道 第3集」のNo.9と10です。
 今回は2つのマップにまたがり、少し長めです。

お申し込みはこちらから↓
「ホントに歩く東海道でホントに歩く東海道ウォーク」第9回大磯〜(二宮)国府津
http://www.charapoko.com/hat/bo9_140906


中平龍二郎さんの大山街道講演@東海大学
 東海大学で中平龍二郎さんが講演会をされます。

タイトル:矢倉沢往還の大山街道
講  師:中平龍二郎
日  時:2014年9月26日(金)16:50〜18:20
場  所:東海大学湘南校舎(神奈川県平塚市北金目4-1-1) 
     1号館1階A翼 101教室
入場無料
主催:東海大学
To-Collaboプログラムさんのページ
https://coc.u-tokai.ac.jp/blog/2014/08/27/event-news_20140926/

詳しくはこちら



元気ふじえだツーデー60kmウォーキング
 
藤枝市の健康企画課の方から藤枝市60周年イベントのウォークのご案内をいただきました。
 藤枝市だけを60?というのは貴重です。この機会に歩いてみるのはいかがでしょうか。

日 時:2014年10月11日(土曜日)・12日(日曜日)
    両日ともスタート8:00〜10:00
         ゴール16:30まで
場 所:藤枝総合運動公園(スタート・ゴール)
参加料:事前申込=600円(2014年9月7日まで)
    当日申込=1,000円

詳しくはこちら


145▼(こ)2014年8月7日(木)


林朋彦写真展「東海道中床屋ぞめき」のお知らせ
 
写真展のお知らせをいただきました。
 東海道好き、街道歩き好きな方々にご覧いただきたいとのこと、ぜひ足をお運びください。

 開催日時:2014年8月29日(金)-9月11日(木)日曜休館
      10:30-18:00(最終日は15:00まで)
 入場無料
 場  所:エプサイトギャラリー
      東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル1階
      http://www.epson.jp/katsuyou/photo/taiken/epsite/access/

 詳しくはこちら 

「東京新聞」「中日新聞」のパブ記事
 
2014年8月2日(土)、「東京新聞」夕刊、第7面「文化」の下欄「イブニングスポット」欄に、「ホントに歩く東海道」のパブ記事が掲載されました。

 記事は、こちら

「神奈川新聞」で「ホントに歩く東海道」プレゼント
 
「神奈川新聞」プレゼント付きパブリシティ記事の掲載日が、2014年8月13日(水)に決定とのご連絡が、今朝、ありました。
「ホントに歩く東海道」第1集〜第4集のセットを5名様にプレゼントします。ぜひ、ご応募ください。


144▼(こ)2014年6月12日(木)


「ホントに歩く東海道ウォーク」第8回「茅ヶ崎〜大磯」
 
弊社も協力しております散歩かふぇちゃらぽこさん主催の「ホントに歩く東海道ウォーク」、6月7日(土)開催予定だった第8回「茅ヶ崎〜大磯」は雨で中止となり、7月5日(土)に順延となりました。先週、予定が合わなかった方もぜひ、この機会にお申し込みくださいませ。
 ウォーク時に見て歩くマップは、「ホントに歩く東海道 第2集」のNo.8です。
 

延期のお知らせ
http://sanpocafe.exblog.jp/22236586/

「ホントに歩く東海道でホントに歩く東海道ウォーク」 第8回 茅ヶ崎〜大磯
http://www.charapoko.com/hat/bo8_140607.html



丹沢山系や大山の旧家に関する番組

 読者の方から、丹沢山系や大山の旧家に関する番組が放送されるという情報をいただきました。ありがとうございます。八嶋智人さんと牧瀬里穂さんが、伊勢原の山口家住宅(雨岳文庫)さんやとうふ坂にあるおおすみ山荘さんを訪ねるようです。

番組名:「百年名家」
    霊峰の町 神奈川・丹沢〜山岳信仰の歴史町・大山を巡る旅〜
日 時:2014年6月22日(日)12:00〜12:55
放送局名:BS朝日
http://www.bs-asahi.co.jp/100nen/prg_058.html


143▼(こ)2014年3月6日(木)


最強の大山街道講座
 
青葉台にある東急セミナーBEで大山街道の講座が4月から始まります。全6回。講師は『ホントに歩く大山街道』『キャーッ! 大山街道!!』の著者、中平龍二郎さんと、『相州大山 今昔史跡めぐり』の著者、宮崎武雄さんで、大山街道最強コンビです。青山道をはじめ各地からの大山街道や古道は中平さん、江戸時代を挟んで前後の大山の歴史を宮崎さんという、深い内容となっています。下記に日程と内容を記しました。中平さんによる、教室のある青葉台周辺の大山街道散策も盛り込まれています。
 この話ですが、中平さん、宮崎さんの本を読んだ読者の方のご紹介から、この講座につながり、ありがたいご縁と感謝しております。
 途中受付、トライアル受講も可能のようです。ご興味のある方はぜひご検討ください。

2014/04/28(月) 「大山街道全般について」 講師:中平龍二郎
         (大山略史・大山街道の説明・大山街道脇往還)
2014/05/26(月) 「青葉区内の大山街道散策(荏田宿−藤が丘駅)」講師:中平龍二郎
         (江田駅〜荏田宿〜猿田坂〜竹の下下宿〜川間橋〜大難〜医薬神社〜藤が丘駅)
2014/06/23(月) 「古代から江戸時代までの仏教支配の大山」講師:宮崎武雄
2014/07/28(月) 「大山街道の古道(足柄路・古東海道・矢倉沢往還)」講師:中平龍二郎
2014/08/25(月) 「大山道(田村道・柏尾道・平塚駅道・府中道・八王子道など)」講師:中平龍二郎
         (大山講の布教・東西南北の大山道・大山道の経済的効果)
2014/09/22(月) 「明治維新から現代までの阿夫利神社を中心とした大山」講師:宮崎武雄
時間は全て10:30〜12:00
場所:東急セミナーBE 青葉台校(東急田園都市線青葉台駅徒歩1分)
 アクセス https://www.tokyu-be.jp/access/index.html#aoba
問い合わせ・申し込み:電話045−983−4153

講座のページ(こちらからお申し込みもできます)
https://www.tokyu-be.jp/seminar/2014040003AN02001.html


<「ホントに歩く東海道」でホントに東海道を歩く>第6回 参加者募集中
 散歩かふぇちゃらぽこさん主催のウォークツアー <「ホントに歩く東海道」でホントに東海道を歩く>第5回「保土ヶ谷〜戸塚」が3月1日(土)にありました。午前中に少し雨に降られましたが、あとは曇りのまま戸塚まで到達でき、参加者のみなさま、無事ゴールされました。
 第5回は、武蔵国から相模国に入りました。ガイドの岡本さんが国境に線を引き、感動的な国境越えを参加者の方々は果たしました。権太坂、品濃坂、焼餅坂、不動坂と、登り下りもあった他、淀川の浚渫工事で出た土砂を利用して大坂の天保山を作った新見正路のお墓も見に行きました。住宅地の中にある墓地で、ガイドの岡本さんの引率がないとなかなかたどり着けない場所です。東戸塚駅近くの品濃一里塚ですが、京都に向かって左側の塚の上に登れることがわかり、大収穫でした。塚の上から東海道を見下ろしたところ高度感がありました。

 初参加の方も半分おられ、マップを縦横無尽に歩く人など、それぞれの歩き方の個性が大変興味深かったです。また第一回から連続五回参加された方には参加賞もありました。
 弊社では、参加者の方に、第5回のコースにまつわる「かわら版」保土ヶ谷1号を配布しました。「沢筋の宿と権太坂」という内容です。


国境の作業


華麗に国境越えをする参加者

新見正路の墓(左)

 第6回「戸塚〜藤沢」は4月5日(土)にあります。ぜひご参加ください。

 日 時:2014年4月5日(土) 9時集合 16時半解散予定
 集合場所:JR東海道線戸塚駅
 参加費 2000円(含保険)交通費・飲食費別途
 ウォークマップ「ホントに歩く東海道」第2集(MAP6、7を使用します)

 散歩かふぇちゃらぽこさんの<「ホントに歩く東海道」でホントに東海道を歩く>のページ
 http://www.charapoko.com/hontoniark.html

 第4回 と5回のウォークのまとめがちゃらぽこさんの「「ホントに歩く東海道」でホントに歩く東海道ウォーク・関連情報」で紹介されています
 http://www.charapoko.com/hat/hat5.html

 ★お申し込み(散歩かふぇ ちゃらぽこさんへ メール charapocosanpo-pachira@yahoo.co.jp)
 ★お申し込みフォーム http://www.charapoko.com/hat/hat8


142▼(こ)2014年2月21日(金)


沼津「新設 黄瀬川橋と旧東海道を歩く」
 
JR東海さんが開催しているJR東海の駅がスタートのウォークイベントです。予約不要、無料で参加回数に応じて景品があります。このたび、旧東海道にかかる黄瀬川橋の新設に合わせ、ウォークが開催されます。「ホントに歩く東海道 第4集」でご紹介したお菓子・「源氏双柿」を作られている「きせ川光来堂」さんで、数量限定でお茶とお菓子のサービスがあるそうです。
 黄瀬川橋への思いがある光来堂の森田さんにもお目にかかれるかもしれません。光来堂さんでは、「ホントに歩く東海道 第4集」も販売していただいております。
 イベント当日、光来堂さんを特集した「ホントに歩く東海道かわら版」を光来堂さん店頭で配布予定です。

 おおまかなルートは
 三島駅スタート 沼津中央公園ゴール
 源兵衛川、伏見一里塚、柿田川公園、黄瀬川橋、潮音寺、沼津藩領傍示石、平作地蔵

 開催日:2014年3月1日(土)
 スタート受付時間:8:30〜11:00 ゴール受付時間:11:00〜15:30
 スタート地点:東海道線三島駅
 申し込み不要、無料
 問い合わせ JR東海テレホンセンター 050-3772-3910

 さわやかウォーキングのページ
 http://walking.jr-central.co.jp/course/detail/89.html


源氏双柿


頼朝・義経が座ったとされる対面石(八幡神社)


大山街道のツアー
 
トラベル日本さんで、好評の大山街道を歩くツアーが今年の3月から始まり、現在参加者を募集中です。『ホントに歩く大山街道』がテキストの予定で、一度歩かれた方も、これからと考えられている方もいかがでしょうか。全8回で、各回ごとにお申し込みができます。

 ウォーキング・トレッキング:大山街道を歩く
 第1回 赤坂御門〜用賀(2014年3月21、22日)
 第2回 用賀〜鷺沼(2014年4月18、19日)
 第3回 鷺沼〜青葉台(2014年5月16、17日)
 第4回 青葉台〜鶴間(2014年6月20、21日)

 料金:第1回のみ3500円ガイドブックつき。第2〜4回は3300円。
 集合時間9時半、着時間はおおむね15時半くらいです。

 トラベル日本さんの大山街道ツアーのページ
 http://www.travelnippon.co.jp/tour/walking/category14/index.html


伊勢原市石倉の遺跡見学会のご案内
 かながわ考古学財団の方からご案内をいただきました。
 田村通り大山道のあたりで、興味深いです。

 日時:平成26年3月1日(土) 10:30〜11:30/13:30〜14:30
     *雨天の場合は翌日3月2 日の同じ時刻に開催
 場所:上粕屋・石倉中遺跡発掘調査地
    (伊勢原駅より神奈中バス大山ケーブル行き乗車、「石倉橋」バス停下車すぐ)
 申し込み:不要(無料)  

 詳しくは下記をご覧ください。

 http://kaf.or.jp/上粕屋・石倉中遺跡見学会/
(リンクがうまく張れないので、上記アドレスをペーストしてご覧ください)
 チラシpdf
 http://kaf.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2014/02/ishikuranaka.pdf


141▼(こ)2014年2月6日(木)


用賀大山みちおこし委員会 中平龍二郎氏講演会(@用賀)のご案内
 『ホントに歩く大山街道』『キャーッ! 大山街道!!』の著者、中平龍二郎さんの講演会が2月15日(土)に用賀であります。

 講 師:中平龍二郎氏
 テーマ:「大山道と矢倉沢往還」「古東海道」「瀬田の古道」など

 開催日:2014年2月15日(土)
 時 間:14時30分〜(約90分)
 会 場:世田谷区用賀出張所3階活動フロアー(田園都市線用賀駅徒歩5分)
     http://www.city.setagaya.lg.jp/shisetsu/1201/1232/d00006101.html
 問い合わせ先 大山みちおこし委員会 電話/FAX:03-5797-9530(10時〜18時、水休)

 ※入場無料、先着30名(開始15分前より受付)。当日直接会場へ。

 チラシpdf


地元ガイドさんと巡る 宿場スイーツ試食&東海道ツアー(静岡市葵区・駿河区)
 清水区ボランティアガイド連絡会さん主催の「宿場スイーツ&東海道ツアー  興津宿編・江尻宿編 」が2月16日、23日にあります。1月25日にあった江尻宿のツアーに参加しましたが、地元の方にしみづ道を案内していただいたり、お茶屋さんで空襲を生き延びた茶壺などを見せていただいたりしました。参加されている地元の方々とのふれあいも貴重でした。
 26日の丸子宿編は、当日、丸子宿場まつりが開催されているそうです。 

 日時 府中宿 平成26年2月16日(日) 9時30分〜12時30分
    丸子宿 平成26年2月23日(日) 9時30分〜12時30分
 料金 500円(スイーツ、保険)
 申込 2月10日まで 定員30名(定員達し次第終了)

 詳しくは観光・シティプロモーション課さんのイベントページをご覧ください((こ)も前回の様子写真の中に小さく写っていました)
 http://www.shizuoka-citypromotion.jp/diary/2014/02/post-218.html


<「ホントに歩く東海道」でホントに東海道を歩く>第5回 参加者募集中です
 ウォークツアー <「ホントに歩く東海道」でホントに東海道を歩く>第5回「保土ヶ谷〜戸塚」が3月1日(土)にあります。これまで4回を終了し、「ホントに歩く東海道 第1集」(日本橋〜保土ヶ谷)を歩ききりました。5回からは第2集の区間に入ります。
 参加者のみなさんの歩き方を見ていて、「ここに行く」というご自身の意志で、ウォークマップを見てそこにたどり着いて、より強い印象を受けられている感じがしました。みなさんで一緒に歩くのも、自分で歩くのもどちらも街道歩きのよさがありますが、このツアーはひと味違う面白みがあるな、と感じております。
 毎回、主催のさんぽかふぇちゃらぽこの店長ぱきらさんとガイドの岡本さんが、たくさん試食した中からの選りすぐりの地元の名物の紹介、試食もあります。ぜひ多くの方のご参加をお待ちしております。

 日 時:2014年3月1日(土) 9時集合 16時解散予定
 集合場所:JR横須賀線・湘南新宿ライン保土ヶ谷駅 解散場所 JR東海道本線戸塚駅付近
 参加費 2000円(含保険)交通費・飲食費別途
 ウォークマップ「ホントに歩く東海道」第2集(MAP5を使用します)

 散歩かふぇちゃらぽこさんの<「ホントに歩く東海道」でホントに東海道を歩く>のページ
 http://www.charapoko.com/hontoniark.html

 第5回 <保土ヶ谷〜戸塚>ウォークのページ
 http://www.charapoko.com/hat/bo5_140301

 ★お申し込み(散歩かふぇ ちゃらぽこさんへ メール charapocosanpo-pachira@yahoo.co.jp)
 ★ツイッターの方はこちらから http://twipla.jp/events/79814


140▼(こ)2014年1月16日(木)


第6回東海大学丹沢湘南観光交流フォーラム「大山道、その魅力の再発見」のご案内
 秦野市で大山道に関するフォーラムが開かれます。大山道案内の実践家 安藤洋一さんの講演と、大山周辺の観光協会さんはじめとする大山道あるきを企画している方々のパネルディスカッションがあります。

 日 時:2014年1月25日(土) 13時30分〜17時15分 終了後交流会あり
 内 容:基調講演 安藤洋一氏(伊勢原市教育委員会文化財課専門員)
          演題「大山道を歩く その歴史と観光魅力」
     パネルディスカッション「大山道、その魅力の再発見 まち歩き企画の実践を通して」

 主 催:東海大学観光学部
 会 場:タウンニュースビル3階 タウンニュースホール
     (小田急線・東海大学前駅南口を左に出て徒歩1分)
     http://townnews-entertainment.jp/tn-hall
 申込み: 不要(入場無料)定員約150名

 東海大学さんフォーラムのページ
 http://www.u-tokai.ac.jp/TKDCMS/News/Detail.aspx?code=tourism&id=6817


第2回“おおやまみち”まちづくりサミットin伊勢原のご案内
 伊勢原市で、昨年に引き続き伊勢原の大山をめざす、大山道に関するサミットが開催されます。基調講演やシンポジウムの他、関連団体の展示発表もあります(『相州大山 今昔史跡めぐり』の著者宮崎武雄さんが所属するいせはら観光ボランティアガイド&ウォーク協会さんやKAZESAYAGEにご寄稿いただいているまほら秦野みちしるべの会さんなどの展示もあります)。事前申し込み制ですのでお問い合わせください。

 日 時:2014年2月9日(日) 午後1時30分〜4時 ※活動展示は1時から
 内 容:基調講演「着地型旅行のルーツは江戸時代にあった 平成の大山詣を考える」講師 太田孝さん(東海大学観光学部教授)
     シンポジウム「国際観光都市へ 新たな大山の発見」
     オカリナ演奏「おおやまみち」ほか

 主 催:伊勢原市
 会 場:伊勢原市民文化会館(伊勢原市田中348) 小ホール ほか
     大山(街道)に関する活動報告等展示会=展示室
 申込み: 事前申込が必要です。(入場無料)
     申込先:伊勢原市役所 市民協働課 (0463-94-4711 内線1121・1122)

 伊勢原市のサミットホームページ
 https://www.city.isehara.kanagawa.jp/kakuka/s-seikatu/s-kyoudou/oyamamichi_summit.html


139▼(こ)2014年1月8日(水)


<「ホントに歩く東海道」でホントに東海道を歩く>第3回 参加者募集中です
 ウォークツアー <「ホントに歩く東海道」でホントに東海道を歩く>第3回「蒲田〜生麦」が1月13日(祝月)にあります。1回、2回とも好評で、ぜひ多くの方のご参加をお待ちしております。クイズの答えを探しながら東海道の周囲をウロウロ、いろいろな発見、体験が詰まった一日になります。

 日時 2014年1月13日(月・祝日) 16時解散予定
 集合場所 京浜急行雑色駅 解散場所 京急生麦駅付近
 参加費 2000円(含保険)交通費・飲食費別途
 ウォークマップ「ホントに歩く東海道」第1集(MAP3を使用します)

 散歩かふぇちゃらぽこさんの<「ホントに歩く東海道」でホントに東海道を歩く>のページ
 http://www.charapoko.com/hontoniark.html

 第3回 <蒲田〜生麦>ウォークのページ
 http://www.charapoko.com/hat/bo3_140113.html

 ★お申し込み(散歩かふぇ ちゃらぽこさんへ メール charapocosanpo-pachira@yahoo.co.jp)
 ★ツイッターの方はこちらから http://twipla.jp/events/73825


地元ガイドさんと巡る 宿場スイーツ試食&東海道ツアー(静岡市清水区)
 清水区ボランティアガイド連絡会さん主催の「宿場スイーツ&東海道ツアー  興津宿編・江尻宿編 」が1月25日、26日にあります。地元のガイドさんの案内で、とても面白そうです(1月17日締め切り)。「ホントに歩く東海道」第5集収載の地域で、ぜひマップを手に、ご参加ください。

 日時 興津宿 平成26年1月25日(土) 9時30分〜12時30分
    江尻宿 平成26年1月26日(日) 9時30分〜12時30分
 料金 500円(スイーツ、保険)
 申込 1月17日まで 定員30名(定員達し次第終了)

 詳しくは観光・シティプロモーション課さんのイベントページをご覧ください
 http://www.city.shizuoka.jp/deps/simizu/shukubatua2.html


ISEHARA・おもてなし隊さんの気仙沼・大島の支援のご案内
 KAZESAYAGE<平地編>に何度かご執筆いただいている斎藤勢吾さんは、ISEHARA・おもてなし隊として、大山に関する講演やウォークなど を精力的に開催されています。また、風人社の強力サポーターでり、いちはやくご自身のブログで弊社の活動をお知らせくださっています。
 そのISEHARA・おもてなし隊さんが、東日本大震災で被災した気仙沼・大島の支援をされています。詳しくはHPをご覧下さい。募金への感謝の気持ち のしるしとして、大山道のお不動様の道標写真の葉書を作られ、さしあげられています。

 ISEHARA・おもてなし隊さんのページ
 http://www4.hp-ez.com/hp/saiseigo1/page1

 http://saiseigo1.blogspot.jp/2013/11/isehara.html


138▼(こ)2013年10月22日(火)


ウォークツアー <「ホントに歩く東海道」でホントに東海道を歩く>
 ウォークマップ「ホントに歩く東海道」を使ってツアーをしてくださるというありがたいお話を、中野区の散歩かふぇちゃらぽこさんからいただきました。ちゃらぽこさんは喫茶店で、街道ウォーカーのハブ的存在になっている他、数々のユニークな散歩ツアーの実績があります。
 今回のツアーは、ガイドについて歩くのではなく、マップを見て自分で歩くという、弊社のマップの特性を最大限に活かしていただいたツアーです。ガイドも一緒に歩いています。見つけたら質問やポイントを尋ねることもできます。初回は11月2日(土)日本橋〜品川の約9キロ。初回特典として、参加費2000円が1000円です。→詳しくはこちらのページをご覧ください


柏尾通り大山道・田村通り大山道のツアー(中止)
 トラベル日本さんでは、中平龍二郎著『ホントに歩く大山街道』の大山街道(青山道)は4年間、この道のツアーを催行され、好評だったそうです。第2弾として柏尾道/田村道を歩くツアーが11月から始まり、『キャーッ! 大山街道!!』がテキストで、著者の中平龍二郎さんがご案内される予定でしたが、今朝、中止決定の連絡がありました。
 ホームページ作成中に中止になりましたが、中平さんからコメントをいただきましたので、またツアーの詳細なども今後の参考に、また再開を期待して、しばらくこちらにアップいたします。→こちら


秦野の古道マップ展示 2013年11月2日(再掲)
 
まほら秦野みちしるべの会さんのマップ展示が秦野市東公民館の公民館まつりに合わせて行われます。
 新作のマップ展示もあるそうです。

日時:2013年11月2日(土)9時〜15時
場所:秦野市東公民館図書室(秦野市東田原1538-3)
   小田急小田原線秦野駅から神奈中バス、東田原下車すぐ。(藤棚行または神奈川病院行)
   http://www.city.hadano.kanagawa.jp/higashi-ko/index.html

 


137▼(こ)2013年10月2日(水)


秦野の大山道を歩く 2013年10月19日
 
9月13日にお知らせしましたまほら秦野みちしるべの会さんが案内される、蓑毛から富士道(大山道)を歩いて、秦野市東公民館まで行くルウォークの詳細をご連絡いただきました。申し込みは秦野市森林づくり課になります。
 これは、同日に秦野市で行われる「全国報徳サミット」の一環として行われるイベントです。秦野の報徳実践家(二宮尊徳が広めた道徳思想を実践する人)・安居院庄七(1789〜1863)が秦野市東地区蓑毛の出身ということにちなんで、このあたりの散策をすることになったとのことです。座学とウォーキングで盛りだくさんなイベントです。KAZESAYAGE<平地編>第7号でも横山さんにご紹介いただいたエリアで、蓑毛側の御師の村や源実朝の首塚など、興味深いポイントもめぐります。

「全国報徳サミット開催記念 里山めぐり〜山ろくウォーキング・秦野歴史講座〜」

開催日時:平成25年10月19日(土)  9時15分〜15時00分
集合場所:秦野市蓑毛緑水庵(秦野市蓑毛1087)に9時15分
      (秦野駅から神奈川中央交通バス、蓑毛・ヤビツ峠行15分「青年橋」下車徒歩1分)
解散場所:秦野市東公民館
     http://www.city.hadano.kanagawa.jp/higashi-ko/index.html
参加費: 500円(資料代)
持ち物:昼食、飲み物、記用具、雨具
申込み・問い合わせ先:秦野市森林づくり課里山づくり班へ 電話0463-82-9631

雨天決行。少雨の場合、予定通り座学・ウォーキングを実施
強雨の場合、9時30分〜12時00分まで緑水庵にて座学。

<スケジュール>
9:30〜10:00 座学「ふるさとの偉人・安居院庄七」
         講師:武勝美(「エコー」発行人・まほら秦野みちしるべの会顧問)
10:00〜12:00 ウォーキング「蓑毛・寺山の風景と古道・道祖神を訪ねて」
         案内:横山信子(まほら秦野みちしるべの会会長)
   【行程】緑水庵→青年橋→金目川・蓑毛の棚田→宝蓮寺・大日堂→御師の村→
       波多野城址跡→金剛寺・源実朝御首塚→東公民館
12:00〜13:00 昼食
13:00〜15:00 座学「秦野の中世の歴史 波多野氏と源実朝を中心に」
         講師:山田吉郎(丹沢の語り部・鶴見女子短大大学教授)

秦野市のチラシ
https://www.city.hadano.kanagawa.jp/shinrin/sinrin_hp/documents/meguridonkai.pdf

秦野の古道マップ展示 2013年11月2日
 
まほら秦野みちしるべの会さんのマップ展示が秦野市東公民館の公民館まつりに合わせて行われるそうです。

日時:2013年11月2日(土)
場所:秦野市東公民館
     http://www.city.hadano.kanagawa.jp/higashi-ko/index.html

 


136▼(こ)2013年9月21日(土)


●【ご案内】旧東海道沼津宿を歩く 9月28日(土)
 静岡県沼津市で活動されている
ぬまづ観光ボランティアガイドさんが、旧東海道沼津宿を歩くウォークを企画されています。沼津市大手町の中央公園に集合し、狩野川沿いの玉造神社、平作地蔵を経て宿に入り、川廓通り、本町、浅間神社などを巡る3.8キロのコースだそうです。「ホントに歩く東海道 第4集(箱根関所〜元吉原)」のマップの範囲とも重なります。地元のガイドの方の説明で、さらに深く沼津宿を知るのはいかがでしょうか。

「ぬまづの宝100選探訪 江戸の昔を偲んで−旧東海道『沼津宿』を歩こう」
日時:2013年9月28日(土)(雨天時は翌日に順延)
集合時間:9時
集合場所:沼津市大手町中央公園(沼津市大手町4丁目185-4)
 http://www.city.numazu.shizuoka.jp/kurashi/sumai/park/kouen/kobetu/chuou.htm
参加費方法:当日集合場所まで。参加費無料
問い合わせ先:沼津観光協会内ぬまづ観光ボランティア(電話055-964-1300)



●【ご案内】歴史街道講座 in 静岡
 
東海道蒲原宿で東海道57次・中山道67次交流館を運営されている志田威さんから講座のご案内をいただきました。

日時:2013年10月29日(火) 14時〜16時半
場所:静岡商工会議所
   静岡市葵区黒金町20番地の8 電話 054-253-5111
   http://www.shizuoka-cci.or.jp/insurance/mutual_aid/map.html
講演内容
 1.基調講演 須田寛(東海旅客鉄道(株)相談役)
   「今こそ街道歩きを」
 2.交流館だより 志田威(東海道57次・中山道67次交流館館主)
   ●「広重の紹介した東海道53次・木曾街道69次」と「幕府の管理した伝馬制」
   ●東海道57次と中山道67次の現状
   ●観光客は宿場町に何を期待するか
参加費:2000円(含む資料代) 
問い合わせ:NPO生涯学習・健康福祉推進センター
      静岡市清水区蒲原三丁目19番28号
      電話・ファクス054-385-7557(水・土・日祝 10-15時)
申し込み:住所、氏名、電話番号を往復葉書にご記入の上、お申し込みください。
     お送り先は、上記NPO生涯学習・健康福祉推進センター。先着150名。
     往復葉書到着後、先着150名様には「受付番号」等をご連絡があるそうです。
 


135▼(こ)2013年9月13日(金)


神奈中情報誌「くる〜ず」で「ホントに歩く東海道」のプレゼント
 
神奈川中央交通の情報誌「くる〜ず」は、毎号、神奈中エリアの史跡探索やウォーキングの記事がありますが、本日9月13日発行の(2013年秋47号)は、東海道平塚宿・大磯宿の特集です。ウォークマップ「ホントに歩く東海道第2集」のエリアで、参考図書として紹介されています。→こちら 
 「バスでつなぐ小さな旅」のスタートは、相模川沿いの馬入の渡し跡。東海道を平塚新宿、本宿と進み、高麗山を見ながら金目川を越えて、大磯町に入ります。化粧坂を過ぎ、大磯江戸見附跡がゴールです。
 「ホントに歩く東海道 第2集」(保土ヶ谷〜平塚・大磯)のマップNo.8とともにぜひ歩いてみてください。11月には大磯宿場まつりもあるようです。
 「くる〜ず」は、神奈中バス車内の他、営業所やサービスセンター、小田急線の各駅でもらえます。
 2013年秋47号では、「ホントに歩く東海道第2集」のプレゼントもあります。ぜひ「くる〜ず」を手に入れて、ご応募ください。


散歩かふぇちゃらぽこさんの古地図散歩会
 
弊社のマップや未知の道シリーズの本を大宣伝・販売してくださっている中野区の散歩かふぇちゃらぽこさんで、9月から毎月1回ぐらいずつ古地図散歩会が開催されます。私は藤沢周平の「用心棒日月抄を歩く」に今年の春参加しましたが、大山詣に行く人たちが水垢離をした場所や、江ノ島道に立派な道標を建てた杉山検校を祀る江島杉山神社など、大山道とつながるものがあってとても面白かったです。身近で、行ったことはあるけど気がかないものが多いのが東京ですが、専門家に案内していただきながら廻ると、いろいろなものとつながります。
 直近では、9月28日(土)に「駒込・本郷を歩く」があります。
 ガイドは、『東海道五十三次 四百年の歴史をあるく』などの著書がある岡本永義さんです。
 (本の表紙についての解説が面白い http://okamoto.u.cnet-ta.ne.jp/bronzestatues.html
 集合:10時JR山手線田端駅。解散:17時ごろ JR山手線他上野駅
 参加費2000円

 詳細とお申し込みは、ちゃらぽこさんのブログをどうぞ
 http://sanpocafe.exblog.jp/20320557/
 岡本さんの9月28日の紹介ページ
 http://tokaidorekishi.hatenablog.com/entry/2013/09/05/020240


両国橋近くの石尊垢離場跡。

2013年4月29日の写真
もっとすてきなものもたくさん見ました。

江島杉山神社にも岩やがあります。

岩やの中。白いものは蛇の素焼きです。


岡本永義さんの歩く人のための東海道講座
 
ちゃらぽこさんの古地図講座でガイドを務められる岡本永義さんは、さまざまな場所で東海道の講師をされています。有隣堂戸塚カルチャーセンターでは、「歩く人のための東海道講座」が開講されていて、「東海道を歩いている人やこれから歩こうと思っている人を対象に、ガイドブックなどに載っている定番の見どころからあまり知られていない隠れた名所まで、その由来となった歴史や伝承を物語りつつ紹介していく講座」だそうです。何度も東海道を往復されている足で感じられている岡本さんならではの内容です。
 9月29日(日)は、この体験講座があり、525円でどなたでも参加できるとのことです。ぜひこの機会にいかがでしょうか。

 詳細はこちら
 http://tokaidorekishi.hatenablog.com/entry/2013/09/04/094117

 他の岡本さんの講座や活動
 http://tokaidorekishi.hatenablog.com/


柏尾通り大山道・田村通り大山道のツアー
 
7月にも書きましたが、おすすめなので、再度ご案内いたします。
 トラベル日本さんで、柏尾道/田村道を歩くツアーが今年の11月から始まり、現在参加者を募集中です。『キャーッ! 大山街道!!』がテキストの予定で、一度歩かれた方も、これから歩こうと考えられている方も、いかがでしょうか。全4回で、各回ごとにお申し込みができます。

 ウォーキング・トレッキング:柏尾道・田村道を歩く
 第1回 戸塚〜長後(神奈川県横浜市戸塚区〜藤沢市)
     2013年11月1日(金)・2日(土)・5日(火)
 第2回 長後〜門沢橋(神奈川県藤沢市〜海老名市)
     2013年12月3日(火)・6日(金)・7日(土)
 第3回 門沢橋〜愛甲石田(神奈川県海老名〜厚木市)
     2014年1月7日(火)・10日(金)・11日(土)
 第4回 愛甲石田〜伊勢原(神奈川県海老名〜伊勢原市)
     2014年2月1日(土)・4日(火)・7日(金)

詳細・お申し込みは下記、トラベル日本さんのページをご覧ください。
http://www.travelnippon.co.jp/tour/walking/category70/index.html


秦野の大山道を歩く 2013年10月19日
 
10月19日(土)に「第19回全国報徳サミット秦野市大会」というのがあり、その事業の一環として、秦野市の大山道を歩くイベントがある、とまほら秦野みちしるべの会さんから教えていただきました。蓑毛から富士道(大山道)を歩いて、秦野市東公民館まで行くルートをまほら秦野道しるべの会さんが案内して歩くとのことです。詳細がわかりましたらまたお知らせします。とりあえず、日程だけご関心のある方はご予定ください。


佐藤誠四郎作陶展@小田原
 
KAZESAYAGE<平地編> 第13号第14号にご執筆いただいた佐藤誠四郎さんは、神奈川県清川村で道子窯とギャラリー工房「すえろまる」を営まれています。9月25日〜小田原市で個展を開かれます。清川村の土と信楽の土を混ぜて作られたやきものは、佐藤さん手作りの穴窯で焼かれるとなんとも言えない絶妙な色が醸し出されるのだそうです。生活雑器から花器、抹茶茶碗まで多数展示があるそうです。

 会期:2013年9月25日(水)〜9月30日(月) 火曜休み
 時間:10時〜18時(最終日16時まで)
 場所:お堀端画廊(小田原駅東口徒歩5分)
    小田原市本町1-1-36
    http://www.0465.net/omise/toubi/index.html#noscript;

 KAZESAYAGE<平地編>13号プレ発行号
 http://www.fujinsha.co.jp/kazesayage/heichi/hei13sato.html

 

 昨年、二度ほど工房にお邪魔し、作陶体験をさせていただきました。ろくろは難しかったですが、土を触っていると無心になれて気持ちがすっきりしました。佐藤さんは陶芸教室も開かれています。
 また佐藤さんは美しい版画も彫られ、展示会には壁面に飾られるとのことです。


佐藤さんに手伝っていただいて、できた作品。
とても嬉しいです。

134▼(こ)2013年8月22日(木)

「ホントに歩く東海道 第4集」(箱根関所〜元吉原)発行します
 
ウォークマップ「ホントに歩く東海道 第4集」(箱根関所〜元吉原)が8月26日にできあがります。第4集では、箱根西坂を下り、三島、沼津、原、元吉原とバラエティのある道風景が続きます。 ぜひ注文ください。


池上真由美さんの講演会のお知らせ(@川崎市大山街道ふるさと館)
 
KAZESAYAGE<平地編>にもご執筆いただいております歴史研究家の池上真由美さんが9月に大山街道ふるさと館で講演をされます。春日局と大山の不動明王という刺激的なテーマです。

講師:池上真由美
内容:春日局と不動明王信仰
日時:2013年9月14日(土)9時〜12時
会場:大山街道ふるさと館(川崎市高津区溝口3-13-3 最寄駅田園都市線高津・溝の口駅)
   2階イベントホール
定員:60名 先着順
参加費:無料
申込 :8月10日〜 電話(電話:044-813-4705、FAX:044-814-0250、窓口で)

大山街道ふるさと館さんの当該ページ
http://furusatokan.web5.jp/archives/733

家康が将軍職を退いて後、後継ぎ問題で騒動が起きて いますが、三代将軍に家光が定まるまで乳母の春日局 が、大山寺の不動明王に足繁く参詣したと言われます。願い成就のため、江戸から多数の品を寄進もしたと いわれる春日局と不動明王のつながりについて、講師の池上氏に熱く語っていただきます。(大山街道ふるさと館チラシより)


133▼(こ)2013年7月18日(木)

神奈川新聞、中平龍二郎さんの大山街道に関する記事
 
『ホントに歩く大山街道』『キャーッ! 大山街道!!』の著者・中平龍二郎さんから、「神奈川新聞に記事が出たようです」というご連絡をいただいたのが6月25日、なかなか都内では神奈川新聞を見ることができず、中平さんからご郵送いただき、本日やっと拝見することができました。「ひらめきの道 大山街道」というリレー連載のようで、中平さんは第6回、第7回を担当されたようです(このあとも続くのかは確認できていません)。隔週火曜日掲載です。地形と大山街道の関係が記されていて大変興味深いです。6回が目黒の大坂、7回が厚木の自然堤防のお話で、両方とも青山道(矢倉沢往還)の話題なので、今後、『キャーッ! 大山街道!!』の柏尾、田村、平塚などの大山道の話題も出ればいいなあと期待しています。第6回と7回の記事をアップします。

「神奈川新聞」2013年6月25日(火)
「ひらめきの道 大山街道」6 中平龍二郎「目黒の大阪 上り下りが続く難所」


この記事の大山街道の個所は、『ホントに歩く大山街道』24〜26ページに詳しく書かれています。

「神奈川新聞」2013年7月9日(火)
「ひらめきの道 大山街道」7 中平龍二郎「古道 自然堤防で水害回避」

 この記事の大山街道の個所は、『ホントに歩く大山街道』156〜157ページ、168〜169に詳しく書かれています。

 また、自然堤防に関しては、『キャーッ! 大山街道!!』85〜90のコラム「相模平野の微地形」に関連記事があります。


柏尾通り大山道・田村通り大山道のツアー
 
トラベル日本さんで、柏尾道/田村道を歩くツアーが今年の11月から始まり、現在参加者を募集中です。『キャーッ! 大山街道!!』がテキストの予定で、一度歩かれた方も、これからと考えられている方もいかがでしょうか。全4回で、各回ごとにお申し込みができます。

 ウォーキング・トレッキング:柏尾道・田村道を歩く
 第1回 戸塚〜長後(神奈川県横浜市戸塚区〜藤沢市)
     2013年11月1日(金)・2日(土)・5日(火)
 第2回 長後〜門沢橋(神奈川県藤沢市〜海老名市)
     2013年12月3日(火)・6日(金)・7日(土)
 第3回 門沢橋〜愛甲石田(神奈川県海老名〜厚木市)
     2014年1月7日(火)・10日(金)・11日(土)
 第4回 愛甲石田〜伊勢原(神奈川県海老名〜伊勢原市)
     2014年2月1日(土)・4日(火)・7日(金)

詳細・お申し込みは下記、トラベル日本さんのページをご覧ください。
http://www.travelnippon.co.jp/tour/walking/category70/index.html



132▼(こ)2013年7月9日(火)

「発掘された日本列島2013」展開催のお知らせ
 
かながわ考古学財団の天野賢一さんから、遺跡調査報告会のご案内をいただきました。
 同財団で発掘調査された発表・展示会が江戸東京博物館であります。
 大山道と関係の深い上粕屋、石倉の研究発表を天野さんがされます。

 遺跡発表会「発掘された関東の遺跡2013」
 日 時:平成25年7月13日(土) 10:30から14:40まで
     (天野さんの発表 伊勢原市「上粕屋・石倉中遺跡」は
                       14:10〜14:35)
 会 場:東京都江戸東京博物館 1階会議室(入場券不要・入場無料)
     (東京都墨田区横網1-4-1/
      JR総武線 両国駅西口下車 徒歩3分
      都営地下鉄大江戸線 両国駅(江戸東京博物館前) A4出口 徒歩1分)
     http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/access/guide/index.html

 13日の発表会のチラシ →こちら

 また、同会場にて有料となりますが、「発掘された日本列島展2013」も開催されているそうです(7月25日まで)。
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/exhibition/project/2013/6/index.html


131▼(こ)2013年6月1日(土)

ホントに歩く東海道第3集発行
 
5月20日(月)に「ホントに歩く東海道 第3集」(大磯〜箱根関所)ができあがり、先週半ばぐらいから常備書店様ではご販売いただいております。大変遅くなり、読者の方にはご迷惑をおかけしました。
 できあがりと同じ20日に「日本経済新聞」で「ホントに歩く東海道」が紹介されました→こちら。(以下、2013年5月28日の更新日記を転載)蒲原宿の旧家志田邸(静岡市清水区)のご主人の紹介と合わせての記事で、弊社にはもったいないくらいの記事です。記事のおかげで、北海道や大分県からも客注の電話があったのには驚きました。
 志田さんは4月17日に「東海道57次・中山道67次交流館」を邸内に開き、各宿場町のパンフレットや歴史や文化、現状など旧街道にまつわる資料を展示しているそうです。東海道を進んで行くに従っていろいろな方と交流できることを願っています。
東海道57次・中山道67次交流館のページ
http://kanbarasyuku.com/index.html


測量の日関連のイベント
 
未知の未知シリーズやウォークマップをご販売いただいている日本地図センターさんに、「ホントに歩く東海道 第3集」を納品に行った折、6/3は測量の日ということで(現在の測量法が昭和24年6月3日(法律第188号)に制定されたことにちなむそうです)、それに合わせたイベントがあると教えて頂きました。今年は測量の日制定25周年とのことです。地図と測量の科学館さんの売店でも、弊社のウォークマップ等をご販売いただいていると、うかがっています(多分)。

「2013「測量の日」特別企画 地図と測量で広がる世界」
日時:2013年6月2日(日)9時30分〜16時30分 ※雨天決行
場所:地図と測量の科学館(つくば市 国土地理院内)(http://www.gsi.go.jp/GIS/CONTACT-g-kotu.html
詳しくは下記の地図と測量の科学館さんのページをご覧ください。
http://www.gsi.go.jp/MUSEUM/

「くらしと測量・地図」展
日時:2013年6月5日(水)〜6月7日(金)10時30分〜19時(最終日は18時まで)
場所:新宿駅西口広場イベントコーナー
内容:東京スカイツリーからの眺望・今昔 /江戸の都市原景観の再現/明治時代を記録した地図
   伊能大図と測量隊の測量機器/地図で探る東京都の変遷/風景を一変させた自然災害
   東京都液状化予測図の展示//東京時層地図デモ/ 測量教育機関の展示
   登記・測量の無料相談コーナー/地図・測量関連書籍等の販売コーナーなど
詳しくは下記の東京都のページをご覧ください。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/EVENT/2012/04/21m4q300.htm

●「江戸時代かながわの旅−道中記の世界」後期展示
 
神奈川県立歴史博物館で行われております江戸時代の旅案内「道中記」の特別展示ですが、後期日程の展示が開催中です。
 同館のミュージアムショップで、ウォークマップや大山街道の書籍をご販売いただいていますが、マップ、書籍ともに追加のご注文をいただき、大変嬉しいです。特に『キャーッ! 大山街道!!』の追加は、今回の展示に即した内容だと思いますが、嬉しいものでした。6月23日(木)まで。ぜひご覧ください。

 会期:2013年5月22日(水)〜6月23日(日)(後期)
 時間:9:30〜17:00
 観覧料:900円(一般)、600円(二十歳未満・学生)、100円(高校生以下・65歳以上)
 場所:神奈川県立歴史博物館(横浜市中区南通仲通5-60)
 特別展のホームページ
 http://ch.kanagawa-museum.jp/tenji/toku/toku.html


130▼(こ)2013年5月16日(火)w


ホントに歩く東海道オムライス?!
 
お世話になっている東高円寺の散歩かふぇちゃらぽこさんで、オムライスを頼むと、「ホントに歩く東海道」ノボリがお子様ランチのように立って出てきます。
 もちろんノボリより、おいしいオムライスを食べにぜひ行ってみてください。壁にはウォークマップも大展示中です(販売も)。街道関連の資料も充実しています。

散歩かふぇ ちゃらぽこさんのホームページ
http://www.charapoko.com/

イベント案内。散歩会や講座の案内など、面白い企画多数
http://www.charapoko.com/event


行われている散歩会のレポートなども壁に貼られていて、見ていて飽きません。


感激の大ディスプレー。

一度にたくさん頼むと店長さんが大変かもしれません。。

カレーにも立ててもらえます。お願いすれば多分何にでも立ててもらえます。


129▼(こ)2013年4月30日(火)


●「江戸時代かながわの旅−道中記の世界」
 
神奈川県立歴史博物館で、江戸時代の旅案内「道中記」の特別展示が開催されています。
 神奈川県に9個所ある東海道の宿場からは、杉田、金沢八景、鎌倉、江ノ島、大山、箱根など、江戸から楽しめる身近な名所が数多くありました。同展示では、道中記の他、浮世絵他の資料で「江戸時代のかながわの旅」に誘ってくれるそうです。
 弊社のウォークマップや大山街道の本も同館のミュージアムショップで販売中です。
 6月1日には、落語「大山詣り」の記念落語会があります(要申込)。

 会期:2013年4月27日(土)〜5月19日(日)(前期)
    2013年5月22日(水)〜6月23日(日)(後期)
 時間:9:30〜17:00
 観覧料:900円(一般)、600円(二十歳未満・学生)、100円(高校生以下・65歳以上)
 場所:神奈川県立歴史博物館(横浜市中区南通仲通5-60)
 特別展のホームページ
 http://ch.kanagawa-museum.jp/tenji/toku/toku.html


128▼(こ)2013年4月24日(水)


創作落語「大山詣り(上)」
 
大山みちの会の竹澤様よりご案内いただきました。

 落語「大山詣り」は、大山詣りの道中にケンカというルール違反をした熊さんたちが坊主になる話がメインですが、今回、せたが家志ん金さんが上演されるのは、その前、大山に行く話だそうで、本当の大山詣りです。竹沢さんがあたためててきた構想を志ん金さんに半年前に相談の末作られた力作で、今回が本邦初公開です。また、他の演者の方もみな上手だそうです。ぜひ足をお運びください。

「第6回せたが家鷺草落語会」
主催:世田谷信用金庫落語研究会
日時:2013年5月22日(水)6時開場、6時半開演
場所:北沢タウンホール(東京都世田谷区北沢2-8-18 下北沢駅南口徒歩4分)
   http://kitazawatownhall.jp/map.html
入場料:500円 全席自由(入場料の20%を世田谷区を通じて東日本大震災の義援金として寄付するそうです)


127▼(こ)2013年4月12日(金)

編集日誌の名前を変更しました
 
この編集日誌は、『ホントに歩く大山街道』を作成中に始めたため、「大山街道の本」編集日誌という名称でしたが、最近は国道412号線や東海道など大山街道以外のものも含む内容になってきて、名称を変更しました。でも、大山街道は思考の基本になっているので(つながりも)、内容的には大山街道が多いかと思います。今後ともどうぞよろしくお願いします。


石倉橋の大山道標の変遷についての講演会
 
伊勢原市大山町のこま参道で食堂(中村屋)を営まれており、長年地元の大山道を研究されている宮崎武夫さんが、石倉橋の大山道標についての講演をされます。この道標は多くの大山道が合流する石倉橋のシンボル的な存在ですが、現在、この道標は伊勢原ジャンクション建設のため、移動になっています。「ひらつかみち」「はたのみち」「青山道」「田村」など多くの地名が四角柱の四面に刻まれているこの道標は、その向きが正しくなるように置かれるのはどこなのか、という研究を宮崎さんはされていて、その経緯と推論をKAZESAYAGE<平地編>第13号にご寄稿いただきました。大変刺激的な内容です。今日のご連絡でアナウンスが遅くなってしまいましたが、山帰り道標という宮崎さんの新しい視点のお話は興味深いものがあると思います。ぜひ、ご都合のつく方は行ってみてください。

日 時:2013年4月13日(土)10時〜
場 所:伊勢原市中央公民館3階B会議室(伊勢原市東大竹1-21-1)
 http://www.city.isehara.kanagawa.jp/education/institution/chuo_kouminkan.html
演 者:宮崎武夫氏
内 容:石倉の不動尊座像道標について


126▼(こ)2013年3月15日(金)


横浜市旭区の歴史ウォーク「中原街道沿いの史跡探訪と追分・矢指市民の森を歩く 7.1キロ」参加者募集中
 
旭ガイドボランティアの会さん主催のウォークです。寒い1月2月の冬眠(?)があけ、春を迎え活動開始第一弾です。

日 時:2013年3月30日(土)小雨決行
集合場所及び時間:相鉄三ツ境駅 午前8時30分
解散場所:上白根(大池公園)
参加費:300円(保険代ほか)

申し込み方法:ファクスかはがきでのご応募になります。( 旭ガイドボランティアの会さんのホームページ参照)
       締め切り=2013年3月22日
お問い合わせ先:旭区生涯学習支援係 電話 045-954-6095

主なコース:三ツ境駅→野境道→矢指谷遺跡→追分・矢指市民の森→一里塚・岩船地蔵尊・見晴らしポケットパーク→球中原街道→都岡郡役所跡→日蓮大菩薩→指差し観音→小池後→上白根大池公園

今回のツアーは、横浜市旭区発行のマップ「あさひ散歩4」とのことです。http://www.city.yokohama.lg.jp/asahi/madoguchi/chishin/chikatsu/asahisanpo.html
からご覧いただけます。

旭ガイドボランティアの会さんのホームページ
http://asahi-sanpo.jimdo.com/


125▼(こ)2013年3月11日(月)


●まほら秦野みちしるべの会さんのミニ講座

 日時:2013年3月17日(日) 10:30〜12:00
 場所:秦野市北公民館(秦野市菩提354番地の3)電話:0463-75-1678
 内容:特別講座「道祖神・ワンダーワールド」
    講師:武 勝美
 秦野のおはなしに詳細↓
 http://echo-take.sakura.ne.jp/story/story.htm
 
 http://www.city.hadano.kanagawa.jp/kita-ko/index.html

  まほら秦野みちしるべの会さんホームページ http://mahora-hadano.sblo.jp/


●伊勢原の雨岳文庫さんで、大山講のビデオ上映会

 日時:2013年3月16日(土) 午前の部:10時/午後の部:1時
 場所:雨岳文庫(伊勢原市上粕屋862 http://www.ugakubunko.com/htdocs/?page_id=25
 内容:記録ビデオ上映会『今に続く昭和の「大山講」』
    講師:佐藤健氏(相模大山先導師、伊勢原市文化財保護委員)
 定員:30名
 電話・申し込み:0463-95-0002(山口様)
 チラシのpdf→http://ugakubunko.com/htdocs/?action=common_download_main&upload_id=3130  
   


124▼(こ)2013年2月16日(土)


●神奈川県考古学会 考古学講座「文明開化の考古学」

 かながわ考古学財団の方から考古学講座のご案内をいただきました。

 日時:平成25年3月2日(土)9:50〜16:40
 場所:横浜市歴史博物館 講堂(横浜市営地下鉄線「センター北駅」より徒歩5分)
    http://www.rekihaku.city.yokohama.jp/riyou/ryo02.html
 入場無料・資料代実費
 内容:幕末横浜開港期の歴史資料等から近代の様相を探る。
 講演:「文明開化の考古学」櫻井準也 氏
 そのほか、「発掘された横浜外国人居留地」「新橋駅の考古学」
  「浮世絵に見る文明開化と横浜」「東海道藤沢宿の調査について」
  「横浜生まれのフランス瓦」の講演を予定しています。
 問い合わせ先:080-5061-5265(天野様)

 http://www.koukokanagawa.net/302.html

 また、横浜市歴史博物館では、企画展「千歯こき〜こうして横浜へやってきた」も3月24日まで開催中で、こちらも興味深い展示です。

 http://www.rekihaku.city.yokohama.jp/kikak/detail.php?ak_seq=117

●大山街道フェスタ

 明日、2月17日、川崎市高津区で行われる大山街道フェスタ「大山街道物産市」で、大山みちの会さんが出展するブースで大山街道の本とウォークマップを販売させていただきます。東海道第二集が間に合えばと思っていたのですが、間に合いませんでした。当日は、消費税サービスで販売いたします。

 日時:平成25年2月17日(日)10:30〜14:30
 場所:溝口緑地(高津図書館前)

 溝口緑地では、みちの会さんの他に、伊勢原市、酒販組合、三河屋(あゆせんべい)、また豚汁や赤飯などの販売ほか、フリーマーケットが開催されます。
 他の大山街道フェスタ会場では、高津神社、二子神社では湯豆腐のふるまい、また、興味深いところでは、「梅の種とばし大会」というのがあるようです。
 天気もよいようですので、ぜひ足をお運びください。

川崎市高津区「高津の隣人まつり 大山街道フェスタ」のページ
http://www.city.kawasaki.jp/takatsu/page/0000029544.html
 

●横浜でラテンライブ
 
当日誌No.123でお知らせしたゴスペルライブに引き続き、シンガーのChieさんからラテンライブのご案内をいただきました。「パワフルで愛あふれる強力メンバーと共にお届けします☆こんなラテン、あんなラテン、様々な雰囲気の中でHotになって頂きましょう♪どうぞ、楽しい一夜をご一緒に!」

 日時:2013年3月16日(土) Open 18:30 Start(1st)19:30 (2nd)21:00
 場所: Live & Dining Hey-JOE 横浜市神奈川区鶴屋町3-32-24
    http://www.ne.jp/asahi/hey-joe/yokohama/
    045-313-3631
 料金:予約 \2,500 当日 \2,800
 出演:Chie(Vo)、植木啓示(G,Live&Music Arrenger)、成澤功章(Key)
    高 健太郎(B)、西村悟志(Ds)、松井イチロー(Perc)


123▼(こ)2013年2月1日(金)


●平塚通り大山道を歩く 行ってきました!
 
以前、お知らせしました東高円寺の散歩かふぇちゃらぽこさんの企画で、平塚から大山道を歩いて、宿坊に泊まって大山に登るというツアー、面白かったです。
 20名近くで平塚から矢崎通り大山道を歩いて、宿坊に泊まって、大山の山頂まで行ったなんて、なんだか夢みたいな話でした。また、宿坊でご神教歌を聴いたり、参加者の自己紹介(街道遍歴)などをうかがい、大変濃密な時間でした。私は怠慢でまだまとめられませんが、多くの方が記録をアップされています。取り急ぎ下記の方々のブログからご覧ください。トゥギャッターから、他の参加者の方の記録も見られると思います。

散歩かふぇちゃらぽこさんのブログ
http://sanpocafe.exblog.jp/18357067/

トゥギャッター「ちゃらぽこ散歩会・平塚通り大山道を歩く!」
http://togetter.com/li/439128

齋藤勢吾さんのブログ

http://saiseigo1.blogspot.jp/2013/01/blog-post_14.html

http://saiseigo1.blogspot.jp/2013/01/blog-post_4506.html

●伊勢原市No.123 遺跡見学会開催のお知らせ
 
かながわ考古学財団の方から見学会のご案内をいただきました。
 日時:平成25 年2 月9 日(土) 10:30〜11:30/13:30〜14:30
 場所:伊勢原市比々多神社そば 

 詳しくは下記をご覧ください。

 http://kaf.or.jp/iseharashino-123isekikengakukai/

●伊勢原の雨岳文庫さんで、大山にまつわるさまざまな行事があります。
 
2013年3月3日(日)10 :00〜11:30
  『伊勢原石像物調査報告会』櫻井勇氏(伊勢原市文化財協会会長)
 2013年3月3日(日)13 :30〜15:00
  『二の鳥居と上粕屋村』川島敏郎氏(伊勢原市文化財保護委員)
 2013年3月16日(土)10 :30〜/13:30〜 
   記録ビデオ上映会『今に続く昭和の「大山講」』
   佐藤健氏(相模大山先導師、伊勢原市文化財保護委員)  
 2013年3月24日(日)13 :30〜15:00
  『相模人形芝居公演』公演 重要無形民俗文化財 林座(200円)
 2013年3月1日〜31日 菜の花畑公開/菜の花畑散策。
            雨岳文庫資料館『地代官山口作助出府の旅』(100円)
 記載のないものは無料。
 問い合わせ先 0463-95-0002(雨岳文庫、山口様方)
 雨岳文庫ホームページ http://www.ugakubunko.com/htdocs/index.php

●まほら秦野みちしるべの会さんの秦野の大山道・古道のマップ展示があります。
 
日時:2013年2月15〜28日 8:30〜17:00
 場所:秦野市北公民館(秦野市菩提354番地の3)入口ロビー
 http://www.city.hadano.kanagawa.jp/kita-ko/index.html

 3月17日(日)にミニ講演会の予定。
 まほら秦野みちしるべの会さんホームページ http://mahora-hadano.sblo.jp/

●横浜でゴスペルライブ
 
ちょっと大山や街道とは関係ありませんが・・大山のおひざもと伊勢原でエネルギッシュに活動されている齋藤勢吾さんからの情報です。齋藤さんによると「県立博物館の職員の「智恵さん、ウン歳位」が横浜で今年も誕生日ライブを行います。ラテンミュージックです。アマチュアですがバイタリティーの満ちた歌を歌います。また、バンドが最高です」。ご興味のある方はぜひ。

 日時:2013年2月10日 Open 18:00 Start(1st)19:00 (2nd)20:30
 場所: Live & Dining Hey-JOE 横浜市神奈川区鶴屋町3-32-24
    http://www.ne.jp/asahi/hey-joe/yokohama/
    045-313-3631
 料金:予約 \2,500 当日 \2,800


122▼(こ)2012年12月26日(水)


●轟二郎さんのラジオ番組、大山へ(2012年12月27日放送)
 
11月6日と8日、FMカオンさんの「轟二郎のごいっしょしましょう!そうしましょう!」でウォークマップ「ホントに歩くR412」のご紹介をいただきましたが、そのご縁で、このたび、二郎さんが大山に行かれるという放送が明日、あります。
 伊勢原市観光協会の市川さんと、大山こま参道の食堂・土産物店中村屋さん(釜飯がおいしい)の宮崎武夫さんのお二人にご協力いただき、番組でまわる場所の選定とお手配をしていただきました。私も収録に同行させていただいたのですが、市川さんは仕事柄PRのお仕事には慣れていらっしゃるとはいえ、堂に入ったお話ぶり、また宮崎さんも車の道案内をしながら大山の歴史を紹介され、すごい方達だと改めて感じました。

 お豆腐の大山総合食品さん、米屋きゃらぶき本舗さん、大山まんじゅう本舗良弁さん、宿坊おおすみ山荘さんをお訪ねしました。どのお店でもとても興味深いお話を、二郎さんとの楽しいやりとりの中でうかがうことができ、大変面白い放送になっていると思います。

 大山に行く方、何度も行かれた方も、きっといろいろな発見があると思います。おおすみさんのお話は、大山信仰や宿坊などについて、コンパクトにまとめられていて、素晴らしかったです。ぜひお聞きください。

★放送日
2012年12月27日(木)19時〜20時
★再放送日
2012年12月30日(日)16時〜17時

番組名:「轟二郎のごいっしょしましょう!そうしましょう!」
放送局:FMカオン FM84.2MHz
  (可聴地域=海老名市・厚木市・座間市、綾瀬市、伊勢原市、寒川町の一部)
FMカオンHP
http://www.fmkaon.com/

 そして、(こ)も12月28日(金)のラジオで大山街道の本と文教堂さんのPRをする予定です。
 こちらもぜひお聞きいただければうれしいです。

★放送日
2012年12月28日(金)14時10分頃

番組名:「ホッ!とタイム」
放送局:FMカオン FM84.2MHz

★インターンネットのサイマルラジオでも聞くことができます。

サイマル放送の聴き方(PC編)(FMカオンさん」ホームページより)
http://ameblo.jp/kaonrajio/entry-11298145479.html

サイマル放送の聴き方(スマートフォン編)(FMカオンさん」ホームページより)
http://ameblo.jp/kaonrajio/entry-11298151753.html


できたてのお豆腐を試食する轟二郎さん@大山総合食品


米屋さんのさまざまな商品。手作りの苦労話も感動しました。

良弁大山まんじゅう。1個80円。大人気の大山みやげです。

おおすみ山荘さんで昔の写真の説明を聞きました。


●平塚通り大山道を歩く(終了しました)
 
東高円寺の散歩かふぇちゃらぽこさんの企画で、平塚から大山道を歩いて、宿坊に泊まって大山に登るというツアーが発表されました。個人では泊まりづらいイメージのある宿坊に泊まり、街道に興味のある人たちと一緒に大山を満喫しませんか。また、なかなか聞くことのできないご神教歌を拝聴する時間も読者の方のお力添えにより実現しました(※ご神教歌=仏教のご詠歌の神道版のようなもの。大山復興の祖、権田直助が作った)。

 日程:2013年1月12日(土)〜13日(日) 
 集合場所:JR平塚駅 朝9時
 行程:13日 平塚駅〜徒歩〜大山の宿坊着、宿泊・新年会
    14日 大山の宿坊〜大山山頂(登山は自由参加とのことです)下山、17解散予定
       朝9時ごろ、登頂前に宿坊のおかみさんたちに伝わるご神教歌を聴く予定です。

 費用:14000円(宿泊費、1日目の夕食(+宴会)、2日目の朝食、昼食(おにぎり))
 申し込み:2013年1月5日ぐらいまでにちゃらぽこさんか弊社にお願いします。

 散歩かふぇちゃらぽこさんの業務日誌に詳しい内容がございますのでこちらをご覧ください。
 http://sanpocafe.exblog.jp/18279997/

 ご質問等ございましたら、お問い合わせください。

 問い合わせ先:散歩かふぇちゃらぽこ
        メール:pachira@sanpocafe.com
        弊社:メール info@fujinsha.co.jp

 平塚からの大山道ですが、歩く前に『キャーッ! 大山街道!!』をぜひご覧ください。ウォークの楽しみもきっと倍増します! 散歩かふぇちゃらぽこさんでも販売中です。弊社からの直送、また文教堂さんはじめ書店さんでもお求めいただけます。


121▼(こ)2012年12月4日(火)


●用賀初心者大歓迎! ディープに歴史 用賀ツアー 参加者募集中(終了しました)

 世田谷区用賀のハロー*ようがさん主催のウォークです。大山街道の宿場街でもあった用賀の奥深い街を細かく歩いていく、地元の商店街さんならではの企画です。ぜひお出かけください!


↑イベントのチラシ

 ご担当者、平井さんからのメッセージです。
「今度のまちあるきは、用賀のまちかどの何気ないところにある歴史に注目します。
 今はもう無い、神社や溜池、用水路跡などから、昔の用賀の面影を訪ねていきましょう。用賀名主邸跡にもお邪魔する予定です。(当日変更の可能性あり)
 普段よりディープな歴史に触れてみませんか。みなさまのご参加お待ちしております。」

 日 時:2012年12月8日(土)10:00〜12:00
 集 合:ハロー*ようが(東京都世田谷区用賀4-12-14)
     http://www.yoga-machidukuri.com/ 
    (ここから「アクセスマップ」をご覧ください)
 コース:(用賀神社→)八幡社跡→東條英機邸跡→田中橋→
     東京組(ショールーム)【SBS23階からの眺望】(→無量寺)
     京西小脇庚申塔→洗い場→用賀名主邸跡【屋内見学予定(当日変更有)】
     本村稲荷→天神公園(→陸軍衛生材料廠→追分)→
     よーがや→ハロー*ようが【用賀商店街のよっきーがお出迎え】

 募集人員:定員15名(要申し込み)
 費  用:500円

 ※小雨決行

 問い合わせ・申し込み先
 ハロー*ようが 電話・ファックス 03-5797-9530
 (年中無休、10:00〜18:00受付)


「まほら秦野みちしるべ」イラストマップ展
 
KAZESAYAGE<平地編>でお世話になっているまほら秦野みちしるべの会さんのマップ展示会があります。今月中に1回、来年1月半ばから2週間ほどの2回です。ぜひお出かけください。秦野の古道をたんねんに調べられ、イラストマップに凝縮されています。マップとともに場所場所の写真も一緒に展示されます(と思います。いつもそうなので)

●東公民館祭 2012年12月15日(土)
       9時30分〜15時

       場所:秦野市立東公民館図書室(イラストマップの展示場所)
       小田急線秦野駅からバスで東田原バス停下車。
       くず葉台経由藤棚行、くず葉台経由神奈川病院行
       http://www.city.hadano.kanagawa.jp/higashi-ko/akusesu.html       

●秦野市立本町公民館での展示とミニ講座
       展示
       期間:2013年1月13日(日)〜1月31日(木)
       場所:秦野市立本町公民館ロビー
       秦野駅徒歩15分
       http://www.city.hadano.kanagawa.jp/honcho-ko/index.html

       活動報告会
       日時:2013年1月13日(日)14時〜15時
       内容:「大山道の道標について」その他
       場所:秦野市立本町公民館音楽室(2F)
       
       ミニ講座
       2012年1月 13日(日)、27日(日)13時30分〜
       場所:秦野市立本町公民館ロビー

     
 まほら秦野みちしるべの会ホームページ
 http://mahora-hadano.sblo.jp/


120▼(こ)2012年11月29日(木)


横浜市旭区の歴史ウォーク「鶴ヶ峰の史跡を訪ねて 重忠ゆかりの地・白根公園を歩く」参加者募集中
 
 
11月25日まで畠山重忠の特別企画展が横浜市歴史博物館で開催されていましたが、その畠山重忠の史跡を訪ねるコースです。

 このコースのねらいは、

 1この地に散った畠山重忠公の史跡を訪ねる。     
 2紅葉を迎えた白根公園の歴史探訪。
 3江戸時代・昭和時代の道・川の改修事業を考える。

 ということです。ご興味のある方はぜひ。

日 時:2012年12月15日(土)小雨決行
集合場所及び時間:相鉄鶴ヶ峰駅 午前8時30分
解散場所:相鉄鶴ヶ峰駅
参加費:300円(保険代ほか)

申し込み方法:ファクスかはがきでのご応募になります。( 旭ガイドボランティアの会さんのホームページ参照)
       締め切り=2012年12月11日
お問い合わせ先:旭区生涯学習支援係 電話 045-954-6095

主なコース:鶴ヶ峰ココロット→鎧の渡し緑道→首塚→重忠公碑・さかさ矢竹→矢畑・腰巻→すずり石水跡→薬王寺・六つ塚→鶴ヶ峰神社→駕籠塚→白根地区センター→白糸の滝(大滝)→万葉の歌碑(防人の歌)行者の滝(小滝)→蛇塚→白根不動尊→白根村道橋改修碑→帷子川分水路→帷子川親水緑道→鶴ヶ峰駅

今回のツアーは、横浜市旭区発行のマップ「あさひ散歩3」とのことです。http://asahi-sanpo.jimdo.com/旭ガイドボランティアの会/ウォーキングコース/
からご覧いただけます(リンクがうまく張れないので上記アドレスをペーストしてご覧ください)。

旭ガイドボランティアの会さんのホームページ
http://asahi-sanpo.jimdo.com/

ウォークマップ「ホントに歩く東海道 第1集」発行
 
12月15日に発売予定です。大山道ではないですが、大山道とはまた違った歩きと発見のある道です。何よりびっくりしたのは、東海道を歩いている、という人の多さです。大山道のときは、歩く人がいるのかなと不安になるほどでしたが、東海道は、大人数のグループや個人、また走っている人など、多くのウォーカーさんとすれ違いました。やはり街道の王様です。第1集は、日本橋〜保土ヶ谷までですが、保土ヶ谷宿の手前で『キャーッ! 大山街道!!』収載の保土ヶ谷通り大山道の入口、追分も通り、また違った目で大山道を感じることができると思います。

 ウォークマップ「ホントに歩く東海道 第1集」
 本体980円+税
 2012年12月15日発売予定

東海道の講座 以前にもご案内しましたが、『歩いて見て楽しむ平成東海道五十三次』『東海道五十三次四百年の歴史をあるく』の著者・岡本永義さんが、定期的に東海道の講座をされています。大変密度が濃く、興味深い内容です。散歩かふぇちゃらぽこさんや、品川宿の品川宿交流館などで開催中です。また散歩かふぇちゃらぽこさんではさまざまなウォークイベントを企画されています。こちらもぜひどうぞ。

岡本永義さんの東海道講座のページ
http://tokaidorekishi.hatenablog.com/entry/2012/11/08/120314

散歩かふぇ ちゃらぽこさんのホームページ
http://www.sanpocafe.com/

イベント案内
http://www.sanpocafe.com/ibentoannai.html


119▼(こ)2012年11月9日(金)

「ホントに歩くR412」がラジオで紹介されました。再放送のご案内
 

 11月6日と8日、FM「FMカオン」さんの「轟二郎のごいっしょしましょう!そうしましょう!」でウォークマップ「ホントに歩くR412」の見所ポイントをめぐるラジオ番組が放送されました(No.117、2012年10月30日の項参照)。前編・後編と2回に分けて、二時間もの放送という大変ありがたいものでした。
 私は「助っ人」として二郎さんに同行しましたが、話すのが苦手な上、話す内容もまとめていなかったこともあり、声がうわずって必死な感じだけは伝わったと思います。対して文教堂R412店の太田店長さんは落ち着いているね、と番組を友人何人もから言われましたが、本当にその通りでウォークマップの紹介なども簡潔にされいて、感心するばかりでした。取材自体は二郎さんやスタッフの方々、文教堂さんのおかげで大変楽しく、貴重な経験になりました。
 同行していただいた郷土史家の中丸武夫さんにはいろいろな場面でフォローしていただき、また、厚木市郷土資料館さんでは急だったにもかかわらず、大変丁寧に展示物についての説明をしていただきました。「後家殺し」という脱穀する機械の説明が面白かったです。
 番組で、マップのプレゼントもあります。下記のカオンさんのブログと合わせてご覧ください。

 もし、まだお聞きでなくて、聞いてみたいなと思われた方は、明日と明後日に再放送がございますので、ぜひどうぞ!

再放送日
2012年11月10日(土)16時〜17時(6日放送分・前編)
2012年11月11日(日)16時〜17時(8日放送分・後編)
番組名:「轟二郎のごいっしょしましょう!そうしましょう!」
放送局:FMカオン FM84.2MHz
  (可聴地域=海老名市・厚木市・座間市、綾瀬市、伊勢原市、寒川町の一部)
FMカオンHP
http://www.fmkaon.com/


★インターンネットのサイマルラジオでも聞くことができます。

サイマル放送の聴き方(PC編)(FMカオンさん」ホームページより)
http://ameblo.jp/kaonrajio/entry-11298145479.html

サイマル放送の聴き方(スマートフォン編)(FMカオンさん」ホームページより)
http://ameblo.jp/kaonrajio/entry-11298151753.html

★番組のブログなどでも紹介していただいております。

11月6日「轟二郎のご一緒しましょう!そうしましょう!」ホントに歩くR412前篇
http://ameblo.jp/kaonrajio/entry-11397972167.html

11月8日「轟二郎のご一緒しましょう!そうしましょう!」ホントに歩くR412後篇
http://ameblo.jp/kaonrajio/entry-11399561749.html 

プレゼント!「ウォークマップ ホントに歩くR412」のご案内
http://ameblo.jp/kaonrajio/entry-11399344458.html


118▼(こ)2012年11月1日(木)

厚木市郷土資料館で大山縁起絵巻が公開

 厚木市郷土資料館さんでは、第15 回特別展「あつぎ 縁起書の世界 神さま仏さまのプロフィール」と題する展示が始まります。大山の宿坊から借りてきた大山縁起絵巻も公開され大変貴重な機会です。


展示準備中のところを特別に見せていただきました。絵がとても精細できれいでした。絵巻なので、日替わり?でずらして展示していくそうです。
 また、資料館エントランスには厚着しないの地神や庚申、山の神様などの掛け軸が比較展示されていて、大変興味深いです。 
 資料館は11月6日放送のFMカオンさんのラジオにも郷土資料館は登場されます。R412歩きのついでに、ぜひお立ち寄りください。

エントランスの掛け軸。地神様と庚申様が合体している絵図があったり。

会 期:2012年11 月3日(土・祝)〜12 月16 日(日)

「厚木市郷土資料館NEWS165」(こちらにも展示の詳細が書かれています)
http://www.city.atsugi.kanagawa.jp/shiminbenri/kosodatekyoiku/bunkazai/tsutaeru/news/d021082_d/fil/1211.pdf

〒243-0003 厚木市寿町3-15-26
開館時間:9時〜17時(入館は16時30分まで)
http://www.city.atsugi.kanagawa.jp/facilities/culture/shiryoukan/p005409.html

上粕屋・石倉中遺跡(大山道周辺部の発掘調査)の研究発表

 かながわ考古学財団が発掘調査遺跡のされた発表・展示会が横浜市歴史博物館であります。大山道と関係の深い西富岡、上粕屋、石倉の研究発表もあります。現在開催中の畠山重忠展と合わせて、横浜市歴史博物館(http://www.rekihaku.city.yokohama.jp/)を訪れてみてはいかがでしょうか。

 第36回 神奈川県遺跡調査・研究発表会
 日 時:2012 年11 月17 日(土)10時〜16時45分
 会 場:横浜市歴史博物館 講堂
     (横浜市都筑区中川中央 1-18-1)

 伊勢原市 上粕屋・石倉中遺跡〔大山道周辺部の発掘調査〕 発表会のチラシ →こちら

 また、11月10日にも神奈川県埋蔵文化財センターで発表会・展示会があります。


117▼(こ)2012年10月30日(火)

「ホントに歩くR412」がラジオで紹介されます
 

ウォークマップ「ホントに歩くR412」がラジオ番組で紹介されます。
 神奈川県海老名市のコミュニティFM「FMカオン」さんの「轟二郎のごいっしょしましょう!そうしましょう!」という番組です。
 以前8月31日に、「ホッ!とタイム」という番組では文教堂R412店さんの店長さんが出演され、本マップをご紹介いただきましたが、今度は、轟二郎さんが実際に「ホントに歩くR412」の見所のいくつかを回り、レポートする1時間番組です。
 文教堂R412店さん(厚木市林)からスタートし、厚木の渡し、厚木市郷土資料館、木売場、青蓮寺、うとう坂を回り、二郎さんの軽妙なトークでご紹介します。厚木の郷土史家の方、また弊社編集部の者(恥ずかしながら私)も同道しました。○○街道という名がある道ではありませんが、R412の旧道の魅力がきっとが伝わると思います。ぜひお聞きください。

放送日:2012年11月6日(火)と8日(木)、2回に分けての放送
    両日とも19時〜20時
番組名:「轟二郎のごいっしょしましょう!そうしましょう!」
放送局:FMカオン FM84.2MHz
  (可聴地域=海老名市・厚木市・座間市、綾瀬市、伊勢原市、寒川町の一部)
FMカオンHP
http://www.fmkaon.com/


★インターンネットのサイマルラジオでも聞くことができます。

サイマル放送の聴き方(PC編)(FMカオンさん」ホームページより)
http://ameblo.jp/kaonrajio/entry-11298145479.html

サイマル放送の聴き方(スマートフォン編)(FMカオンさん」ホームページより)
http://ameblo.jp/kaonrajio/entry-11298151753.html

田村通り大山道を通って江戸をめざすウォーク第1回終了
 
No.116でご紹介した伊勢原の文化財ウォーク、10月27日に開催されました。参加者とスタッフ計50名と大盛況だったようです。

雨岳文庫さんのレポート
http://www.ugakubunko.com/htdocs/index.php?action=pages_view_main&active_action=bbs_view_main_post&post_id=354&block_id=34#_34

大山道を歩く 三軒茶屋〜用賀参加者募集中
 
世田谷区用賀の大山みちおこし委員会さん主催のウォークです。在住の方が案内する濃い内容。

 日 時:2012年11月17日(土) 午前9時〜12時
 集 合:午前9時、東急田園都市線三軒茶屋駅中央改札前
 コース:大山道道標⇒旧大山道(蛇崩川緑道)⇒宗圓寺⇒
     品川用水 ⇒ 休憩(駒沢地区会館) ⇒ 駒沢給水所
     ⇒石田氏水車跡⇒ 用賀神社(4キロ、二時間半を予定)
 解 散:12時頃(用賀神社)

 主 催:大山みちおこし委員会
 募集人員:15名(要申し込み)
 費  用:200円(保険、資料代)

 ※小雨決行

 問い合わせ・申し込み先
 ハロー*ようが 電話・ファックス 03-5797-9530まで
 (水曜日を除く、10:00〜18:00受付)
 担当:平井様 メールアドレス:natsuko.h*gmail.com  (*を@に変えてください)

権田直助の企画展@毛呂山町歴史民俗資料館 
 
大山復興の祖と言われる権田直助の没後125周年を記念して、生誕の地、埼玉県毛呂山町の資料館で企画展が行われています。
 KAZESAYAGE<平地編>に何度か執筆いただいている斉藤勢吾さんから、伊勢原に住んでいながら大山にゆかりのある直助のことをぜんぜん知らず、調べ始めたらすごい人物だった、ということを教えていただきました。医者で、国学を学び、尊皇攘夷運動にも参加、大山阿夫利神社の神官になり、また、日本で最初に句読点に関する本を出版したという、多才な方だそうでびっくりしました。斉藤さんにはKAZESAYAGE<平地編>に直助についてご寄稿いただいております(No.14掲載予定)。
 秋の毛呂山町観光もかねていかがでしょうか。

 権田直助没後125年記念企画展「郷土に残る国学者権田直助の足跡」
 会期:平成24年10月14日(日)〜11月16日(金)まで
 会場:毛呂山町歴史民俗資料館 特別展示室

 開館時間:午前9時から午後5時まで
 休館日:毎週月曜日、祝日の翌日、臨時休館日、年末年始
 入館料:無料
 所在地:埼玉県入間郡毛呂山町大類535番地
 電話:049-295-8282 

 毛呂山町歴史民俗資料館ホームページ
 http://www.town.moroyama.saitama.jp/www/genre/0000000000000/1000000000500/index.html

 資料館アクセスマップ
 http://www.town.moroyama.saitama.jp/www/contents/1286944133798/index.html


116▼(こ)2012年10月18日(木)

田村通り大山道を通って江戸をめざすウォーク、参加者募集中 『キャーッ! 大山街道!!』のコラム「二の鳥居と山口家住宅」(222ページ)でご紹介した伊勢原市で雨岳文庫資料館を運営されている山口匡一さんのご先祖、山口作助は、旗本間部詮昌の地代官を務めていました。その職務で頻繁に江戸と伊勢原を往復していたそうです。山口家に残されている古文書でその出張の様子が詳しく記録されていて、それをもとに、このたび山口作助が歩いた道を三年間かけて歩くという企画を立てられました。
 伊勢原市上粕屋から、田村通り大山道を通り、東海道を経て、江戸本所に至る行程を8回に分けて歩くそうです。
 まず第一回目が、10月27日(土)にあります。に掲載の田村道と同じで、大山をめざすのではなく、大山から出発ですので、『キャーッ! 大山街道!!』をの田村道のコースとも重なります。専門のガイドの方のお話を聞きながらたどると、さらに発見の多い歩きとなると思います。

 第1回文化財ウォーク 「早朝、自宅を発つ」《伊勢原の上粕屋から平間まで》

 今回募集の日時:2012年10月27日(土)午前9時から午後3時まで
 集 合:午前9時、神奈中バス大山ケーブル行「石倉橋」バス停
 コース:石倉不動堂跡⇒旧山口家跡⇒大山山(おおやまさん)二の鳥居 ⇒
     山口家住宅と雨岳文庫資料館 ⇒ 七五三引・五霊神社 ⇒ 片町不動堂
     ⇒伊勢原大神宮⇒伊勢原村(伊勢原宿) ⇒ 小田急線 伊勢原駅⇒
     三福寺 ⇒ 大山道標 ⇒ 沼目・八坂神社 ⇒ 三観寺 ⇒ 東円寺
 解 散:午後3時頃 神奈中バス・「東沼目」バス停

 主 催:伊勢原市文化遺産活用実行委員会
    ( 担当:NPO法人雨岳文庫を活用する会 )
 後 援:伊勢原市教育委員会

 募集人員:45名(先着順)
 費  用:無料
     
 募集期間:2012年10月1 日(月)〜10月25日(木)まで
 受付時間:18:00〜21:00
 申込み先:電話0463 -95-0002(雨岳文庫 山口)

※ 雨天の場合:当日の午前の降水確率が40%以上(NHK総合、横浜=午前6時)の場合は、翌週の土曜に延期する。翌週も、40%の場合は中止とする。

http://www.ugakubunko.com/htdocs/?action=common_download_main&upload_id=2726

□文化財ウォーク「地代官山口作助が歩いた道」の日程

1
2012年10月27日(土) 早朝、自宅を発つ」《伊勢原の上粕屋から平間まで 5.7km
2
2013年3月2日(土) 田村の渡しで相模川を越える 6km
3
2013年5月25日(土) 四ツ谷から藤沢宿へ 5.1km
4
2013年9月28日(土) 戸塚宿と大山道(戸田道)の追分 5.2km
5
2014年1月25日(土) 相模・武蔵国境を越え保土ヶ谷宿へ 5.2km
6
2014年5月24日(土) 浦島伝説の神奈川宿を行く 3.2km
7
2014年9月27日(土) 江戸の入口、品川を行く 4.8km
8
2015年1月24日(土) 日本橋から本所旗本間部邸へ 3.7km

 また、雨岳文庫さんでは、「家族そろって お茶の作法体験」というお茶や茶道具の説明と、頂き方を体験する企画の参加者も募集中です。今度の日曜日10月21日です。子ども無料、大人500円。

 詳しくは下記のページをご覧ください。
 http://www.ugakubunko.com/htdocs/?action=common_download_main&upload_id=2725

横浜市旭区の歴史ウォーク「帷子川に沿って鶴ヶ峰から和田町へ」参加者募集中 先週、参加させて戴いた横浜市旭区の旭ガイドボランティアの会さん主催の歴史ウォークですが、11月10日の参加者を募集中です。今までは、旭区の散策マップ「あさひ散歩」に沿ったウォークだったそうですが、今回の「帷子川に沿って歴史散策 鶴ヶ峰から和田町へ」は会のオリジナルコースです、と、先日熱くご紹介いただきました。
 このコースのねらいに掲げられている「帷子川の治水の歴史」が面白そうです。前回の鶴ヶ峰から二俣川までのコースでもご案内いただきましたが、帷子川は下流にいたるまで大規模な改修を重ねていて、なおかつ、旧河道が残っているところもあります。HPに掲載されている地図を見ると(うまくリンクが張れないので、こちらのアドレスをコピーして、読み込んでください「http://asahi-sanpo.jimdo.com/旭ガイドボランティアの会/帷子川の流れと共に和田町へ/」のコース地図をクリックすると拡大されます)、昭和59年頃の帷子川はすごく蛇行していたのがわかります。

日 時:2012年11月10日(土)
集合場所及び時間:相鉄鶴ヶ峰駅 午前8時30分
解散場所:相鉄和田町駅
参加費:300円(保険代ほか)

申し込み方法:ファクスかはがきでのご応募になります。( 旭ガイドボランティアの会さんのホームページ参照)
       締め切り=2012年11月2日
お問い合わせ先:旭区生涯学習支援係 電話 045-954-6095

主なコース:鶴ヶ峰駅→帷子川親水緑道→帷子川分水路→田原橋公園・水車小屋跡→逆田橋公園→西谷地区センター→保土ヶ谷の田んぼ元気村→随流院→両郡橋→蔵王高根神社→仏向・杉山社→正福院→仏向町石塔→和田村道橋改修碑→和田地蔵→和田駅

今回のツアーのご案内(こちらのページにコースの概要と見所の詳細が載っています。うまくリンクが張れないので、以下のアドレスをコピーして、読み込んでください)
 http://asahi-sanpo.jimdo.com/旭ガイドボランティアの会/帷子川の流れと共に和田町へ/

旭ガイドボランティアの会さんのホームページ
http://asahi-sanpo.jimdo.com/


115▼(こ)2012年10月13日(土)

横浜市旭区の歴史ウォーク、参加してきました 本日、10月13日、横浜市旭区の旭ガイドボランティアの会さん主催の歴史ウォークに参加してきました。非常に面白かったです。午前8時半出発、11時半終了という短時間ながら、発見の多いウォークでした。びっくりしたのは、72名も参加者があり、それを来た順番に班に分けて出発、分単位のタイムスケジュールを各班の担当リーダーの方達が守りながら案内をされていることでした。せかすわけでもなく、トイレ休憩などもはさみながら、きっちり予定通りゴールするのには感心しました。
 鶴ヶ峰駅を出発して、今は改修された帷子川の旧河道(今は緑道の公園になっている)を歩いたのが面白かったです。その後、相州道(保土ヶ谷通り大山道)に入り、旧厚木街道につながる二俣川でゴールとなりました。 
 村境になんとなく桜を植える習慣が残っているとか、公園の名前のいきさつなど、地元のガイドの方ならではの情報も多かったです。相州道も、新たな発見がありました。
 旭ガイドボランティアの会さんの今後のイベントのご案内をいただきましたので、週明けにアップいたします。

ド定番!用賀商店街まちあるきツアー 大山街道(青山道)の宿場である世田谷区用賀のまちあるきツアーのご案内です。これは、20日にある中平龍二郎さんの講演会なども企画されている、ハロー*ようがの平井さんが、用賀を中心に、郷土史や史跡を巡るツアーです。街道を歩いているだけだと、街道という線は見ますが、そこにつながる線の奥というところは、なかなか行きませんし、行ったとしても通るだけということが多いと思います。私も以前平井さんのまちあるきツアーに参加させていただいたことがありますが、通っていたこんな近くにこんなものが!という発見がいっぱいありました(2010年6月23日の記事)。
 ご担当の平井さんに用賀商店街まちあるきツアーのおすすめポイントを教えていただきました。こういうツアーをきっかけに、街道の楽しみ方が増えるといいですね。

「今回は、お肉屋さんのお惣菜や、地元の酒屋さんの地名にちなんだお酒、
 レトロな雰囲気の喫茶店がお店でつくっている和菓子などをご紹介いたします。
 ここはユーミンも来るというお店で、店内にもいろろな色紙が飾ってあります。
 普段なかなか聞けないお店と色紙の関係もきけるかも!?
 既に知っている方も、知らない方も、日常のちょっとした?を発見いただければと思います。」

日  時:2012年10月27日(土)10:00〜12:00
ツアー名:ド定番!用賀商店街まちあるきツアー
参加費:500円
コース:東京組(ショールームSBSタワー23階からの眺め)→無量寺→いらか道→肉の小島
    →食彩花ダート(総菜店)→飯島旅館跡→ミナト(食事・和菓子)→玉電用賀駅跡
    →用賀神社→追分→用賀高砂屋(酒屋)→真福寺→ハロー*ようが

問い合わせ・申し込み先
ハロー*ようが 電話03-5797-9530まで(水曜日を除く、10:00〜18:00受付)
担当:平井様 メールアドレス:natsuko.h*gmail.com  (*を@に変えてください)

http://www.yoga-machidukuri.com/まちあるきのページ/

過去のツアーの記事
http://nikotama.keizai.biz/headline/376/


114▼(こ)2012年10月9日(火)

横浜市旭区の歴史ウォーク(相州道) 10月13日(土)に横浜市旭区の相州道を中心とした歴史ウォークが開催されます。旭区政誕生40周年記念で作られた「あさひ散歩」という散策マップがあります(全5冊 こちらでダウンロードできます→http://www.city.yokohama.lg.jp/asahi/madoguchi/chishin/chikatsu/asahisanpo.html)。その5番目の古道編「銘木と石仏・石塔を訪ねて(6.4キロ)」のコースを旭ガイドボランティアの会の方が案内してくださいます。
 このコースは、『キャーッ! 大山街道!!』の柏尾通り大山道の中で紹介している保土ヶ谷通り大山道にも重なります。実は、先日、保土ヶ谷通り大山道を再現調で歩いていたときに、たまたま声をかけた方がガイドボランティアの会の方で、今夏のウォークのご案内もいただきました。不思議なご縁というかラッキーでした。
 今回のコースの三反田稲荷神社手前からゴールの二俣川駅までは、ほぼ保土ヶ谷通り大山道のルートです。一人でまわるとなかなか見られない仏像なども見られるそうですし、各ポイントの詳しい説明も聞くことができます。

日 時:2012年10月13日(土)
集合場所及び時間:相鉄鶴ヶ峰駅 午前8時30分
解散場所:相鉄二俣川駅
参加費:300円(保険代ほか)

申し込み方法など、締め切りが過ぎておりますので、お問い合わせください。
お問い合わせ先:旭区生涯学習支援係 電話 045-954-6095

主なコース:鶴ヶ峰駅→帷子川親水公園→トロッコ道→禅道庵跡→タブノキ→椚谷公園→三反田稲荷神社→西岸寺→神奈川坂神明社→宮沢学舎跡→三佛寺→二俣川駅(距離 約6.4km)

今回のツアーのご案内
http://asahi-sanpo.jimdo.com/旭ガイドボランティアの会/ガイド公募中/

旭ガイドボランティアの会さんのホームページ
http://asahi-sanpo.jimdo.com/


●中平龍二郎さんの講演会があります 10月20日(土)、大山街道や大山の自然と歴史などに関する講演を『ホントに歩く大山街道』『キャーッ! 大山街道!!』の著者、中平龍二郎さんが世田谷区用賀でされます。入場無料、ご都合のつく方はぜひご参加ください。

日  時:2012年10月20日(土)14時〜(約90分)
会  場:世田谷区役所用賀出張所3階活動フロアー
    (東京都世田谷区用賀二丁目29番22号)
     田園都市線用賀駅東口徒歩5分
アクセス
http://www.city.setagaya.lg.jp/shisetsu/1201/1232/d00006101.html

入場無料・先着30名

問い合わせ先:大山みちおこし委員会(ハロー*ようが
       電話・FAX 03--5797-9530


113▼(こ)2012年10月1日(月)

横浜市歴史博物館「畠山重忠」展
 2012年10月13日(土)〜11月25日(日)、横浜市歴史博物館さんで「特別展 畠山重忠 横浜・二俣川に散った武蔵武士」が行われます。畠山重忠は、鎌倉時代、源頼朝に仕えた武士ですが、北条時政の陰謀により二俣川で滅ぼされた、という人物です。たまたま昨日歩いた保土ヶ谷通り大山道の途上に二俣川があり、大変身近に感じました。(保土ヶ谷通り大山道は『キャーッ! 大山街道!!』の柏尾通り大山道の項に収載しております)
 期間中、畠山重忠の故知や遺跡を訪ねるバスツアーもあるようです。展示内容や講演については、博物館のHPをご覧ください。

 展示期間:2012年10月13日(土)〜11月25日(日)
 展示場所:横浜市歴史博物館企画展示室
 料  金:一般400円(常設展とのセット600円)

 横浜市歴史博物館さんのHP
 http://www.rekihaku.city.yokohama.jp/

 企画展のページ
 http://www.rekihaku.city.yokohama.jp/kikak/detail.php?ak_seq=115


発掘調査成果発表会
 
何回かご案内していますが、かながわ考古学財団さんが発掘調査されている平成24年度の神奈川県内の遺跡調査の発表・展示会が2回に分けて行われます。大山道と関係の深い西富岡、上粕屋、石倉などの展示もあるそうです。(2012年10月3日追加)

 かながわ考古学財団の方から今回のみどころを教えていただきました。

「展示会の見所は旧石器時代・縄文〜近代まで盛りだくさんです。
上粕屋・石倉中遺跡の明治染め付け便器も展示します。(意外と人気があります。)
発表会の見所は、上粕屋・石倉中遺跡の大山道に関連する遺構はもちろんですが、
馬場綿内谷戸遺跡の江戸時代の道や小原台堡塁跡の砲台(戦跡遺跡)も必見です。
ご存じ西富岡・向畑遺跡も含め、いずれの遺跡の屈指の成果があります。」

 

 第1回発表会・展示会 
 発表会:平成24(2012)年10月13日(土)9:30〜15:40
 展示会:平成24(2012)年10月11日(木)〜10月13日(土)9:00〜17:00
  ※ただし10月13日(土)のみ9:00〜16:00
 場 所:あーすぷらざ http://www.earthplaza.jp/

 第2回発表会・展示会 
 発表会:平成24(2012)年11月10日(土)10:00〜15:15
 展示会:平成24(2012)年11月10日(土)9:00〜16:00
 場 所:神奈川県埋蔵文化財センター 3F http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f6656/

 ※第2回については、申し込みが必要です。

※大山街道周辺部の発掘調査(上粕屋・石倉中遺跡)については、第2回の神奈川県埋蔵文化財センターさんでの発表会で報告があるようです。

※小原台堡塁跡(明治時代の国防施設・東京湾要塞)も第2回の神奈川県埋蔵文化財センターさんでの発表会のようです。

 発表遺跡・展示遺跡の詳細
 http://kaf.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2012/07/2012seikahappyo.tenji_.pdf

 かながわ考古学財団さんのページ
 http://kaf.or.jp/nishitomiokakengakukai2012/


112▼(こ)2012年8月24日(金)
ウォークマップ「ホントに歩くR412」が出来上がりました 8月25日から厚木市の文教堂R412店さんで販売を開始します。ぜひお店で実物をご覧ください。弊社への直接注文もできます。 →詳しくはこちら

厚木市郷土資料館の東海道分間絵図 厚木市郷土資料館さんには上記ウォークマップ「ホントに歩くR412」にもご協力いただきましたが、現在、2階の展示室で「東海道分間絵図」が展示されています。江戸から京都までの東海道の絵図ですが、江戸中期に遠近道印作、菱川師宣作図で作られたものです。
 郷土資料館の学芸員の方によると、机上旅行ができるくらい縮尺がかなり正確だそうです。弊社の蛇腹マップによく似ており、地図の東西南北の向きを変えながら江戸〜京都を5分冊にまとめています。


厚木市郷土資料館内の掲示(ぼけてしまってすみません)

 大山と富士山の絵が、その見えた地点ごとに描かれ、大変面白いとのこと。絵図と同じ地点の歌川広重の「五十三次名所図会」も並べて展示してあり、比較して見ると大変興味深いです。

 資料館は、「R412」のルートの近くです。ぜひ、「ホントに歩くR412」を手に歩きながら、訪れてみてください。

〒243-0003 厚木市寿町3-15-26
開館時間:9時〜17時(入館は16時30分まで)
http://www.city.atsugi.kanagawa.jp/facilities/culture/shiryoukan/p005409.html


111▼(こ)2012年8月14日(火)
東海道の講座 大山街道ではなく東海道。でも密接な関係がある両者です。『キャーッ! 大山街道!!』に収載した7つの大山道は、東海道の宿場や立場が起点となっています。東海道を経て大山道に入った人もたくさんいたのです。
 『歩いて見て楽しむ平成東海道五十三次』『東海道五十三次四百年の歴史をあるく』の著者・岡本永義さんが、定期的に東海道の講座をされています。場所は東高円寺にある「散歩かふぇ ちゃらぽこ」さんです。だいたい木曜日の夜に開催されていて、ときどき、土曜日にもリバイバル講座として再度開講もします。ちゃらぽこさんは、「散歩やウォーキング、旅を愛する人のための、休憩地・拠点・情報基地・交流の場として東高円寺に作ったカフェ」です。店内には街道に関する資料も多く、閲覧することができます。また、毎月第3土曜日に「街道ウォーカーの集い」という催しも開催されています。

□今後の予定(2012年8月6日現在)
2012年 8月23日(木) 蒲原宿〜由比宿
    8月30日(木) 浜松宿〜舞坂宿
    9月1日(土) 東海道講座リバイバル
    9月6日(木) 東海道人物伝 平家物語の人々
    9月20日(木) 知立宿〜宮宿 +桶狭間合戦
    9月27日(木) 土山宿〜石部宿


時間 午後7時30分から(東海道リバイバルは午後3時と午後5時から)
場所 散歩かふぇちゃらぽこ アクセス
費用 ワンドリンク付き1500円
予約 不要。開始時間ころに「散歩かふぇちゃらぽこ」さんまでおいでください。

□岡本永義さんの「東海道 歩き旅情報」今後の東海道講座
http://tokaidorekishi.hatenablog.com/entry/2012/08/06/142007

□岡本永義さんのホームページ
http://d.hatena.ne.jp/tokaidorekisi/

□散歩かふぇ ちゃらぽこさんのホームページ
http://www.sanpocafe.com/

 講座はちゃらぽこさんの「小上がり」で行われており、岡本さんは一時間半、正座を崩しません。私も数回参加させていただきましたが、他の受講生のみなさんも真剣で、私も緊張して正座で受けていますが、ビールを飲みながら(ワンドリンクが受講料に含まれる)だんだん足を崩す→最後はあぐら、になります。岡本さんの足で稼いだ東海道の案内は密度が濃く、あっという間に時間が過ぎます。撮りためられた写真を見ながらその土地土地の人物の話や迷いそうなポイントなども織り交ぜながら進んで行きます。

 これから歩こうという方、もう何度か踏破された方など、参加者もさまざまで、みなさんのお話を聞くのも勉強になります。歩いた方もこれからチャレンジという方も、一度のぞいてみてはいかがでしょうか。もちろん、ちゃらぽこさんにコーヒーを飲みに行くだけでも、ぜひどうぞ!


110▼(こ)2012年7月1日(日)
第9回地図ふぇすに行ってきました 本日、日本地図センターさんで行われていた「第9回地図ふぇす」を見に行きました。「地図で見る日本の五街道」というテーマで、主要五街道の地図がフランス式彩色地図と現在の地形図で並べられて展示してありました(部分)。大山街道(青山通り大山道)も同様に展示されていましたが、2万分の1縮小だと2mぐらいに収まり一目で見ることができ、なんだか衝撃でした(かなり道も拾えています)。下の売店では、街道の本特集がされていて、弊社の『ホントに歩く大山街道』『キャーッ! 大山街道!!』「ホントに歩く大山街道ウォークマップ」も目立つように展示してくださっていました。ありがとうございます。


109▼(こ)2012年6月29日(水)
日本地図センター第9回地図ふぇす 6月29日(金)〜7月1日(日)、目黒区の日本地図センターさんで「第9回地図ふぇす」が開催されます。地図センターオリジナル商品の割引販売や目の前の大橋ジャンクションの見学会もあるそうです。
 今回の展示テーマは、「地図で見る日本の五街道」。普段は土日祭日がお休みなので、訪れやすい機会だと思いますのでぜひどうぞ。弊社の未知の道シリーズとウォークマップも販売しています。

日本地図センターさんの「第9回地図ふぇす」のページ
http://www.jmc.or.jp/event/fes9/index.html


108▼(こ)2012年6月6日(水)

西富岡・向畑遺跡発掘現場に行ってみよう! 6月1日(金)、かながわ考古学財団の天野賢一さんのご案内で、伊勢原市の西富岡・向畑遺跡の発掘現場を見学させていただきました。伊勢原市には多くの遺跡 が存在するそうですが、この西富岡・向畑遺跡は縄文時代、旧石器時代の遺構や埋没谷などもあり、貴重な発見が多くなされています。
 発掘現場東側に8mまで掘り進んだ現場が見下ろせる「古代の遺構・夢見る広場」と名付けられた眺望台が設けられています。発掘作業が行われている日は眺望台からの見学が可能です。現在発掘調査中の貴重な遺跡の現場を見ることができるチャンスです。
 眺望台の中には、第二東名や伊勢原ジャンクションなど、この発掘の発端となった工事区域の概要や、これまでにこの遺跡で発掘された土器などの遺物や発掘状況などを説明したパネルが貼られています。多くの方がもくもくと作業をしている様子もご覧になれると思います。

 現場は、八王子通り大山道のすぐそばです。石倉橋の遺跡では、近世の大山道の遺構が発掘されていました。この遺跡は大山道とは直接関係ありませんが、平安時代に通られた道の跡やけもの道の跡のようなものも見せていただきました。そして何より、ここから見る大山は雄大で、気持ちが晴れ晴れします。ぜひ足をお運び下さい。

 場所:神奈川県伊勢原市西冨岡120
   (県道63号線、西富岡交差点そば)
   伊勢原駅北口から神奈川中央交通バス日向薬師行き乗車「専修大学入口」バス停下車徒歩5分

 眺望台開放予定日:6月の平日(雨天時は閉鎖、雨天時以外も閉鎖の場合あり)
 ※2012年9月末日まで開放予定とのことです(2012年6月14日補足)

 かながわ考古学財団さんのページ
 http://kaf.or.jp/nishitomiokakengakukai2012/

 伊勢原市文化財サイト(埋蔵文化財発掘調査展望施設「古代の遺構・夢見る広場」が開設されました)
 http://www.city.isehara.kanagawa.jp/bunkazai/joho/event.htm

ウォークマップR412制作中! 「ホントに歩く大山街道ウォークマップ」青山道に引き続き、神奈川県の中央を南北に貫く国道412号線、R412の旧道をたどるマップを作成中です。不完全ですが、取り急ぎ「R412」のページを作成しました。文教堂R412店さんでは、すでに前宣伝を開始。プレッシャーというか、気合いが入ります。何度か取材で歩いていますが、アップダウンあり、石造物あり、宿場のなごりのある町も通り、大変面白い道です。→こちら

QRコード、作りました↓

地図ふぇす 6月29日から7月1日に、目黒区の日本地図センターさんで、地図フェス「日本の五街道」が行われるそうです。詳しい情報がわかりましたら、またご案内いたします。


107▼(こ)2012年3月21日(水)

歴史みちを歩く受講生募集中 鎌倉古道、大山みち、中原往還など、武蔵・相模の古道や旧街道の魅力を案内する講座。『ホントに歩く大山街道』『キャーッ! 大山街道!!』の著者中平龍二郎さんや、中平さんもそうですが、KAZESAYAGE<平地編>にご執筆いただいている池上真由美さんらが講師を務める歴史古道を歩く講座が、4月から開講されるそうです。大山道だけでなく大山道とつながりの深い古道歩きで、興味深い内容です。

第1回 2012年4月17日 (火)柏尾通り大山道 講師:中平龍二郎
第2回 2012年5月15日 (火)鎌倉古道(鎌倉付近) 講師:清水克悦
第3回 2012年6月12日 (火)中原往還 家康ゆかりの小杉御殿跡 
    講師:池上真由美
第4回 2012年9月11日 (火)鎌倉古道 (東村山付近) 講師:津波克明

受講料:4回分まとめて、6000円(資料代、保険料込み)。
    各施設の入場料・拝観料などは各自負担。
定  員:20名
申込方法:往復ハガキで講師の池上真由美さんに郵送。
     〒213-0033 川崎市高津区下作延2-16-12 池上真由美
     ハガキには、往の裏面に、住所、氏名、年齢、電話番号を明記。
     ハガキが到着次第講座料金の振込先をお知らせします。
締  切:2012年3月30日(金)

詳しいチラシの画像は→こちら

文化財ウォーク 伊勢原・岡崎地区 4月1日(日)に伊勢原市岡崎の旧道を歩く文化財ウォークが開催されます。いせはら歴史解説アドバイザーの案内で、八幡神社、岡崎城址、乙女地蔵などを回る約5.5?のコースです。『キャーッ! 大山街道!!』に収載されている矢崎通り大山道にも出てくるポイントもあります。

日  時:2012年4月1日(日)9時30分〜15時30分(小雨決行)
集合場所:伊勢原市立中央公民館
コース:市立中央公民館→自徳院→山王塚→八幡台石器時代住居跡→八幡神社→光明院→伊勢原南公民館→岡崎城址(無量寺)浄泉院→腰取神社→福寿池→乙女地蔵→芳圓寺→大句バス停
定  員:30人
申  込:電話か直接担当課へ
受付開始日:2012年3月12日から
費  用:50円(傷害保険料)
問合わせ:伊勢原市教育委員会教育部 文化財課
     電話 0463-94-4711 内線5216,5217  

いせはら文化財サイト
http://www.city.isehara.kanagawa.jp/bunkazai/joho/event.htm


106▼(こ)2012年3月4日(日)

伊勢原市遺跡調査報告会 3月10日(土)13時から16時半に伊勢原市教育委員会主催、平成23年度 伊勢原市遺跡調査報告会が開催されます。伊勢原市教育委員会文化財課の諏訪間さんからお知らせをいただきました。本編集日誌No.105でご案内した2月中旬にあった遺跡展示にも関連しますが、石倉橋に集中する近世大山道がどのように通っていたか、手がかりになるような発見の報告を聞ける大変貴重な会になると思います。

日時:2012年3月10日(土)
   13時〜16時半
場所:伊勢原市立図書館・子ども科学館 2階 AVホール
   (伊勢原市田中76番地)
   http://www.lib-isehara.jp/
報告遺跡:
   ・ 西富岡・向畑遺跡
   ・ 上粕屋・石倉中遺跡
   ・ 上粕屋遺跡群
   ・ 三ノ宮・木津根遺跡
  ・ 東大竹・市場遺跡第9地点
   ・ 石田・細屋遺跡第6地点 など
問合せ先:伊勢原市教育委員会 教育部 文化財課
  電話 0463-94-4711 内線5216,5217

いせはら文化財サイト
http://www.city.isehara.kanagawa.jp/bunkazai/joho/event.htm

大山道の写真展開催中 昨年9月〜12月の間に、神奈川県やまなみ地区(伊勢原・厚木・秦野・愛川・清川)企画で一般公募していた「平成の大山街道、大山みち」の写真展が開催中です。本当はもっと早くアップしたかったのですが、申し訳ありません。実は私(こ)の写真もあります(まだ見たことがないのですが)。本編集日誌でも呼びかけておきながら、自分で何もしないうちに期間終了となってしまったのですが、KAZESAYAGE<平地編>などでお世話になっている斉藤勢吾さんが、応募してくださいました。

以下の場所・日時で開催中です。

2012年 2月 1日〜9日 厚木市役所 1階市民ホール
http://www.city.atsugi.kanagawa.jp/facilities/city/office/p004773.html

2012年 2月 10日〜20日 秦野市役所 1階ロビー
http://www.city.hadano.kanagawa.jp/koho/shise/shokai/soshiki/access/access.html

2012年 2月 21日〜29日 伊勢原市役所 1階展示コーナー
http://www.city.isehara.kanagawa.jp/isehara_info/infomation_access.htm

2012年3月1日〜9日 愛川町文化会館 1階展示コーナー
http://www.town.aikawa.kanagawa.jp/shisetsu/pub/pub_03.html

2012年3月14日〜23日 清川村生涯学習センターせせらぎ館 1階展示室
http://www.town.kiyokawa.kanagawa.jp/shisetsu/gyosei/seseragi.html

2012年3月26日〜4月3日  厚木合同庁舎本館1階
http://www.pref.kanagawa.jp/div/0023/


105▼(こ)2012年2月17日(金)

石倉橋中遺跡と大山道の展示
 
伊勢原市中央公民館で、国道246号線バイパス建設工事にともなう発掘調査の展示が、本日2月17日(金)から19日(日)まで行われているそうです。発掘に伴い、昔の大山道の遺構が発見され、その遺構跡を地図に落とした展示があるそうです。

日時:2012年2月17日(金)〜19日(日)
   10時〜17時
場所:伊勢原市中央公民館1F
   (3Fでは発掘物の展示も?)
http://www.city.isehara.kanagawa.jp/education/institution/chuo_kouminkan.html

今までの大山道の認識が新たになる発見だそうです。
ぜひお出かけください。

大山道新道に藤沢四ッ谷の「大山道道標」が移設
 
KAZESAYAGE<平地編>にご執筆してくださったり上方をお寄せくださっている斎藤勢吾さんのブログにこんな記事を発見。藤沢市四ッ谷にあった大山道標が修復されたとの記事です。現存する大山道の道標のなかで最も古いとのこと。

斎藤勢吾さんのブログ(2012年2月11日の記事)
http://saiseigo1.blogspot.com/

タウンニュース伊勢原版(2012年2月10日号)
http://www.townnews.co.jp/0405/2012/02/10/134586.html


104▼(こ)2012年2月16日(木)

大山参りのテレビ
 
時代劇専門チャンネルで大山詣りについてのテレビ放送があります。『ホントに歩く大山街道』『キャーッ! 大山街道!!』の著者中平龍二郎さんも番組のインタビューを受けたそうです。

番組名:時代劇おもしろ雑学「虎之巻」
放送日:2012年3月17日(土)11時40分が初回放送、以後23日まで再放送あり。詳しくは番組のホームページをご覧ください
http://www.jidaigeki.com/program/detail/jd00001701_0127.html

大山街道フェスタ
 
2月19日、川崎市高津区の大山街道沿いの施設で大山街道フェスタが開催されます。池尻大山みちの会さんのブースで今年も弊社の本やマップを売らせて頂くことになりました。みちの会さんのブースは溝口緑地(高津図書館の前の広場)で、こちらでは物産展やフリーマーケットがあります(ここまではまたまた昨年の文章ペースト、毎年の恒例行事のようになっています)。みちの会ブースは、これまでは緑地の入口付近、道路に近いところでしたが、今年は図書館にかなり近い位置です。となりは豚汁、寿司、赤飯売り場。ちょっと嬉しい感じです。ホントに歩く大山街道ウォークマップと本を販売いたします。
 また、川崎市大山街道ふるさと館では、うち菓子づくりの実演、洗足学園の学生による音楽演奏や大山街道の模型と写真展示もあるそうです。溝口神社と二子神社では湯豆腐や汁粉の無料配布も。ぜひお出かけください。

日時:2011年2月20日 10:30〜14:30
会場:二子神社、溝口神社、溝口緑地、大山街道ふるさと館

川崎市高津区役所 大山街道フェスタ
http://www.city.kawasaki.jp/67/67soumu/home/takatu/kanko/event/event_festa.html


103▼(こ)2012年1月24日(火)

相模岡崎城の話
 
伊勢原市岡崎に無量寺という寺があります。源頼朝の功臣である三浦大介義明の弟、岡崎四郎義実が築城したと言われている岡崎城趾の本丸があったところとされています(『キャーッ! 大山街道!!』122頁参照)。KAZESAYAGE<平地編>に何度かご執筆いただいている斉藤勢吾さんが、「相模岡崎城の話」というテーマで講演をされます。斉藤さんは大山や大山道のことをはじめ、さまざまなことに関心が深く、しかも研究熱心です。さくらの家福祉農園(http://www3.ocn.ne.jp/~sakuraie/)という施設で行われますが一般の方も聴講できるそうです。

日時:1月28日(土)13時半〜15時半
場所:さくらの家福祉農園会議室
   神奈川県伊勢原市岡崎6940−2
   http://www3.ocn.ne.jp/~sakuraie/ (農園へのアクセスをご覧下さい)
プレゼンター:斉藤勢吾氏

※無料

斉藤勢吾さんのHP
http://saiseigo1.blogspot.com/

※ご興味のある方は弊社までお問い合わせください。

info@fujinsha.co.jp

電話:03-3325-3699

横浜市歴史博物館
 
横浜市歴史博物館さんでは、『ホントに歩く大山街道』の時から併設のミュージアムショップで書籍のご販売をしていただいております。ウォークマップもご販売いただいております。以前撮影いただいたショップの様子のお写真です(すみません、昨年にお送りいただいていたのですが。)
 1月21日〜3月20日まで、同館の企画展「火の神・生命の神 古代のカマド信仰をさぐる」が開催中です。


お待ちしております!(すみません、アップが遅く季節はずれになってしまって)


弊社の本もマップも大展示中。ありがとうございます。他にも街道歩きや郷土史に役立つ資料がたくさんあります。

102▼(こ)2011年12月30日(金)

ウォークマップ集No.6、7,10発行
 
12月28日、「ホントに歩く大山街道ウォークマップ」青山道No.6,7,10が印刷所から届きました。12月20日に入稿してすごいスピードです。2011年内ギリギリに完成。現在、折り、封入作業を進めております。セット販売のご注文受け付けます。来年初ぐらいから常備書店さんなどでも販売予定です。→こちら

秦野の道マップ展示&ミニ講座@秦野市南公民館
 11月に引き続き(kaze<平地編>雑記帳No.38=11月12日の記事参照)、まほら秦野みちしるべの会さんのマップ展示会があります。来年1月8日〜29日、秦野市立南公民館(最寄り秦野駅)。22日にはミニ講座も開催されます。13:30〜14:30。ご覧になってそのまま秦野散策、というのはいかがでしょうか。

●マップ展示 2012年1月8日(日)〜29日(日)
       8時30分〜17時
       秦野市立南公民館
       http://navi.city.hadano.kanagawa.jp/s-gakusyu/kominkan/minami-kou/sise.html#%83A%83N%83Z%83X

●ミニ講座  2012年1月22日(日)秦野市立南公民館 13:30〜14:30
       「イラストマップの見所・民話」(講師:横山信子)
       「今泉神社境内の冨士講碑」(講師:武勝美)
       一般20名(申し込み先着順)
       お問い合わせ:南公民館 電話:0463-81-3001      

 まほら秦野みちしるべの会ホームページ
 http://mahora-hadano.sblo.jp/

横浜銀行冊子「マイウェイ」 『ホントに歩く大山街道』『キャーッ! 大山街道!!』の著者、中平龍二郎さんが、横浜銀行で発行している季刊誌 「マイウェイ」に「大山詣で物語」の監修・執筆をされました。横浜銀行の各支店で配布されているそうです。

 (財)はまぎん産業文化振興財団のHP
 http://www.yokohama-viamare.or.jp/myway.html

地図展 日本橋と五街道 多くの街道の起点となっている日本橋ですが、9月から1ヶ月ぐらいのスパンで日本橋や街道に関する展示が地下鉄三越駅の半蔵門線口コンコースで行われていました。昨日29日からは「地図展 日本橋と五街道」がスタート。弊社の大山街道の本も、後援の日本地図センターさんが土日などに展示販売してくださるとのことです。

日 時:2011年12月29日(木)〜2012年1月29日(日)
    地下鉄初電から終電までの時間帯

場 所:地下鉄半蔵門線口コンコース 三越前駅付近通路

日本地図センターさんの「地図展 日本橋と五街道」のページ
http://www.jmc.or.jp/event/chizuten_nihonbashi/index.html


101▼(こ)2011年12月8日(木)

石倉橋の遺跡発掘現場見学会 現在、伊勢原ジャンクションの建設にともない遺跡発掘調査が行われれている石倉橋交差点付近ですが、その見学会があさってあるそうです。近世の道路遺構なども出てきたそうで、大山街道がどう通っていたかなど、興味深い発見がありそうです。

日時:2011年 12 月 10 日(土)10:00〜11:30 14:00〜15:30
場所:伊勢原市上粕屋 1483 番地付近(上粕屋・石倉中遺跡発掘調査現場)
※(小雨決行) 荒天時の場合は、12 月 11 日(日)の同時刻に順延

公益財団法人 かながわ考古学財団のページ
http://www.kaf.or.jp/gyouji/gensetu/ishikura&nishitomioka.html

見学会のチラシpdf
http://www.kaf.or.jp/gyouji/gensetu/ishikura&nishitomioka-chirashi.pdf

→こちら

ウォークマップ集No.3,4,5,9発行 12月6日、「ホントに歩く大山街道ウォークマップ」青山道No.3,4,5,9が印刷所から届きました。現在、折り、封入作業を進めております。今週末ぐらいから常備書店さんなどでも販売予定です。→こちら


100▼(こ)2011年11月30日(水)

ホントに歩く大山街道ウォークマップ集 販売所、無料配布場所情報などを更新しました。→こちら

日本地図センター第8回地図フェス 12月16日(金)〜18日(日)、目黒区の日本地図センターさんで「第8回地図フェス」が開催されます。普段は土日祭日がお休みなので、訪れやすい機会だと思います。弊社の未知の道シリーズやマップも販売していただいております。
 今回の展示テーマは、「日本の主な街道と目黒・世田谷・渋谷区周辺の街道」ということでまさに大山街道(青山通り大山道=矢倉沢往還)です。16日、17日は世田谷ボロ市も開催されますので、ウォークマップ青山道No.1,No.2を手にこのあたりの散策はいかがでしょうか。

日 時:2011年12月16日(金)〜18日(日)
    10:00〜17:00。ただし最終日は16:00まで

場 所:日本地図センター2F(目黒区青葉台4-9-6)
    http://www.jmc.or.jp/info/access.html

日本地図センターさんの第8回地図フェスのページ
http://www.jmc.or.jp/event/fes8/index.html

入場無料


099▼(こ)2011年11月15日(火)

伊勢原の雨岳文庫、日曜日に公開 伊勢原市上粕屋の雨岳文庫資料館ですが、日曜日に当面開館するそうです。10時〜15時。日曜日以外は要予約。詳しくはこちら→

山口家:電話0463-95-0002
    メール ugakunokai@coffee.ocn.ne.jp
    雨岳文庫ホームページ http://www.ugakubunko.com/htdocs/index.php/

「ホントに歩く大山街道ウォークマップ」無料配布中 以下の施設でウォークマップNo.1(赤坂御門〜三軒茶屋)を無料配布しております。

 伊勢原駅観光案内所(伊勢原駅構内)電話:0463-95-5333
 雨岳文庫資料館 http://www.ugakubunko.com/htdocs/index.php/


098▼(こ)2011年11月12日(土)

「ホントに歩く大山街道ウォークマップ」 お知らせが遅れておりすみません。常備書店様と弊社へのお求め方法などをまとめました。下記をご覧ください。↓↓↓

 「ホントに歩く大山街道ウォークマップ集」

KAZESAYAGE<平地編> KAZE雑記帳<平地編>を更新しました(No.038)。まほら秦野みちしるべの会さんの展示の様子、11号掲載予定のご案内、玉川全円耕地整理事業の展示、現地講座のご案内など。


097▼(こ)2011年11月5日(土)

雨岳文庫資料館と山口家住宅 明日11/6(日)、伊勢原市にある国登録有形文化財の山口家住宅の見学会があります(ぎりぎりのお知らせですみません)。通常、母屋の見学料は200円ですが、この日に限り無料、また、雨岳文庫資料館の展示も無料(通常200円)で見学できます。

 11/6は申込不要。時間、10時〜12時、13時〜15時

 資料館での展示内容は、「大山道の集まる上粕屋と領主間部家地代官の出府日記ーー出府日記による大山道検証」です。
 山口家は旗本の間部家の地代官を務めていましたが、今のご当主、山口匡一さんのご先祖山口佐助さんの日記に、伊勢原から江戸へ行ったときの様子が克明に記されていたそうです。それを元に、どのような経路で江戸まで行ったのか、どのくらいの日数で、どこに泊まったかなどを検証した展示をされています。
 山口佐助さんは、江戸へ行くのに、柏尾通り大山道、東海道を利用し、急ぎの場合は青山道り大山道(矢倉沢往還)を利用したそうです。東京都中央区の元間部家があった場所も検証されたりして、大変興味深い内容です。ぜひ足をお運びください。


資料館の展示の様子。

 
 11/6以外の山口家住宅及び資料館の見学は、要予約です

 山口家または伊勢原駅の観光案内所で受け付けています。
 山口家:電話0463-95-0002
     メール ugakunokai@coffee.ocn.ne.jp
     雨岳文庫ホームページ http://www.ugakubunko.com/htdocs/index.php/
 伊勢原駅観光案内所(伊勢原駅構内)電話:0463-95-5333

 見学料:主屋一階、二階、(含、資料館、庭)500円
     主屋一階のみ (含、資料館、庭)300円
     資料館のみ300円
     どのパターンでも、団体(20名以上)50円引き
 時 間:10時〜15時
 住 所:伊勢原市上粕屋862

ホントに歩く大山街道ウォークマップ 先日印刷されたウォークマップですが、詳細のアナウンスが遅れており申し訳ありません。各地から約30ルートある大山道ですが、まず、赤坂御門から大山山頂までを結ぶ「青山通り大山道」から制作を開始します。いずれ書籍とともに、全ルートが網羅できたらいいなと考えております。


「ウォークマップ青山道」はNo.1〜No.10までで、以下の通りです。

No.1 赤坂御門〜三軒茶屋
No.2 三軒茶屋〜二子玉川
No.3 二子玉川〜梶が谷
No.4 鷺沼〜藤が丘
No.5 藤が丘〜すずかけ台
No.6 すずかけ台〜さがみ野
No.7 さがみ野〜厚木
No.8 厚木〜愛甲石田
No.9愛甲石田〜石倉橋
No.10石倉橋〜大山山頂

1部各100円+税。
初回印刷では、No.1,2,8を制作しました。他の号も順次制作してまいります。

 上記雨岳文庫資料館で、明日(11/6)、マップNo.1(赤坂御門〜三軒茶屋)を無料配布いたします。住宅見学、資料館見学、そして無料マップ。これはお得です!!

ウォークマップ文教堂さんで販売 ホントに歩く大山街道ウォークマップ、どこよりも先駆けて、文教堂R412店さんで販売していただいております。このマップは取次を通していないものなので、書店さんにとってなかなか販売は面倒なものですが、多くの方の目に触れる書店という場所で展開できることは、本当にありがたいです。文教堂さんにはいつも御世話になっております。

 こちらでは、No.1の他、No.2、No.8も販売中です。また、文教堂伊勢原とうきゅう店さんと文教堂愛甲石田店さんでも、11/10頃から販売予定です。

文教堂R412店
神奈川県厚木市林1-2-10
電話 046-221-4787

文教堂書店
http://www.bunkyodo.co.jp/


11/3にマップを届けたら早速展示して下さいました。お近くに行かれた際はぜひ! 柏尾通り大山道の写真展もやっています。

096▼(こ)2011年11月2日(水)

大山街道歩きラジオで放送 本日誌No.91(2011年9月12日)でお知らせしました宮前区観光協会さん主催の大山街道ウォークが、ラジオ日本さんとかわさきFMさんから取材を受け、その様子が今週末に放送されますというご連絡を観光協会さんからいただきました。赤坂御門から大山山頂までを8回に分けてあるくこのツアー、先月から第一回が始まり、去る10月26日に第二回「用賀〜鷺沼」を歩かれたそうです。どちらも神奈川県のラジオ局、「神奈川県に入るところで」ということで、第二回が取材されたそうです。
 放送日等は以下の通りです。

 ラジオ日本(AM1422KHz) 11/5(土)17:25〜
  番組名「かわさきフィーリング」

 かわさきFM(FM79.1MHz)11/6(日)9:20頃
  番組名「セレクトかわさき」
 

 どちらも10分程度の紹介だそうです。

横浜市歴史博物館 横浜市歴史博物館さんでは、現在特別展「東海道と保土ヶ谷宿」が行われています(会期2011年10月1日〜11月23日)。東海道の宿であると同時に物流の要所でもある保土ヶ谷宿、ここから大山へと向かう人も多かったようです。「大山道中張交図会」など当時の大山詣の様子を示す展示もあります。
 1階のミュージアムショップでは、『ホントに歩く大山街道』『キャーッ! 大山街道!!』もどーんとご販売いただいております。ぜひ、こちらもお立ち寄りください。


横浜市歴史博物館ミュージアムショップ。『ホントに歩く大山街道』を熱心にご覧になっている方がいて、つい興奮して写真がぶれました。

特別展に合わせてこんなポップを作ってみました。きっとショップに飾って下さっているはずです。


095▼(こ)2011年10月27日(木)

文教堂R412店さんの展示 国道412号線沿いの文教堂R412店さん(厚木市林林1-2-10、林中学校入口交差点手前)で柏尾通り大山道のパネル写真展の展示をしていただいていることは、本日誌No.91(9月12日)でお伝えしましたが、こちらで用意した写真のキャプションが小さかったのを作り直し、再度貼りなおして下さいました。
 展示写真の一覧を書いたチラシを作成しました→こちら。気になった方はぜひ文教堂R412店さんに行ってみて下さい。

復活! 二子の渡し 多摩川を渡していた二子の渡しで10月29日に舟で多摩川を渡るイベントがあります。親子限定で10/14に締め切りが終わっていますが、その様子を見ることはできそうです。また、イベントに合わせ、大山街道ウォークや、高津区の大山街道ふるさと館では大山みちの会さんの「大山街道双六」で遊ぶイベントもあるそうです。

タウンニュース高津区版9月30日号
http://www.townnews.co.jp/0202/2011/09/30/119682.html

大山街道ウォークマップ 弊社では、大山街道のウォークマップを制作中で、25日、印刷所に第一回目の入稿をしました。まず『ホントに歩く大山街道』の各コースを分冊で10冊。1万分の1地形図コース図を本より転載し、つなぎ合わせました。蛇腹式のハンディタイプです。大山街道ウォークにはとても便利です。
 この新企画、最初は実験的に8000冊を印刷製造し、青山道No.1(赤坂御門〜三軒茶屋)の4000冊を無料で差し上げたく思います。No.2(三軒茶屋〜二子玉川)以降は有料頒布。
 詳細は後日。弊社のメール版愛読者通信でもお知らせしてまいりますので、ご登録がまだの方はぜひこの機会にどうぞ。
 下記メールアドレスにお申し込みください。
(お名前、メールアドレス、ご住所、電話番号をお知らせ下さい)
info@fujinsha.co.jp


094▼(こ)2011年10月11日(火)

KAZE雑記帳<平地編>の内容と重複しますが、お知らせです。

秦野の道マップ展示&ミニ講座 まほら秦野みちしるべの会さんの研究成果の発表があります。11月6日〜13日、秦野市立本町公民館(最寄り秦野駅)で模造紙大のマップに写真を貼ったものを展示するそうです。6日と13日にはミニ講座も開催されます。13:30〜14:00。6日が会とイラストマップについて、13日は秦野の路傍の神仏についてです。また、11月5日は秦野市立東公民館(藤棚バス停近く)で「東公民館まつり」があり、その時も展示されます。まつりでは、出店なども出るそうです。ぜひお出かけ下さい。

●マップ展示 2011年11月6日(日)〜13日(日)
       9時〜17時
       秦野市立本町公民館
       http://navi.city.hadano.kanagawa.jp/s-gakusyu/kominkan/hontyou-kou/index.html

●ミニ講座(秦野市立本町公民館)
       2011年11月6日(日)13:00〜14:00
       「みちしるべの会について」
       「イラストマップについて」
       講師:まほら秦野みちしるべの会

       2011年11月13日(日)13:00〜14:00
       「秦野の路傍の神仏について」
       講師:武勝美

●東公民館まつり 2011年11月5日(土)9:00〜15:00
       マップの展示は公民館内
       秦野市立東公民館
       http://navi.city.hadano.kanagawa.jp/s-gakusyu/kominkan/higasi-kou/index.html

まほら秦野みちしるべの会ホームページ
 http://mahora-hadano.sblo.jp/

KAZESAYAGE<平地編>10号 第一期最後になる10号、現在編集・作業中です。間もなく発行予定です。目次をアップしました→こちら

→目次一覧


093▼(こ)2011年9月24日(土)
海老名市温故館 長らく休館していた海老名市立郷土資料館「海老名市温故館」が、今年春、耐震補強工事が終わり開館しているとの情報を読者音方からいただきました。ありがとうございます。2006年に訪れた時の記録「温故館(おんこかん)」のページを修正いたしました。

大山街道from South現調 7月に発行した『キャーッ! 大山街道!!』の販売もますます盛り上げていかねばなりませんが、続刊『大山街道from South』(仮題)の現地調査を進めています。先週と昨日は羽根尾通り大山道を歩きました。小田原から東海道を東に向かい、羽根尾から北上して大山を目指す道です。途中、同じく小田原から来る六本松通り大山道、さらに井ノ口で曽屋道に合流し、蓑毛の方から大山を目指します。
 台風の後で空気が澄み、尾根道から望んだ大山や丹沢の山々が美しかったです。


羽根尾通り大山道入口の道標

標高140m付近の尾根道から大山を望む

六本松通り大山道と合流してから進んでいくと、秦野弘法山から大山への稜線が見えました

感じのよい道。正面に大山。ここを過ぎると舗装道になり、県道71号線に下っていく

092▼(こ)2011年9月21日(水)
第2回「著者と歩く大山街道」延期します 9月23日(金祝)に予定しておりました 第2回「著者と歩く大山街道」ですが、延期することになりました。予定が決まりましたら、愛読者通信等で改めてご連絡申し上げます。参加をご予定されたみなさまには大変申し訳ありませんでした。どうぞよろしくお願い申し上げます。

091▼(こ)2011年9月12日(月)

文教堂R412店 国道412号線沿いの文教堂R412店さん(厚木市林林1-2-10、林中学校入口交差点手前)で『キャーッ! 大山街道!!』掲載のコース中、柏尾通り大山道の写真31枚を展示して下さっています。
 写真は、柏尾不動堂から大山までのポイントを本に載っているもの、いないもので構成しています(道の適切な特色を表しているかどうかは???です)。
 文教津おR412店さんでは、本書の販売当初からの大展開に加え、さらにパワーアップの展示、本当にありがとうございます。
 ぜひお立ち寄り下さい。

『キャーッ! 大山街道!!』発刊記念パネル展!

「くらしの窓」で紹介 9月11日発行の「くらしの窓」紙(メディタスくらしの窓新聞社)に 『キャーッ! 大山街道!!』と著者・中平龍二郎さんの紹介記事が掲載されました。「にんげん交差点」という欄だけあり、中平さんのご紹介は「そうだったのですか」という新発見が多く、大変興味深い内容です。中平さんがこれから行ってみたいところはバルト海と書かれているのですが、本当に行ってしまったらちょっと困るなあとも心配になっています。カバー裏のマップの紹介もあり、嬉しい記事です。ありがとうございました。こちら

大山街道ウォーク 大山街道ふるさと館の郷土理解(街道学習)講座で、大山街道(青山道/矢倉沢往還)の赤坂御門〜渋谷、渋谷〜用賀の二回の歩きの講座の受講生を募集中です。中平龍二郎さんが講師。

 第1回:2011年10月8日(土)13〜16時 赤坂御門跡〜渋谷
 第2回:2011年10月22日(土)13〜16時 渋谷〜用賀
 主 催:大山街道ふるさと館、川崎市生涯学習センター、
     NPO法人教育活動総合サポートセンター
 講 師:中平龍二郎氏
 参加費:100円(保険料、試料代)
 定 員:25名
 申込み、問い合わせ:大山街道ふるさと館 電話044-813-4705
 ※大山街道ふるさと館ホームページ→「お知らせ」の2011年6月11日の欄の「事業名 郷土理解(街道学習)講座」をクリックすると、講座のチラシのpdfがダウンロードできます。

大山街道ウォーク(宮前区観光協会主催) 大山街道ウォーク目白押しです。川崎市宮前区観光協会主催で9月から来年3月まで、全8回で大山街道(青山道/矢倉沢往還。赤坂御門〜大山山頂)を踏破するウォークイベントの参加者を募集中です。

 日程:9/28(赤坂御門〜用賀)、10/26(用賀〜鷺沼)、11/16(鷺沼〜青葉台)、11/30(青葉台〜鶴間)、12/21(鶴間〜海老名)、1/18(海老名〜愛甲石田)、2/29(愛甲石田〜追分)、3/28(追分〜大山山頂)

 対象:全8回参加できる人。
 参加費:13000円(資料代込み)
 申込み、問い合わせ:宮前区観光協会 044-856-3135
 チラシpdf:http://www.ktr.mlit.go.jp/kawakoku/road/110928.pdf

伊勢原市内の大山道と道標 伊勢原市文化財課が「再発見大山道調査報告書 伊勢原市内の大山道と道標」を発行しました。市内にある111基の道標の調査報告の他、大山略史、夏山の間だけ立てられる大山灯籠についても書かれています。本書の大部分を占める道標カードは、所在地の地図と写真、形状、作成年代、また刻まれている文字、などが記され、大変便利です。待望の一冊。A4判210頁、230円。伊勢原市役所で販売しています。

問い合わせ先:伊勢原市役所5階 文化財課 電話 0463-94-4711
http://www.city.isehara.kanagawa.jp/bunkazai/toshoannai/bunkazai_info_toshoannai.htm


すみません、すでに見まくってヨレヨレ。

中平龍二郎さんのスライド講演会 9/15(木)夜の茅ヶ崎市長谷川書店ネスパ店さんでの講演会の準備を進めています。茅ヶ崎市が載っている迅速測図「平塚駅」「藤沢駅」(2万分の1、明治15年測量)を200%拡大して貼り合わせ、田村通り大山道、東海道に色をつけました。また、主立った河川を水色の色鉛筆で塗りました。当時の相模川は、砂州や中州が多く、複雑な流れをしていたのがわかりました。
 いろいろな方のご支援があって受講者も集まってきたようです。また、当日は地元の郷土史家・樋田豊宏さんのお話もうかがうことになっています。まだまだ受講者募集中です!

「茅ヶ崎の大山街道」スライド講演会の夕べ
講師:中平龍二郎
日時:2011年9月15日(木)午後7時〜9時
場所:長谷川書店ネスパ店6Fギャラリー
   (茅ヶ崎市元町1-1、JR茅ヶ崎駅北口交番となり)
費用:1000円(著者の本を同店で購入すると受講料無料)
電話:0467-88-0008
http://books-hasegawa.co.jp/

http://books-hasegawa.co.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=14お問い合わせ・お申し込みは、直接長谷川書店さんにしていただくか、弊社にメール、電話、ファクスでお願い致します。
tel 03-3325-3699/fax 03-3325-3601
info@fujinsha.co.jp


090▼(こ)2011年9月6日(火)
東スポに書評をアップ 9月1日発行(8月31日発売)の「東京スポーツ」紙の『キャーッ! 大山街道!!』の紹介記事をアップしました。→こちら

著者と歩く大山街道参加者募集 第2回「著者と歩く大山街道」は、9月23日(金祝)の予定です(時間等は未定)。
 『キャーッ! 大山街道!!』に掲載コースのうち、柏尾道(戸塚〜いずみ中央駅)を本書をテキストとして、著者の中平龍二郎さんとみなさんとご一緒に歩こうと思います。参加ご希望、お問い合わせの方はご連絡下さい。

メール:info@fujinsha.co.jp
電 話:03-3325-3699

大山街道・大山の写真展 伊勢原市、秦野市、厚木市、愛川町、清川村は、現在の大山街道、や大山の魅力が伝わる写真を募集しています。大山ぁ街道、大山ファンのみなさまも応募してみてはいかがでしょうか。

 募集期間: 2011年9月1日(木)〜12月22日(木)
 応募作品は2012年2月頃から順次公共施設で展示されるそうです。
 主催:広域行政連絡会(伊勢原市、秦野市、厚木市、愛川町、清川村、神奈川県央地域県政総合センター)
 応募:上記の市町村の担当窓口に応募

伊勢原市企画調整課のホームページ
http://www.city.isehara.kanagawa.jp/kakuka/kikaku/kikaku/ohyamamichi_photo.html

清川村ホームページ
http://www.town.kiyokawa.kanagawa.jp/news/246.html

秦野市のチラシpdf
http://navi.city.hadano.kanagawa.jp/t-suisin/dl/ooyamamiti.pdf

 秦野市と伊勢原市のチラシpdfは同じものがベースですが、それぞれのキャラクター、丹沢はだの3兄弟(秦野市)とオオヤマン(伊勢原市)が載っています。


089▼(こ)2011年8月31日(水)
東スポに書評 本日発売の「東京スポーツ」紙に『キャーッ! 大山街道!!』の紹介記事が掲載されました。「読んでおきたい健康本」という欄です(11ページ)。ありがとうございます。

伊勢原タイムで紹介 8/26発行の「伊勢原タイム」に『キャーッ! 大山街道!!』の書評記事が掲載されました。ありがとうございます。中平さんの写真が掲載されています。ちなみに撮影は(こ)。現調の時に撮らせていただきました。→こちら

中平龍二郎さんのスライド講演会  9月15日(木)に茅ヶ崎市長谷川書店ネスパ店さんにて、著者・中平龍二郎さんのスライド講演会があります。
参加費1000円ですが、長谷川書店にて『キャーッ! 大山街道!!』または『ホントに歩く大山街道』をご購入の方は無料です。

「茅ヶ崎の大山街道」スライド講演会の夕べ
講師:中平龍二郎
日時:2011年9月15日(木)午後7時〜9時
場所:長谷川書店ネスパ店6Fギャラリー
   (茅ヶ崎市元町1-1、JR茅ヶ崎駅北口交番となり)
費用:1000円(著者の本を同店で購入すると受講料無料)
電話:0467-88-0008
http://books-hasegawa.co.jp/

http://books-hasegawa.co.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=14お問い合わせ・お申し込みは、直接長谷川書店さんにしていただくか、弊社にメール、電話、ファクスでお願い致します。
tel 03-3325-3699/fax 03-3325-3601
info@fujinsha.co.jp

六本松通り大山道で藪こぎ 29日に、次の大山街道本の取材で六本松通り大山道を歩いてきました。この道は中平龍二郎さんと弊社(お)と一昨年ぐらいに一度歩いています。以前は小田原駅→曽我で一日、曽我→秦野で一日と二日かかったのですが、今回は以前調査済みの寺社などは省き、通しで歩くという目標を持ってスタートしました。
 小田原駅10時過ぎスタートから飯泉、矢作のあたりで12時とまあ、スタートが遅かった割には順調に。ところが、曽我を過ぎ、六本松の峠に出るのに少し迷い、中井町に無事に入ったものの丘陵を降りるべき道が藪に覆われていました。何度か藪をこいで前に進んでみたものの、藪が終わる気配がなく、里の近くに居ながら遭難するかもしれない危険を感じ、来た山道を引き返し、六本松、曽我と戻り、撤退に終わりました。
 3人で歩いた時は藪こぎをした記憶はなく、キツネにつままれたようです。


上、藪。下、藪の中を果敢に進もうとする自分撮り。

飯泉橋で酒匂川を渡り、越えるべき山を前に気合いを入れました。
六本松

KAZESAYAGE<平地編> 「KAZE」雑記帳<平地編>(No.036)を更新しました。秦野の古道・大山道「鶴巻・大根地区」の現調メモを記しました。


088▼(こ)2011年8月22日(月)
神奈川新聞に書評 昨日(8/21)の神奈川新聞に『キャーッ! 大山街道!!』の書評記事が掲載されました。本書のポイントを的確にご紹介下さっています。ありがとうございます。→こちら
087▼(こ)2011年8月5日(金)
出版記念ウォーク無事終了  7月30日、『キャーッ! 大山街道!!』出版記念ウォークを行い、無事終了しました。著者中平龍二郎さんと13名の参加者とともに、平塚駅から中原の日枝神社までを歩きました。今回のウォークのポイントは、平塚の微地形を感じながら歩くということで、要所要所で中平さんの説明がありました。→ウォークの記録

ウォークの記録 参加してくださったsaiseigo1さんが、当日の様子をブログにアップして下さっています。早速にありがとうございます。難しい角度なのに写真の道標の文字がはっきりと見えます。ぜひご覧下さい。

神奈川・伊勢原・大山情報館 2011年7月31日のブログ
http://saiseigo1.blogspot.com/

●国松さんのHPにもウォークの記録 KAZESAYAGE<山岳編>の筆頭著者・国松学さんも30日のウォークに参加されました。HPにその様子と、弊社へのエールがアップされています。ありがとうございます。

俺の山紀行
http://www.geocities.jp/mk20030130/

Ms101jpさんのブログにもウォークの記録 ウォークに参加してくださったMs101jpさんも早速記録をアップして下さっています。落ち着いたトーンで当日の様子を正確に伝えて下さっています。ありがとうございます。

Ms101jpのブログ 2011.07.31 Sunday
http://blog.ms101jp.com/?eid=10

『ホントに歩く大山街道』の記録ブログ「ハタケンポ」 ご自宅の前が大山街道(青山道)という方から愛読者カードが届きました。その方は、たまたま大山街道を歩かれていたグループを見て、家の前が大山街道だったことを知り、『ホントに歩く大山街道』を購入、歩かれたそうです。ブログにその記録をアップされていてます。とても詳しく、面白いのでリンクを貼らせてほしいとお願いしましたた
 ブログの写真と適切なコメントを見ていると、大山街道を歩いたときのことを鮮明に思い出しました。(愛甲石田駅前のお菓子屋さんで亀最中も召し上がっています!)ぜひご覧下さい。

ハタケンポさんのブログ「ホントに歩く大山街道」
http://blog.goo.ne.jp/hatakenpo/c/a8fbb4c9ebb1570035bfd4bb6e84a0f7

大山街道ふるさと館での講演会 川崎市大山街道ふるさと館で、「大山街道を語る−すごろくと錦絵に見る街道の今と昔」という講演会があります。

 講師:大山みちの会
 期間:2011年9月10日
 時間:午前10時〜12時
 会場:川崎市大山街道ふるさと館イベントホール
    川崎市高津区溝口3-13-3
 定員:64名(無料、先着順)
 予約・問い合わせ:電話:044-813-4705
 ホームページ:http://furusatokan.web5.jp/
  (「催し物」のところからチラシpdfがダウンロードできます)

『キャーッ! 大山街道!!』展示書店様 本書を展示販売して下さっている書店さんです。ありがとうございます→こちら


086▼(こ)2011年7月29日(金)
「タウンニュース」で紹介されました  本日7月29日発行の「タウンニュース」宮前区版で『キャーッ! 大山街道!!』が紹介されました。どうもありがとうございます。→こちら

中平龍二郎さんのこと 博地図.comさんのホームページに中平さんが連載された記事があります。
 中平さんのひととなりがわかりますので、ぜひご覧下さい。

博地図.com
http://www.hakuchizu.com/[RSS]

博地図.com「地図職人研究家コーナー 」
中平龍二郎氏(武揚堂OB) 「地図で楽しむ一人旅」
http://hakuchizu.com/modules/pico01/index.php?cat_id=6

第一回から第六回まであり、中平さんの地形図に関する関心や大山街道にのめり込んでいかれた過程が詳しいです。

出版記念ウォーク 明日30日、『キャーッ! 大山街道!!』出版記念ウォークを行います(定員締切)。矢崎通り大山道をベースに、微地形をたどりながら平塚からの大山道3本を豊田本郷まで歩きます。天気が少しでもよくなることを願っています。次回は9月に予定しています。弊社メールの愛読者通信でお知らせ致します。愛読者通信ご希望の方はメールを下さい。

info@fujinsha.co.jp


085▼(こ)2011年7月22日(金)

『キャーッ! 大山街道!!』文教堂R412店さんで販売中 厚木市林にある文教堂R412店さんで、早速『キャーッ! 大山街道!!』を展示して下さっています(このお店の店長の太田さんは、未知の道シリーズの恩人のお一人です)。今回の本のルートではありませんが、いち早く大展示して下さり、大変勇気づけられました。ありがとうございます。

 ぜひお近くに行かれた際は、お店のディスプレーをご覧下さい。

文教堂R412店
神奈川県厚木市林1-2-10
電話046-221-4787

文教堂書店
http://www.bunkyodo.co.jp/

 他の書店様でも展示販売をしてくださっています。またアップしていきたいと思います。


084▼(こ)2011年6月28日(火)
キャーッ! 大山街道!!できあがりました。 更新日記にも書きましたが、7月8日に、『キャーッ! 大山街道!!』の納品がありました。ご予約いただいた方には12日に発送をいたしました。また、書店様でご予約下さった方、もう少々お待ち下さいませ。今日から展示して下さっている書店さんもあります。展示書店様については後日改めてアップいたします。本書を手に取られた読者の方がどう思われたか、ドキドキしております。

『キャーッ! 大山街道!!』の装丁 本書は、佐竹寛昭さんに装丁を手がけていただきました。当初、本書タイトルの意味をつかみかね、だいぶ悩まれたようですが、KAZESAYAGE<平地編>8号の巻頭を読んでいただいたり、熱意の表れであるとか、ご覧になった方が「?」と感じて気に留めてほしいんだとか、意気込みを強引に伝え、今回のデザインをいただきました。また、とりあえず全部送りますと送った膨大な取材写真(なんとDVD2枚分)を全部ご覧くださったそうで、その中から選んでいただいたものがカバーに印刷されている写真です。『キャーッ! 大山街道!!』は、よい運命を持つ本だとこの話を伺って思いました。

『キャーッ! 大山街道!!』の仕掛け 本書をお手に取られましたら、カバーを外してみてください。風人社、清水の舞台から飛び降りる気持ちで作りました地図をぜひご覧下さい。→こちら

『キャーッ! 大山街道!!』の「キャーッ!」って? タイトルの「キャーッ!」とは何なのかという質問をいろいろな方からいただきました。ねらい通りというか成功です。あとは、たくさん売れて、また多くの方によい本だと思って頂けるようになれば大成功です。
 「キャーッ!」は、小さな驚き、小さな発見の意味です。大山道を「キャーッ!」と小さく叫びながら歩けるようなガイドブックにしたいとの願いです。タイトルについて記してあるKAZESAYAGE<平地編>8号の巻頭をアップしましたので、よろしければご覧下さい。→こちら


083▼(こ)2011年6月28日(火)
キャーッ! 大山街道!!校了 昨日(6/27)、『キャーッ! 大山街道!!』を校了しました。4分の3くらいの頁に修正が入り、大反省です。入稿も当初の予定から4日延びましたが、23日に出た入稿データの校正にも非常に時間がかかり、正直、びっくりしました。出来上がりは7月第2週目の予定です。楽しみです。

大山街道Tシャツ、文教堂伊勢原とうきゅう店さんで販売中 未知の道シリーズの販売で大変お世話になっている文教堂伊勢原とうきゅう店さんで、大山街道Tシャツを展示販売していただいております(ありがとうございます!)。キャラクターのヤマチャンが着用しているディスプレーには感激です。実物をご覧いただけますので、ぜひお店に行ってみて下さい。

文教堂伊勢原とうきゅう店
http://www.bunkyodo.co.jp/c/tenpo/iseharatoukyu.htm

ヤマチャン

「大山街道の本」編集日誌 22日に更新したときに、本ページのタイトルが変わっていませんでした。。。本日、変更しました。


082▼(こ)2011年6月22日(水)
キャーッ! 大山街道!!ご予約受付中 未知の道シリーズ4キャーッ! 大山街道!!』を6月20日、印刷所に入稿しました。ご協力くださいましたみなさま、本当にありがとうございました。また、「いつ出るのですか?」という嬉しい催促をいただき、お待ちいただいていたみなさま、本当にお待たせ致しました。本日よりご予約受付開始いたします。7月12日発売予定です。

『キャーッ! 大山街道!!』のページを作りました。
目次チラシ もご覧下さい。

「大山街道の本」編集日誌 本ページは『ホントに歩く大山街道』編集時に作り、本が出来上がり発売後もそのまま継続してきましたが、大山街道の2冊目の本ができ、ページタイトルを「『ホントに歩く大山街道』編集日誌」「『大山街道』の本」編集日誌と変更いたします。今後ともご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。


081▼(こ)2011年5月28日(土)
世田谷の大山街道写真展 世田谷区池尻で世田谷を通っている大山街道の写真展が開催されています。写真を撮られたのは池尻大山みちの会のサクマタカシさんです。サクマさんはマジシャンでもあります。5月いっぱい開催されています。ぜひお立ち寄りください。

期間:2011年5月2日(月)〜5月31日(火)
時間:9時〜17時※平日のみ開催
場所:池尻まちづくりセンターフロア
   東京都世田谷区池尻3-27-21
   (田園都市線池尻大橋駅西口下車徒歩10分
    バス三宿または池尻(渋谷駅から弦巻営業所・上町・祖師ヶ谷大蔵駅・成城学園前駅)
入場無料


080▼(こ)2011年4月28日(木)
大山街道のテレビ番組 4月30日(土)テレビ東京で 土曜スペシャル「大山街道歩き旅(赤坂〜大山山頂)80km6日間ふれあい珍道中」という番組があります。

 放送時間 2011年4月30日(土) 夜7時00分〜夜8時54分

http://www.tv-tokyo.co.jp/program/detail/18121_201104301900.html

 赤坂〜大山山頂といえば、まさに『ホントに歩く大山街道』。それを芸能人の方が実際に歩く、というのがちょっと感動でした。しかも2時間弱という長時間番組。これは楽しみです。

『キャーッ! 大山街道!!』 昨日は『キャーッ! 大山街道!!』の装丁の相談でデザイナーが来社しました。本文の方はというと、あと一がんばり、いや10頑張りぐらいしないといけません。
 デザイナーの方には、今回収載の道の現調で撮った写真をDVD2枚分をそんもまま送ってしまったのですが、なんと全部ご覧になったとのことで、驚きました。昨日見せていただいたラフ案には、私が気に入っている写真がけっこうあり、嬉しかったです。かかわってくださっている方の熱さはきっと読者に届くと信じています。


079▼(こ)2011年3月24日(木)

石倉橋の道標 ツイッターで2週間ほど前、石倉橋の道標がない!と教えて下さった方がいて驚きました。石倉橋の交差点のあたりは、ちょうど第二東名と246号のバイパスの予定地となっていて、近隣の敷地にフェンスが張られたり、伊勢原市文化財課の方にお聞きしたところ、近くの市有地に移し、工事終了後、石倉の交差点の道路用地内の公園に移設を計画しているとのことでした。

伊勢原市、石倉橋交差点付近の大山道標
(2006年8月)


同(2011年3月19日)

 
 先日、KAZESAYAGE<平地編>の現調で、秦野・伊勢原を訪れた際、石倉橋周辺を通りました。1月末に中平さんに、大山街道をはさんで石倉上集会所の反対側にも旧道があったようですと教えていただいたので、歩いてみました。細い道は、谷戸のへりを通って石倉橋交差点の前で大山街道(県道大山板戸線)に出ました。私が歩いたのが旧道かわかりませんが、途中、ビテイで囲われたお不動様の道標があり、こんなとこにも道標があるんだと思ったら、石倉橋にあったものでした。
 早く元の場所に戻れることを願っています。

石倉上集会所付近の旧道入口(2011年1月23日)


移動された道標(2011年3月19日)


●『キャーッ! 大山街道』 なかなか作業の時間が取れず、しかし、進めております。昨日は、平塚市が発行した「平塚周辺の地盤図」を基に砂丘を地形図に重ねたものに、平塚を通る大山道(中原豊田通り大山道、矢崎通り大山道、糟屋通り大山道)や中原街道、東海道などを図版データに描き込みました。まだ出力をしていませんが、古い道は砂丘などの微高地を通っているのか確認が楽しみです。東海道は完全に砂丘列の上でした。


078▼(こ)2011年3月16日(水)
中平龍二郎さんの講座 本日誌078号でお知らせした『ホントに歩く大山街道』の著者、中平龍二郎さんが、2月27日に川崎市宮前区東有馬のアリーノという施設でご講演されました。宮前区は、有馬川、平瀬川、矢上川の3本の川が流れ、これらの川が作った段丘でできているとのことでした。
アリーノで講演する中平龍二郎さん

 有馬という地名は10か所ぐらい全国にあるそうですが、「あれま(荒れ間=所)」「起伏のある土地」という意味だそうです。高津区の自宅から自転車で有馬を目指しましたが、「段丘によってできている」ことを実感しました。有馬では、最高85mの地点があるそうですが、坂が長い!谷が深いのですね。また、このことと関連しますが、有馬川流域には縄文遺跡はありますが、弥生遺跡はないそうです。これは、谷が深いために水も冷たく、水田耕作に向かなかったからとのことです。他方、平瀬川流域などには縄文遺跡があるそうです。
 会場で、弊社のホームページをご覧になってこの講演会に申し込まれた方がいらして、嬉しかったです。

開成町金井島の瀬戸屋敷での講座 伊勢原市にある山口家住宅(雨岳文庫)のご当主、山口匡一さんから、瀬戸屋敷という古民家でのイベントのお知らせをいただきました。

資料展示:2011年3/15(火)〜3/27(日)
     歴史を刻むふるさとの道
場 所:あしがり郷 瀬戸屋敷土蔵
    〒258-0028神奈川県足柄上郡開成町金井島1336番地
講演会:いずれも 13:30〜15:00
 3/18(金)矢倉沢往還(柏木実)
 3/23(水)足柄古道(足柄歴史発見クラブ)
 3/25(金)大山道(武勝美=まほら秦野みちしるべの会)
申し込み:先着50名 電話でお申し込みください。0465−84−0050

開成町ホームページ
http://www.town.kaisei.kanagawa.jp

あしがり瀬戸屋敷のページ
http://www.town.kaisei.kanagawa.jp/forms/info/info.aspx?info_id=9755


077▼(こ)2011年2月23日(水)
中平龍二郎さんの講座 『ホントに歩く大山街道』の著者、中平龍二郎さんが、2月27日に川崎市宮前区東有馬の施設でお話をされます。「有馬川から見たアリマの歴史」というテーマで「有馬川とまちづくり」という二回連続講座の第一回目です。有馬川は、大山街道(青山通り大山道)では、鷺沼から荏田の間で、246号線を渡るあたり(鷺沼二丁目交差点手前)で越えています(『ホントに歩く大山街道』「5鷺沼〜荏田」参照下さい)。ご都合のつく方はぜひお申し込みください。

講座名:有馬川とまちづくり
第1回「自分の住むまちを知ろう」2月27日(日)14時〜16時
   講師=中平龍二郎・錦織英二郎
第2回「有馬川の地域での役割」3月6日(日)14時〜16時
   講師=永野勝・錦織英二郎
場 所:有馬・野川生涯学習支援施設(アリーノ)第1・第2学習室
   川崎市宮前区東有馬4−6−1
   http://www.arima-nogawa.jp/siensisetutizu.html

定員40人。2月13日から直接か電話で[先着順]
申し込み・問い合わせ:アリーノ 電話044-853-3737、FAX044-853-3746

有馬・野川生涯学習支援施設(アリーノ)HP
http://www.arima-nogawa.jp/

講座案内ページ
http://www.arima-nogawa.jp/arimamatidukuri.html

ツイッター fujinsha HPの更新は毎日できませんが、ツイッターに写真をアップするぐらいならできるだろうと、取材で大山道を歩いた時の写真をツイッター(@fujinsha)にアップしています。時々ご覧頂ければ幸甚です。

 http://twitter.com/fujinsha

 また、弊社代表(お)http://twitter.com/ohmo11
 編集部(こ)http://twitter.com/fujinshako


076▼(こ)2011年2月16日(水)
浦和市から見た大山 <平地編>第5号に「各地から見える大山」をご執筆いただいた斉藤勢吾さんから、ご自身のブログに埼玉県浦和市から見た大山の写真をアップされたという御連絡をいただきました。(2011年2月13日日曜日の記事、本日2月16日の記事は、伊勢原市総合公園からの大山の写真がアップされています)

http://saiseigo1.blogspot.com/

 <平地編>第5号に掲載させて頂いた時と同じ場所からです。昨年のものよりも大山が鮮明で、丹沢の山肌もよく見えます。

KAZESAYAGEの申込は下記アドレスにメールを下さい(<山岳編><平地編>のいずれか、または両方のご希望と、お名前、ご住所、お電話番号)。見本誌をお送り致します。

info@fujinsha.co.jp

KAZESAYAGE目次一覧 

KAZESAYAGE<平地編>新連載 『江戸庶民の信仰と行楽』(同成社)などの著書がある歴史研究家・池上真由美さんが、KAZESAYAGE<平地編>に、観音道などの巡礼古道についてご執筆いただけることになりました。詳細が決まりましたらまたお知らせ致します。原稿も現調も楽しみです。

●大山街道ふるさと館企画展
 2月14日〜3月15日まで、大山街道ふるさと館1階展示室で「郷土の地名に親しもう−幸区、中原区を中心に−」という企画展が行われます。今回は川崎市にある日本地名研究所の協力で大山街道や田園都市線が通る川崎市高津区と宮前区の町名の特集をするそうです。

 期間:2011年2月5日〜27日
 時間:午前10時〜午後5時
 会場:川崎市大山街道ふるさと館1階展示室
    川崎市高津区溝口3-13-3
 入場:無料
 問い合わせ 電話:044-813-4705
 ホームページ:http://furusatokan.web5.jp/

★2月20日(日)に日本地名研究所の金子欣三氏と鈴木茂子氏による講演会があります。10時〜12時。(40名、参加費無料、先着順)

●『キャーッ! 大山街道』進捗状況 全力投球で進めております。他の業務をしつつなので猛スピードは出ませんが、頭の中が大山街道のことでいっぱいです。今回の本は大きく分けて5本の道を収載することもあり、ちょっと混乱気味ですが、それらの道たちが、例えば横内で交わる、下谷で交わる、東側に平行して走っている、という位置関係やつながりを感じ、世界が広がった印象を持っています。


075▼(こ)2011年2月3日(木)
世田谷ボロ市報告 昨年の12月15、16日に続き、1月15、16日のボロ市でも大山みちの会さんのブースで本とTシャツを販売させていただきました。嬉しかったのが、ツイッターで情報を見た方がブースにいらして、本やTシャツを買って下さったことです。土日で天気にもめぐまれ(すごく寒かったのですが)、人出も多かったです。12月と1月の本の販売は、『ホントに歩く大山街道』14冊、『大山北尾根・支尾根』3冊、「大山街道Tシャツ」が7枚でした。ご来場のみなさま、大山みちの会のみなさま、どうもありがとうございました。

第八回大山街道フェスタ 2月20日に川崎市高津区の大山街道沿いの施設で大山街道フェスタが開催されます。池尻大山みちの会さんのブースで今年も弊社の本を売らせて頂くことになりました。みちの会さんのブースは溝口緑地(高津図書館の前の広場)で、こちらでは物産展やフリーマーケットがあります(ここまで昨年の文章ペースト、毎年の恒例行事のようになっています)。また、川崎市大山街道ふるさと館では、落語や大山街道の模型と写真展示もあるそうです。溝口神社と二子神社では湯豆腐の無料配布も。

日時:2011年2月20日 10:30〜14:30
会場:二子神社、溝口神社、溝口緑地、大山街道ふるさと館

川崎市高津区役所 大山街道フェスタ
http://www.city.kawasaki.jp/67/67soumu/home/takatu/kanko/event/event_festa.html

大山とうふまつり 3月5日〜6日まで大山ケーブルバス停の上にある市営駐車場で開催されます。直径4mの大鍋「仙人鍋」で作った湯豆腐(大山菜入り)のふるまい、各日の優勝者に賞金5万円が出る「椀子豆腐早喰い大会」、また、こま参道のお店でも期間中は割引やプレゼントなどの特典があるそうです。

仙人鍋のふるまい
3月5日(土)10:00、15:30
3月6日(日)10:15、14:00

椀子豆腐早喰い大会
90秒間に豆腐を何杯食べられるか!
3月5日(土)12:30
3月6日(日)12:00
受付は、30分前。両日定員70名。
マイカップ・マイスプーンの持ち込み不可。
ちなみに、昨年の優勝者は38杯。

大山とうふまつり実行委員会
電話090-2322-6599
(下記HPは以前のもののようです。まつりの様子がわかります)
http://odekake.info/kanagawa/others/ooyama/ooyama.html

おおねの語り部 ツイッターで教えていただいた情報です(@matsuyafudosan さん、ありがとうございます)。秦野の大根地区の地名や歴史を調べられているホームページです。小田急線東海大学前駅は以前は大根駅だったというのを、まほら秦野みちしるべの会さんで教えていただき、「おおね」という響きが頭に残っていました。書かれているのは、「おにぎりさん」という東海大学の学生の方です。坂や川などの現場の写真やていねいな説明で大変おもしろいです。現在第6話までが掲載されています(第一回『一本橋の堰と烏啼の堰』、第二回『南矢名の景勝地・烏啼』、第三回『谷戸の街・真田』、第四回『武将・真田与一と真田城』、第五回『北矢名にあった幻の寺院・長昌院に迫る!』、第六回『南矢名の宿場町・宿矢名』)ぜひご覧ください。

歴史コラム「おおねの語り部」
http://ohne-sanpo.com/?cid=18

東海大学駅前商店街と東海大生が創る地域情報ブログ
http://ohne-sanpo.com/

KAZESAYAGE<平地編> KAZESAYAGE<平地編>第8号の目次をアップしました。現在編集中です。


074▼(こ)2011年1月13日(水)

大山街道Tシャツを作りました 『ホントに歩く大山街道』の続編『やっぱり歩く大山街道(仮題)』の刊行を控え、テンションを高める企画で思いつきましたが、ホントに実現しました。好評頒布中です!
 詳しくはこちら→
 
イメージ

大山街道走る&歩く赤坂から山頂まで) 2011年1月7日の更新日記でお知らせしましたが、1月8日(土)、大山街道(青山道/赤坂御門〜大山山頂)を走り&歩かれぬいた方たちがいます。

 8日の12時に赤坂御門を出発したグループ、そして9日深夜0時に出発の超ランナー。みなさん、9日のお昼前に山頂に到着したそうです。

 この大イベントは、代々木ランニングクラブさんというランナーの方々の大山登頂イベントで、赤坂以外にも各地から、それぞれの方法で大山山頂目指して参集されました。また、ツイッターでイベントを知り、大山まで行かれた方もいます。

 


こんな幟を作って、掲げて歩いて下さいました
 実は、このクラブのメンバーの方が『ホントに歩く大山街道』の読者で、クラブの方たちで赤坂から数回に分けて大山山頂まで走られました(2008年1月6日に完走の御連絡をいただきました)。今回はその集大成版ということで、一気に赤坂から大山山頂を目指されたそうです。

 今回のイベントでは、ツイッターが大活躍でした。「今○○を通過」「休憩中」などとの実況中継的なつぶやきが飛び交い、姿は見えませんが、地図を見ながらこちらもドキドキしました。

 


誰もいないナベアラシ山頂でアピールしてみました。圏外でツイートもできませんでしたが。
 当日、本当は赤坂や三軒茶屋あたりで声援を送りたいと思っていたのですが、8日は東丹沢の山に現調があったために、それが終わってから一目だけでもと、下山後にツイートで動向を確認し、長津田から赤坂方面へ歩いて、22時半過ぎに、なんとか正午に赤坂を出発したお二人に、長津田駅南口入口交差点でお目にかかることができました。

 旧道を逆走していったのですが、安全のために国道246号を通られていたお二人とはすれ違い、追いついた末での対面だったので、感動的でした(勝手に盛り上がっていた感じですが)。

 お二人は山ガール風の素敵な女性で、昼夜歩き通して大山へ行くような感じには見えなかったのですが、かえってそれがまたかっこよく、まぶしかったです。途中休憩しながら、また携帯の充電をしながら、進まれたそうです。


長津田駅。暗かった上に、逆走はあまりしたことがなかったので、青葉台のあたりで違う道を通ってしまいました。著者の中平龍二郎さんが、「最低でも、上り下りを季節ごとに歩きたい」と仰っていたことを改めてなるほどなあと思い出しました。長津田の宿場あたりは、聞いてはいたのですが道路が拡張され、雰囲気がだいぶ変わっていました。
 「Tarzan」の編集長が自転車とマラソンで、赤坂から大山山頂までの約80キロを一日で行ってしまったのにも驚きましたが(2010年6月10日発売号、書評ページ)、歩いて走って一日で行くというのにはもっとびっくりしました。実際に、深夜0時出発のランナーの方たちは12時間かからずに大山山頂に着いているので、驚異的です。

 今回の大イベントから、「進めば着くのだ」という、勇気と刺激をたくさんもらいました。私ももう少し暖かくなってからチャレンジしてみたいと思っています。

 また、『ホントに歩く大山街道』の書名が書かれた幟を立てて走って下さったことは、予期せぬ大きな驚きと喜びでした。感謝感激です。ツイートや応援に行かれたみなさまにも感謝申し上げます。


ランナーのお二人。


073▼(こ)2010年12月16日(木)
世田谷ボロ市開催中 12月15、16日、世田谷ボロ市が開催中です。池尻大山みちの会さんのブースで本を売らせて頂くのは、今年は4回目です。昨日の朝、品物を並べている時に、ご実家が中里通りにあったという方が『ホントに歩く大山街道』をご購入くださり、幸先よいスタートになりました。そのお宅には庚申塔があったのを、代官屋敷隣の世田谷郷土資料館に移されたとおっしゃっていました。
 販売品はこま参道の大津屋さんのきゃらぶき、葉唐辛子、そして今年からウルワシ本舗さんのちぎりこんにゃくとしめじ煮が加わりました。また、干支根付け、こま参道の金子屋さんの「ひょうたんからこま」という非常に小さなコマ、みちの会さんのてぬぐいがあります。てぬぐいは今年から値下げになり、1点600円。2点買うと1000円だそうです。弊社からは『ホントに歩く大山街道』と『大山北尾根・支尾根』を展示販売させていただいております。
 今日、みちの会さんのブースでお買いあげ頂いた方には、月桂樹(伊勢原産)のプレゼントがあるそうです。行かれる方は是非ご覧下さい。(こ)も、本日16日16時からブースにうかがう予定です。
ボロ市スタート(2010年12月15日9時)、みちの会さんのブース前。けっこうな人がすでに来ている 代官屋敷前の通り(2010年12月16日8時半)。品だしとかみなさん準備中です
15日朝の店番の方々。中央が中平さん、左仙北谷さん、右みちの会会長竹澤さん 16日朝チーム。左竹澤さん、中央丸山さん、右和田さん
それぞれ1900円(税込)で売っています
左「根付け」200円、右「ひょうたんからこま」650円 てぬぐい赤・青各600円、二点だと1000円
大山こま参道大津屋さんのきゃらぶき各種525円 大山こま参道ウルワシ本舗さんの「ちぎりこんにゃく」「味しめじ」各300円
プレゼントの月桂樹。いいにおい 今年もあったベルト500円
神棚も ボロ市通りではないのですが、帰りに通る松陰神社前商店街にある碁会所のイカシタ看板

072▼(こ)2010年11月24日(水)
大和市推奨品のしおり 中平さんから、「トラベル日本さんのツアーで大山街道を歩く時に、参加者にオススメできるお土産、鶴間のあたりで何かないですかねと」と聞かれ、大和市の観光案内所に電話をしたら「大和市推奨品のしおり」というものを送って下さいました。お酒、最中やクッキーなどの菓子、ソーセージも含まれ、推奨品は23点あります。推奨期間は2年ごとに選び直され(すみません、一年ではなく2年ごとです。11月30日訂正)、この11月から新しいものになりました。しおりを見ていると、おいしそうなものがたくさんあります。取材で歩いていた時は「おみやげ」という余裕もなかったのですが、このプラスアルファもなかなか楽しそうだと思います。個人的には「神奈川やまと・さくら街道」に惹かれています。

大和市推奨品
http://www.yamato-kankou.com/suisyou/

「ホントに歩く大山街道」第二弾 11月10日(水)にまた中平さんとともに編集会議をもちました。なんとなく先が見えた感じです。今は戻ってきた校正の文字、地図の修正をしています。また、26日には、藤沢・江の島を藤沢市のガイド協会の方に案内していただく予定で、楽しみです。第二弾の仮タイトルは『これから歩こう 大山道』です。  

twitter 10月初頭からツイッターを始めました。大山道のこともつぶやいています。ぜひご覧下さい。ぜひフォローしてください!

 http://twitter.com/fujinsha

 また、弊社代表(お)http://twitter.com/ohmo11
 編集部(こ)http://twitter.com/fujinshako


071▼(こ)2010年11月4日(木)
「ホントに歩く大山街道」第二弾編集会議 10月30日(土)、中平龍二郎さんに台風の中、ご来社いただき、『ホントに歩く大山街道』第二弾の編集会議をしました。驚いたのは、上着の下は半袖という中平さんのいでたちです。ダウンベストを着てきた私としては「暑い」という言葉を使用する日ではありませんでしたが、半袖になり「ちょっと蒸しますね」とおっしゃる中平さんはやはりすごいです。寒いのはまったく平気で、夏は(今年は特に)大変だったそうです。体温が高い人は活発で元気という話を聞いたことがありますが、中平さんはまさにそのタイプでしょう。
 直接お目にかかって話すことができ、本の発行のために何をしたらよいかがはっきりしてきました。10日に次の会議があるので、それまでに宿題(私の。平塚からの道の地図の修正、柏尾道の文字修正などなど)を終わらせなくてはなりません。

「丹沢大山エコ型観光ウォーク&トーク」 伊勢原市観光協会さんから、11月26日(金)の「丹沢大山エコ型観光ウォーク&トーク」と大山ライトアップのご案内をいただきました。蓑毛地域の方のお話など、面白そうです。平日ですがご都合のつく方はぜひ!

開催日 11月26日(金)午前10時〜午後4時
『ウォークイベント』
集合時間:午前10時
集合場所:大日堂(神奈川県秦野市蓑毛721番地)
※小田急小田原線秦野駅下車神奈中バスで蓑毛行き約25分「蓑毛」下車徒歩1分
コース:蓑毛〜大山阿夫利神社下社
各自昼食(13時頃到着予定)
※健脚向けのコースです。歩きやすい服装、登山靴でご参加ください。
参加費:500円(保険料等・当日集金)
持ち物:弁当・飲み物・雨具ほか
定員:35名(先着順)
<水筒やマイ箸持参の方にノベルティプレゼント>

『トークイベント−丹沢大山魅力再発見』
集合時間:14時〜16時 参加無料
会場:大山阿夫利神社下社・参集殿
内容:丹沢大山の歴史のお話、蓑毛地域の方のお話、世田谷での活動報告とフリートークなど。丹沢大山の秋の味覚を味わいながらみんなでお話しませんか?
<地場産の柿・桜茶の試食・試飲付き!>

『地域の味を楽しもう!』(一部雨天中止となります)
会場:大山阿夫利神社下社・参集殿
内容:
・紅葉鍋のふるまい(100円)なくなり次第終了
・伊勢原・秦野の特産品販売
・マイはしづくり体験(実費)<協力:伊勢原市森林組合>

申込・問い合せ: 伊勢原市観光協会
(TEL:0463-94-4711/ F A X 0463-95-7613)

秋の大山ライトアップ
ライトアップ期間 2010年11月20日〜28日
ケーブルカーも夜間運行されるそうです。
http://www.odakyu.jp/sightseeing/special/kouyou/spot/spot01.html

伊勢原市観光協会HP
http://www.isehara-kanko.com/index.php

伊勢原市観光協会の関係ページ。チラシ、申込用紙がアップされています。
http://www.isehara-kanko.com/news.php?eid=00120

鶴巻地区の大山道のマップの展示 秦野東公民館(秦野市東田原1538-3)で2010年11月6、7日(土・日)に、まほら秦野みちしるべの会さんが作成された鶴巻地区の大山道のマップの展示があります。
 KAZESAYAGE<平地編>に掲載させていただいている「古道・大山道を歩く」のシリーズのマップです。公民館の中にある図書館前のスペースで展示があるとのことです。東公民館まつりも合わせて開催されているようです。

秦野市立東公民館
http://navi.city.hadano.kanagawa.jp/s-gakusyu/kominkan/higasi-kou/index.html

 まほら秦野みちしるべの会さんでは、8月にHPを立ちあげたそうです。マップや、会員の方々が書かれた大山道に関する文章も掲載されています。
http://mahora-hadano.sblo.jp/


070▼(こ)2010年10月12日(火)
 
雑誌「ムー」11月号に、大山阿夫利神社がパワースポットとして紹介されている情報をいただきました。
 書店で購入すると5ページにもわたる特集で、下社から山頂までを登りながらの取材記事があり、なかなか面白いです。山頂本社社殿に強力なパワーがあるようで、全般的な運勢向上、特に勝負運に恵まれるとのことです。
 他に二重滝のあたりにもパワースポットがあるようです。

069▼(こ)2010年10月1日(金)

「津久井からの大山道を歩く、再探訪」

 「津久井からの大山道を歩く、再探訪」のご案内を伊勢原の斉藤勢吾さんよりいただきました。実施日は、2010年10月29日(金)です。今回は日向川バス停から山口家住宅までです。伊勢原の宮崎武雄さんがご案内してくださいます。お申し込みは、弊社(info@fujinsha.co.jp)か斉藤様にお願い致します。

趣 旨:不明の点が多い「大山道<日向川〜石倉橋>」を実踏し、再確認する。
実施者:伊勢原市歴史解説アドバイザー 斉藤勢吾
    大山道実踏家 高橋憲治(海老名市)
案内者:大山道研究家  宮崎武雄氏
協力者:伊勢原市郷土史会長 田中米昭氏(特別開館の山口家大山道展解説者)
期 日:平成22年10月29日(金)(小雨決行)
日 程:9:00 伊勢原駅北口集合
   :9:40 路線バス乗車:七沢行き(伊31・伊34)運動公園経由
   :10:00 日向川バス停下車(出発)
行 程:約4?
    日向川バス停→はつみ坂旧道→新田道標→新田集落→中丸
   →産能大付近(御伊勢の森バス停付近)から右へ(旧道に入る)
   →這子坂(昼食?)→子易明神→石倉信号→石倉橋(不動尊道標)
   →山口家
   11:30 昼食;押し花アトリエ「花あそび」
    (這子坂バス停付近一氏宅)
   13:00 山口家大山展見学(特別開館)解説者 田中米昭
   適宜解散 
行程図:必要な方には、後日メールで送付
持ち物:バス料金・弁当・飲み物・雨具・筆記用具・地図等
問合せ:斉藤
    TEL・FAX 0463‐94‐9296
    携帯080-5692-9746)
    Eメール saiseigo1@tbi.t-com.ne.jp


068▼(こ)2010年9月21日(火)

トラベル日本さんのツアー「赤坂〜用賀」 

 9月18日(土)、トラベル日本さんの「ホントに歩く大山街道」のツアー集合場所の永田町駅出口に、初回参加者特典になっている『ホントに歩く大山街道』を届けに行きました。35人も参加者がいらしてびっくりしました(嬉しい)。国道246号線を列をなして歩かれている皆さんを見ながら、4年前、「ここを歩く人がいるのかな」と不安になりながら取材をしていた頃を思い出し、感慨深かったです。
 

永田町駅出口で出発前に説明を受ける参加者のみなさん
 9時に永田町駅集合、9時半出発です。本は受付時に渡していましたが、コピーした地図等などの資料も同時に渡し、本は歩き中はザックに入れ(参加者のほぼ100%、ザックでした)、家に帰ってから見てくださいと説明していました。
赤坂見附交差点を通過する
 先頭をツアーリーダーが歩き、最後尾に添乗員の方がつきます。添乗員さんにことわれば、写真をとったりして遅れても待っていてくれます。
豊川稲荷で準備運動。けっこう入念にストレッチを行っていました
 この日は歩くのには気持ちよい天気でした。少し前は残暑が厳しく、大変だったそうです。

 豊川稲荷は本来はお寺ですが(これは、大山みちの会の方が案内してくださったときに教えていただきました)、稲荷は大岡忠相越前守の屋敷稲荷だったものを、赤坂小学校(現在はない)を建てるためにこちらに移動してきたものと説明され、そうだったのか!とびっくりしました。しかし、『ホントに歩く大山街道』にはしっかりどちらのことも書いてあり、自分自身が大丈夫か不安になりましたが、「屋敷稲荷」という言葉自体も最近認識しましたし、文章で読むのとその場で人が説明しているのを聞くのとでは違うのだ、と思ってみたりもしていますが。。


豊川稲荷の狛犬というかキツネ。犬っぽいです。尻尾がでかい。

今回のツアーリーダーの荒川さん

薬研坂。薬を挽く船底のような形になっていますとのリーダーの説明の後、写真を撮る参加者の方

高橋是清翁記念公園の石造物

高橋是清翁記念公園に来たら、これを撮らなくては
 高橋是清翁記念公園は、石造物が非常に多いことに改めて気がつきました。隣のカナダ大使館の敷地も含め、広大な庭にあったものなのでしょうか。石造物に詳しい荒川リーダーが、石灯籠の時代毎の形状を説明してくれました。 何基も石灯籠がある
 参加者の中に昭和30年代に青山高校を卒業されたという方がいらして、当時のままだったのは外苑前の増田屋さんとういソバ屋ぐらい、とおっしゃっていました。もちろんビルになっていますが、現在も営業されています。
外苑前の増田屋

善光寺にある如意輪観音。立て膝なのは、すぐ助けに行けるようにと荒川さんが説明してくださいました

善光寺の石造物の前に置かれていたイチゴみたいなだるま
 渋谷の御嶽神社までツアーに同行させていただいたのですが、さんざん歩いているのにまだまだ新発見があり、面白かったです。本を読まれたみなさんもそうでない方も、是非参加してみて下さい。私も早速10月の回の申込をしました。
渋谷の唐そばのつけ麺を昼食にしました。並も特盛も同じ800円で他のお客さんは特盛(4玉分!)を頼む人もいましたが、適度な運動でおなかがすいていたとはいえ、並で十分、非常に美味しかったです。
 

10月は、用賀〜鷺沼で、9時半出発、2800円です(約10キロ/15時半頃解散)。
7日(木)、9日(土)、14日(木)、16日(土)、20日(水)、22日(金)、23日(土)の7回があります。

トラベル日本ホームページ
http://www.travelnippon.co.jp/

四季彩の旅トップページ内の
「第1回〜第4回大山街道を歩く」から、1〜4回までのパンフレットpdfがダウンロードできます。
http://www.travelnippon.co.jp/shikisai/

トラベル日本 電話:03-3572-2664


067▼(こ)2010年9月14日(火)

伊勢原市の雨岳文庫(旧山口家住宅)で「大山道展」開催 

KAZESAYAGE<平地編>創刊号にご執筆いただいた宮崎武雄さんからのご案内です。
伊勢原市の雨岳文庫(旧山口家住宅)で大山道展が開催されます。平塚などからのウォーキングもあります。是非お出かけください。

「第2回大山道展−交通の変遷と大山道−」

期 間:2010年9月25日〜12月5日
   上記のうち土・日・祝日の午後1時〜4時
場 所:雨岳文庫資料館(伊勢原市上粕屋862)
入館料:一般200円、20人以上の団体・高校生100円、中学生以下無料
主 催:雨岳文庫を活用する会 http://www.ugakubunko.ath.cx/
展示企画:いせはら歴史解説アドバイザー「アドおおやまみち」
講 演:伊勢原市教育委員会
協 力:いせはら観光ボランティアガイド&ウォーク
問合せ:0463-95-0002(NPO法人雨岳文庫を活用する会)

記念ウォーク主催:いせはら観光ボランティアガイド&ウォーク
記念ウォーク申込先:0463−95−0807(tel&fax) 三上様
電話は17時以降。FAXはいつでも結構です。住所、氏名、電話番号を記入してFAX申し込みをして下さい。

○展示内容
 大山道と交通の変遷、平塚駅開業と小田急開通、バス開通のあゆみ、大山道の高札

○記念ウォーク

1須賀湊と平塚宿=2010年10月13日(水)
 集合:平塚駅南口10時 解散:神奈川中(神奈川中央交通)古花水BS 15時
2平塚駅〜豊田本郷=2010年12月8日(水)
 集合:平塚駅北口10時 解散:神奈川中 豊田本郷駅BS 15時
3豊田本郷〜二の鳥居(山口家)2010年1月12日(水) 
 集合:神奈川中豊田本郷駅BS10時   解散:〆引(山口邸) 15時

●川崎市大山街道ふるさと館からのお知らせ 11月6日(土)、9月11日の第一回の講座に引き続き、大山講についての講座第二回目が、川崎市高津区の大山街道ふるさと館であります。第二回は、川崎郷土研究会の対馬醇一氏の基調講演の後、神奈川県内のさまざまな地域の講の方々に、地域の講の様子を語っていただくとのことです。

テーマ:大山講 今昔 その2 さまざまな地域に見る講の実際
日 時:第1回 平成22年11月6日(土)10:00〜12:00
講  師:基調提案 対馬醇一氏(川崎郷土研究会)
    パネリスト 溝口、小杉、世田谷、町田、伊勢原などの講の方々
会 場:大山街道ふるさと館 イベントホール
    川崎市高津区溝口3-13-3
募集人員:64名 (入場無料、先着順)
申込み・問合せ先:大山街道ふるさと館(10月1日 9:00〜)
         TEL044-813-4705  FAX044-814-0250
主 催:川崎市大山街道ふるさと館 川崎市生涯学習財団
    NPO法人教育活動総合サポートセンター


066▼(こ)2010年8月20日(金)
●川崎市大山街道ふるさと館からのお知らせ 9月11日(土)に大山講についての講座が、川崎市高津区の大山街道ふるさと館であります。(以下案内のチラシより)
 大山の阿夫利神社は、古くから五穀豊穣、商売繁盛の神様として、人々の信仰を集めてきました。招福、除災の神様として知られていますが、別名「雨降山」と言われるように、雨雲を呼ぶということから人々が雨乞いに詣でた所としても知られています。この大山詣りのために江戸時代から関東、東海の各地より「大山講」が生まれ、現在も連綿として続けられています。
 今回は、溝口の「大溝太々講」を含めて、人々の大山への信仰、講を通してのつながりや思いについて講師 諏訪間伸氏に語って頂きます。

テーマ:大山講 今昔 その1
日 時:第1回 平成22年9月11日(土)10:00〜12:00
講  師:諏訪間伸氏(伊勢原市教育委員会 文化財課)
会 場:大山街道ふるさと館 イベントホール
募集人員:64名 (入場無料、先着順)
申込み・問合せ先:大山街道ふるさと館(8月1日 9:00〜)
         TEL044-813-4705  FAX044-814-0250
主 催:川崎市大山街道ふるさと館 川崎市生涯学習財団
    NPO法人教育活動総合サポートセンター

ウォーキングツアー「大山街道を歩く」 旅行会社「トラベル日本」が企画する大山街道のツアー(青山道)が9月からあります。『ホントに歩く大山街道』の著者中平さんが監修で、ご自身での案内の回もあるそうです。日帰り8回で赤坂御門から大山山頂までを歩きます。
 1回の候補日がいくつかあり、それぞれ都合の良い日に申し込めるそうです。

第1回 赤坂御門〜用賀
第2回 用賀〜鷺沼
第3回 鷺沼〜青葉台
第4回 青葉台〜鶴間
第5回 鶴間〜海老名
第6回 海老名〜愛甲石田
第7回 愛甲石田〜大山追分
第8回 大山追分〜大山山頂往復

 参加費は1回〜6回までが2800円、7、8回は、バスツアーで値段が違うそうです。リーズナブルで、けっこう歩きでがあります(だいたい一回10キロぐらい。『ホントに歩く大山街道』は、13回に全行程を分け、10キロの区間もあれば3キロも)。ご興味をもたれた方は是非、お申し込みください。また、第1回ご参加の方には、『ホントに歩く大山街道』のプレゼントもあるそうですので、ぜひぜひ、よろしくお願いします。

トラベル日本ホームページ
http://www.travelnippon.co.jp/

四季彩の旅トップページ内の
「第1回〜第4回大山街道を歩く」から、1〜4回までのパンフレットpdfがダウンロードできます。
http://www.travelnippon.co.jp/shikisai/

トラベル日本 電話:03-3572-2664


065▼(こ)2010年8月5日(木)
中平龍二郎さん講演会のご案内 来る2010年9月4日(土)、ひらつか市民活動センターで『ホントに歩く大山街道』の著者・中平龍二郎さんの講演会が、丹沢山塊の自然を考える会の主催で開催されます。大勢のご参加をお待ちしております。
昨年、同会では、同じく「未知の道シリーズ」の著者・岡澤重男さんの講演会が開催されました。丹沢山塊の自然を考える会は、丹沢の山や林道歩き、花水川のクリーンウォークなどを通して、自然保護や自然の大切さを考える活動をされています。

日時:2010年9月4日(土)午後1時〜2時30分
   (10分前に集合ください)
場所:ひらつか市民活動センター
   (平塚市八重咲町3−3 JAビルかながわ2F)
    JR平塚駅南口から徒歩2分
演題:「大山街道の地形と地名」大山街道とは 相州大山道  
講師:中平 龍二郎氏
主催:丹沢山塊の自然を考える会
定員:80名(定員になり次第締め切り)
申し込み方法:8月19日(木)までに、メールかFAXで弊社にお申し込みください。住所、氏名、携帯電話番号or電話番号をお知らせ下さい。

info@fujinsha.co.jp

2010年8月5日発行の「タウンニュース」平塚版
http://www.townnews.co.jp/0605/2010/08/05/62717.html

2010年8月5日発行「タウンニュース」平塚版


064▼(こ)2010年7月8日(水)
NHK教育で大山街道の番組 今朝、「芸能花舞台−大山をたずねて」という番組の情報をいただいたのですが、すみません、今日の午後2時からで、このアップ時点ですでに終わってしまいました。再放送が11日(日)にあるそうです。

NHK 教育テレビ 2010年7月8日(木)14:00〜14:44
    再放送 2010年7月11日(日)23:30〜24:14
番組名:芸能花舞台「夏・大山をたずねて」
司会の古谷アナと落語家・柳家三三が神奈川県大山を訪れ、大山参りの気分を味わいながら、舞踊や落語、小唄を紹介する。舞踊・花柳寿太一郎、小唄・小唄幸万琉、小唄幸三。
落語の大山参りもあるようです。大山阿夫利神社の宮司さんも出演されまるそうです。

http://www.nhk.or.jp/hanabutai/yotei.html

伊勢原の雨岳文庫で大山道の展示準備中 昨年に続き大山道の展示を企画されているそうです。「平塚から大山へ」の内容で、弊社の『ホントに歩く大山街道』第二弾の範囲と重なり、非常に楽しみです。詳細がわかりましたらまたお知らせ致します。


063▼(こ)2010年6月23日(水)
大山みちウォーク&トーク No.62でご案内しました「大山みちウォーク&トーク」に6月20日に行ってまいりました。

 午前中の「ウォーク」は、用賀から二子玉川まで、慈眼寺ルートと行善寺ルートの2系統の大山街道を歩きました。途中に寄った玉川大師(世田谷区瀬田4-13-3)には地下霊場があるのですが、ものすごくスリリングで、こんなに臆病者だったのかと自分自身に驚きました。行かれたことのない方はぜひ、行ってみて下さい。修行とはいえ、お化け屋敷より怖いです。

集合場所のハロー*ようがで。ワンちゃんも旅立ちの準備完了
 午後のトークは、伊勢原・高津・二子・用賀の方々の地域での大山みちに関する活動の報告とフリートークがありました。
 いきなり、「今日の感想と大山に関する活動への提言」を見知らぬ人と組みになって話すことになり、ドキドキしましたが、同じ地元の高津の方とお話する機会を得て、こういう強制的な方法も交流にはいいかもしれないと思いました。

玉川町会会館での大山みちトークの様子。50人近い参加者で盛況でした。

 知らない方とお話ができるのは楽しいです。もちろん、その場限りでご縁は終わってしまうかも知れませんが、思わぬことに発展する可能性もあります。大山道の仕事を始めてから、新たな世界がどんどん広がっていくのが面白くて、また不思議です。

 当日の用賀・二子玉川の歩きの様子は→こちら

●「いい旅夢気分」で大山紹介 テレビ東京の番組「いい旅夢気分」は6月16日の放送が大山の特集だったそうです。こま参道の中村屋さんも紹介されたとのことで、放送のことを教えて貰っていたにもかかわらず、ビデオセットしてこなかったのが非常に悔やまれます。中村屋さんはKAZESAYAGE<平地編>第1号に「柏尾道」のご寄稿をいただいた宮崎さんのお店です。ご覧になった方はいらっしゃいますか。


062▼(こ)2010年6月7日(月)
大山みちウォーク&トーク 「大山街道が通る伊勢原、高津、二子玉川、用賀の仲間と一緒に町歩き(ウォーク)とおしゃべり(トーク)で楽しみます」というイベントが開催されます。

日時:2010年6月20日(日)
主催:玉川町会

ウォークは、二子玉川コースと用賀コースの二つがあるようです。
(詳細はチラシをご覧下さい)

玉川町会チラシ

ハロー*ようがチラシ

お弁当など変更点もあるようですので、参加される方は各担当者の方へお問い合わせ下さい。(玉川町会のチラシの伊勢原観光協会の電話番号が間違っているそうです。正しくは、0463−94−4711)

トークは、13時半〜15時半。場所は玉川町会開館(東京都世田谷区玉川2-2-1-209。玉川税務署の向かい)
午後の部は、伊勢原・高津・二子・用賀の合同で行われます。

用賀地区のご担当者、平井さんからご案内をいただきました。まだまだウォーク参加者大募集だそうです!
10:00にハロー*ようが集合(用賀商店街事務所隣/東京都世田谷区用賀4-12-15)
12:30頃二子玉川の町会会館着予定
お時間が大丈夫な方は13:30〜の大山みちトーク(阿夫利神社の宮司さんのお話もあるそうです)にもご参加下さいとのことです。私も参加予定です。ご都合の合う方はぜひ!

大山街道で嵐の下敷き 川崎市高津から大山街道を世田谷区の二子玉川の方へ歩きました。以前から気になっていた店がありましたが、私が通るときはたいてい閉まっているのでした。たまたま土曜日に通ったところ、数人の子供たちが中へ吸い込まれていくのが見え、つられて入りました。

 店内は10円とか20円ぐらいの駄菓子がならぶ普通の駄菓子屋さん。気になっていたのは、店の前にある自販機にたくさん貼られているアイドルグループ・嵐グッズの貼り紙です。私ではなく、ファンの友人がいるので、そのためです。

 駄菓子屋らしく、下敷きは黒い袋に入れられ紐でぶら下がっていて、中が見えない、くじびき形式。お店のおばちゃまによると、「大人は、気に入ったメンバーのものが出るまで引いていきます」とのこと。子供たちの注目が集まるなか、一番上の袋を引いて袋から出すと、二宮君でした。たしか友人は彼のファンだったはずなので、安堵いたしました(他のメンバーが出ても大人買いするつもりはありませんでしたが)。


タバコの自販機に貼られた嵐グッズの宣伝。かなり大々的にアピール。値段も駄菓子クラスで子供でも買えるのがいいと思いました。(2010年6月5日)
 一人の男の子が、「この人、交通事故、起こしたよね」と言うと、おばちゃまも、「そうそう、今朝の新聞に載ってたね。でも相手は大丈夫みたいよ」、とファンと思われている私を気遣う応答。そんなこと知らなかったし、「私じゃないんですけど」と心の中で叫びながら、店を出ました。
開けた瞬間がいちばん恥ずかしかったです。1枚100円。裏面は革ジャンを着たワイルドな感じ。
 かなり余談でしたが、二子地域の大山街道沿いにあった質屋さんや材木屋さんもなくなり、新地になっていました。本を出した3年前から沿道の様子がずいぶん変わりしました。
 次の日は用賀まで歩きましたが、二子玉川駅の南側の開発に驚きました。写真は、大山街道の行善寺道を下ったところから撮影しました。駅を出て、自分がどこにいるのか分からなくなる人も多いようで、案内をするガードマンが数人いました。調布橋の手前あたりは元のままで、ホッとしました。
調布橋手前からふり返って撮影(2010年6月6日)


061▼(こ)2010年4月22日(木)
NHK BSで大山街道の番組 大山みちの会の方から、「4月25日(日)NHK BS1で大山街道のTV放送があります。外国人向けの放送のようです」というメールをいただきました。(18日の再放送だそうです)ご覧になれる方はぜひ!

NHK BS1 2010年4月25日(日) 午前11:10〜11:40
番組名:Journeys in Japan
「江戸庶民の巡礼地〜神奈川県・伊勢原市」
江戸の昔から続く「大山詣で」を体験。大山詣でに訪れた「講」の人々や、巡礼登山の過程で出会う丹沢の自然を通して現代にも息づく日本人の信仰心のひとつの形を感じとる。「江戸庶民の巡礼地〜神奈川県・伊勢原市 大山〜」
<字幕スーパー>
【リポーター】ジリ・ヴァンソン,【語り】ビル・サリバン

http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20100425/001/11-1110.html


060▼(こ)2010年4月15日(木)
●歴史を彩る用賀の道いまむかし 東京都世田谷区用賀の「大山道おこし委員会」が発行している「歴史を彩る用賀の道いまむかし」というマップがあります(2010年3月)。これは用賀地域の地図ですが、村絵図(1806年)、昭和3年の地形図、2010年2月現在のマップを並べ見られるようになっていて、昔の面影をたどりながら散策ができます。

 このマップは、ハロー*ようが(用賀商店街事務所隣/東京都世田谷区用賀4-12-15)でもらえるそうです。

 この蛇腹折、3枚の地図をスムーズに見比べることができ、すぐれものです。冊子ではないので、一枚裏表印刷で、よく考えられていると感心いたしました。

 地図の裏面には地図上のポイント(史跡等)の説明が印刷されています。大山街道の上町・慈眼寺線と新町・行善寺線の合流地点だけあり、用賀は見所が多いです。


蛇腹折でコンパクト
大きすぎず小さすぎず見比べやすい大きさです。

●杉浦日向子監修『お江戸でござる』 読者の方から本書の259ページあたりに当時の大山詣の様子が書かれていて、イメージが鮮明になったというメールをいただきました。252ページからの「旅行」という項の中に書かれています。江戸庶民が行ったお伊勢参り、冨士講、熊野講、成田講、江ノ島の説明もあります。大山・江ノ島は箱根の手前なので手形がいらず、比較的気楽な国内旅行とありました。なるほどです。

 同じ方から、「『北条五代記』の現代語訳を読み、合戦シーンの凄まじさをを表現するのに、「大山も崩れ」とありました。それも、数ヵ所にもおよび、江戸の頃は、大山が親しいものだったんだな〜と思うと共に、書物などからの大山へのアプローチもオツなものかと、改めて大山に引かれました」というメールを昨日いただき、今度は『北条五代記』にチャレンジ?


新潮文庫(2003年、本体476円)。NHK番組「コメディーお江戸でござる」で取り上げた江戸の風俗や庶民の生活の話をテーマ別にまとめてある。

059▼(こ)2010年2月8日(月)
●相州・大山の、そこが知りたい! 伊勢原市在住の斉藤勢吾さんから昨年9月に、「いろいろな場所から撮った大山の写真を集めています。もしあったら送ってください」というメールをいただきました。大山は会社からも、現調でもたくさん撮っているのに、だらだらとしているうちに送り損ねてしまいました。先月末、斉藤さんから研究されている成果をまとめられたHPのアドレスがメールで送られてきました。非常に詳しく研究されています。斉藤さんが集めた各地からの大山の写真は大変面白いです。HPでは、他に権田直助の生涯や御師のことなど多岐に渡り、大山はまだまだ奥深い世界であることを感じました。是非ご覧ください。

相州・大山の、そこが知りたい!
http://www2.tba.t-com.ne.jp/magoemu/rinku%20frame.htm

大山(相州・伊勢原)の写真募集ジオログ
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/saiseigo1

●川崎市大山街道ふるさと館企画展 2010年2月13日(土)〜28日(日)まで、ふるさと館1階の展示室で、津久井街道や多摩区と麻生区の町名を特集するそうです。
2月13日と21日には、日本地名研究所の金子欣三さんと鈴木茂子さんの展開説もあるそうです(両日とも13時30分〜)。

詳しくは大山街道ふるさと館のHPをどうぞ
http://furusatokan.web5.jp/
の 「お知らせ」の2009年12月15日(火)大山街道ふるさと館企画展の欄


058▼(こ)2010年1月23日(土)
●秦野の大山道 読者の方からお寄せ頂いた情報です。2010年1月29日(金)と2月12日(金)に秦野市立西公民館(神奈川県秦野市柳町2−5−36)で秦野の大山道に関する講演会と散策があるそうです。秦野市の「まほら秦野みちしるべの会」さんが主催されます。まほら秦野みちしるべの会さんでは、地元の大山道や道標を調べたり、古老の話を聞く活動をされているそうです。道標を記したマップも作られ、こちらは1月31日(日)まで西公民館に展示されているそうです。講座と散策は公民館へ申し込みが必要です。

秦野市立西公民館 催し物の案内
http://navi.city.hadano.kanagawa.jp/s-gakusyu/kominkan/nisi-kou/moyo_annai.htm

●大山街道フェスタ 2010年2月21日(日)に川崎市高津区の大山街道沿いの施設で大山街道フェスタが開催されます。池尻大山みちの会さんのブースで今年も弊社の本を売らせて頂くことになりました。みちの会さんのブースは溝口緑地(高津図書館の前の広場)で、こちらでは物産展やフリーマーケットがあります。また、川崎市大山街道ふるさと館では、大山双六のイベントもするそうです。
日時:2010年2月21日 10:30〜14:30
会場:二子神社、溝口神社、溝口緑地、大山街道ふるさと館

川崎市高津区役所 大山街道フェスタ
http://www.city.kawasaki.jp/67/67soumu/home/takatu/kanko/event/event_festa.html

●ボロ市報告 2009年12月15、16日と2010年1月15、16日に開催された世田谷ボロ市での本の販売は、『ホントに歩く大山街道』18冊、『大山北尾根・支尾根』2冊でした。大山みちの会のみなさま、どうもありがとうございました。1月の15、16は非常に寒かったです。

 みちの会の会員さんで、ボロ市がきっかけで会員になられた方がいらっしゃいます(『ホントに歩く大山街道』も買って下さいました)。その方は子供の頃、世田谷に住んでいて、ボロ市の日は学校が早く終わりお小遣いを握りしめてボロ市へ遊びに行ったそうです。今はありませんが、見世物小屋があり、蛇女などを見たそうです。
 また、新年用の神棚を毎年お母様と買いに行ったともおっしゃっていました。
神棚屋さんがあった!
 ボロ市は今年で423年も続いているそうですが、いろいろなものを売っていました。
桶とかまな板とか
こんなものを専門に扱うお店も。ボロ市って感じがします 古道具屋さん
ベルト屋さん。安い 嵐専門店。

057▼(こ)2009年11月18日(火)
●川崎市大山街道ふるさと館からのお知らせ 12月に中原街道の講座があります(全2回)。(以下案内のチラシより)
 現在、多摩川を渡って東京へ行く道は何本もありますが、江戸時代には東海道、中原街道、大山街道、津久井街道の4本でした。
 今回は郷土研究をライフワークとして数多くの著書を出している羽田猛氏に中原街道の今昔について街道の散策を含めての講座を企画しました。現代の変貌ぶりをみながら、当時の生活に思いを馳せて頂きます。

テーマ:歩く・見る・知る 中原街道の今昔
日 時:第1回 平成21年12月12日(土)13:00〜15:30
        講座
    第2回 平成22年1月16日(土)13:00〜15:30
        街道を実際に歩きます
講  師:羽田猛氏(郷土史研究家・写真家)
会 場:第1回 大山街道ふるさと館
    第2回 未定
募集人員:40名 (入場無料、先着順)
申込み・問合せ先:大山街道ふるさと館(11月10日 9:00〜)
         TEL044-813-4705  FAX044-814-0250
主 催:川崎市大山街道ふるさと館 川崎市生涯学習財団
    NPO法人教育活動総合サポートセンター


056▼(こ)2009年10月15日(木)
●川崎市大山街道ふるさと館からのお知らせ 11月に第二回文化講演会があります(第一回目はNo.055に登場の持田さんでした)。
 大山街道沿いの旧家で江戸時代の貨幣が見つかったそうです。高津区二子・溝口の当時の繁栄ぶりが伝わる興味深いお話が伺えます。

テーマ:小判が語りかける江戸期の二子・溝口の繁栄
日 時:平成21年11月7日(土)午前の部10:00〜11:00
               午後の部13:00〜14:30
講  師:午前の部 高橋典子氏(川崎市市民ミュージアム学芸員)
    午後の部 湯本豪一氏(川崎市市民ミュージアム学芸室長)
会 場:大山街道ふるさと館2階イベントホール
募集人員:64名 (入場無料、先着順)
申込み・問合せ先:大山街道ふるさと館(10月1日 9:00〜)
         TEL044-813-4705  FAX044-814-0250
主 催:川崎市大山街道ふるさと館 川崎市生涯学習財団
    NPO法人教育活動総合サポートセンター

●高津図書館80周年記念の催し 10月18日に高津図書館で大山街道を中心に高津の昔の様子や石碑についての話を聞く会が催されます。70〜80年前の高津はどんなだったのか、散歩ガイドを含め説明していただけます。高津区内の昔の写真、絵などの展示もあるそうです。

テーマ:高津について知ろう
日 時:平成21年10月18日(日)14:00〜16:00
内 容:1.高津の70〜80年前の思い出(笹岡洋一氏)
    2.高津区内の石碑について(池田安麿氏)
場 所:高津図書館1階展示室
定 員:30名(無料、先着順)
申込み:図書館に来館または電話で(当日参加可)
問合せ:川崎市立高津図書館(川崎市高津区溝口4-16-3)
         TEL044-822-2413
協 力:高津区役所、高津市民館、大山街道ふるさと館


055▼(こ)2009年5月12日(火)
持田春吉さんの講演会があります 今週の土曜日(5/16)に川崎考古学研究所所長持田春吉さんの講演会があります。持田さんには『ホントに歩く大山街道』のコラムにご登場していただき、お世話になりました。地元有馬村(現、川崎市宮前区有馬)や発掘された遺跡のお話をされるそうです。ご興味のある方は是非どうぞ。

日 時:2009年5月16日(土) 18時〜
場 所:有馬・野川生涯学習支援施設 2F会議室
   川崎市宮前区東有馬4-6-1 電話044-853-3737
  (東急田園都市線「鷺沼駅」、南部線「武蔵小杉駅」「武蔵中原駅」からバスが出ているそうです。『有馬第二団地入口』で下車)
予約不要・入場無料

http://www.kpal.or.jp/6siteikannri/arima_nogawa/index.html


054▼(こ)2009年4月25日(土)
 
●『ホントに歩く大山街道』の著者、中平龍二郎さんがラジオに出ます
 「ふるさと自慢うた自慢」という番組で、宮前区の大山街道を紹介されます。
 放送日は5月30日(土)午後9時5分〜9時55分。NHK第一放送です→続きはこちら
053▼(こ)2009年2月17日(火)
 
●大山街道ふるさと館企画展
 2月14日〜3月15日まで、大山街道ふるさと館1階展示室で「郷土の地名に親しもう−高津区・宮前区を中心に−」という企画展が行われます。今回は川崎市にある日本地名研究所の協力で大山街道や田園都市線が通る川崎市高津区と宮前区の町名の特集をするそうです。

 期間:2009年2月14日〜3月15日
 時間:午前10時〜午後5時
 会場:川崎市大山街道ふるさと館1階展示室
    川崎市高津区溝口3-13-3
 入場:無料
 問い合わせ 電話:044-813-4705
 ホームページ:http://www.city.kawasaki.jp/88/88oyama/home/hurusato.htm

 2月22日(日)と2月28日(土)に日本地名研究所による展示解説が行われます。両日とも11時〜と13時30分からの2回です。

●中平さんの講演会があります
 3月13日(金)、大山のお膝元伊勢原市で『ホントに歩く大山街道』の著者中平龍二郎さんが大山街道についての講演をされます。

 日時:2009年3月13日(金)
    午後12時30分開場 午後13時〜
 会場:神奈川県立伊勢原高校(視聴覚室)
    伊勢原市田中1008-3(小田急線伊勢原駅下車、徒歩14分。バス「大山ケーブル行」片町十字路下車、徒歩3分)
    ※『ホントに歩く大山街道』184ページの地図に載っています。矢倉沢往還沿い。
 入場:無料・予約不要
 演題:「大山街道(矢倉沢往還)と地図」


052▼(こ)2009年1月10日(土)
 
2009年になりました。本年もよろしくお願いいたします。
 『ホントに歩く大山街道』は、昨年も継続的な紹介と販売が続き、また、大山道に関する新しい情報の数々を提供していただきました。多くの方のお力添えを感じております。ありがとうございました。

 本書が浸透してきたことを感じる嬉しいメールを著者の中平さんからいただきました。

 「正月休み中に、自宅近くの高山(注:川崎市宮前区)と言う場所でリュックサックを背負いカバーを付けた本を眺めている人がいましたので、後に回って覗きましたら「ホントに歩く大山街道」でした。お礼を言おうかと考えましたが止めておきました。昨年末にも、本と周囲の光景を見比べている人に会いました。少し躊躇い加減でしたが、少し考えた後、しっかりした足取りで歩き正確に角を曲がりましたのでホッとしました。」 

 実は私も同じような状況に遭遇したことがあります。昨年9月、自転車で大山街道を厚木まで走った時、大和市鶴間の阿夫利神社御分霊社前で、本を開いた状態でビニールケースに入れて歩いている男女を見かけました。かなり躊躇した(自転車でぐるぐる旋回)ところまでは中平さんと同じですが、私は我慢ができず声をかけてしまいました。ご夫婦で赤坂から何回かに分けて大山街道を歩かれているとおっしゃっていました。

 中平さんに、上記のメールを引用させて下さいとお願いしましたら、オーケーのお返事と、高山に関する以下のようなお返事をいただきました。どちらのメールも中平さんのお人柄がよく現れているので、引用させていただきました。

「高山は、正式には宮前区小台と言う町名です。大山街道(小台坂経由)と、明治時代中期から後期にかけまして、小台坂が出水のため崩れて交通不能になりました際、高山から馬絹の弁天坂経由に迂回しましたが、その迂回路との分岐点に位置する重要なポイントです。以前、道標が立てられていました。」

 昨秋から、新刊編集に向けて著者と編集部で地道に現地調査を始めています。1コースを分割して、まる一日、旧道の痕跡を探し求めて歩いています。未知の道愛読者通信でもよびかけましたが、みなさまに情報提供をお願いしたいと思っています。すでに、何人かの方から情報提供をいただきました。ありがとうございます。もし、みなさまのお近くの、あるいはよくご存じの「大山道」がありましたら、教えてください。愛読者通信ご希望の方はメールでお知らせ下さい。

info@fujinsha.co.jp

 昨年12月の編集日誌に記しました「おおすみ山荘」さんの佐藤先導師のお話詳細ですが、アップの準備がまだできておらず(まだテープ起こしも終わっていません)、申し訳ありません。


051▼(こ)2008年12月5日(金)
 11月19日と22日に、伊勢原市大山町で宿坊「おおすみ山荘」を営んでいる佐藤大住先導師のお話を聞く機会がありました。佐藤さんは、鎌倉時代から続く大山でも最も古い宿坊の第37代目の先導師さんです。
おおすみ山荘
 19日(水)は、玉川区民講座「大山道〜今と昔」の第1回目で(世田谷区玉川総合支所地域振興課主催)、大山詣りのこと、先導師のお仕事や毎年来られる講の方などのお話を、応募された区民の方にされました。また、写真や納太刀(大きい木刀)、法被、お札の版木など多くの資料を持ってきて下さり、貴重な「大山詣」の実物を拝見することができました。区民の方の関心も非常に高く、途中10分間の休憩の間も資料を見て熱心に質問をするなど、受講者に囲まれた佐藤さんは休む間もないほどでした。

 22日(土)は、用賀の町会や商店街が中心となって行っている「大山道場」が主催する行事に参加させていただきました。大山道場では、月1回、大山道に関する学習会や町歩きなどを行っているそうです。この日は大山のおおすみ山荘に集合し、佐藤さんから宿坊の部屋でお話を聞き、豆腐料理を楽しみました。豆腐坂の入り口近くにあるおおすみ山荘は、安政3年(1856)当時に建てられたまま修繕を加えつつ、現在もその建物を利用されているということで、宿坊全体が文化財という感じでした。

 この日は大山のライトアップがはじまった日だからなのか、土曜日で天気がよかったせいなのか、伊勢原駅の混雑はいつになく激しかったです。朝9時過ぎに伊勢原駅に着くと、すでに「大山ケーブル」行きバスを待っている人の列が、駅構内にまで延びていました。
伊勢原駅北口でバスを待つ長蛇の列。臨時バスが出ていて30分ぐらいで乗れました
 弊社は世田谷区にありますが、大山街道が通っていることもあり、その区内でこのような活動があるのがとてもうれしく思います。佐藤先導師のお話はとても興味深かったので、後日詳しくアップしたいと思っております。 
大山阿夫利神社下社境内。紅葉がきれいでした

050▼(こ)2008年9月9日(火)

●大山みちの会 ねもじり坂〜江田駅 大山街道歩き
 9月13日(土)、大山みちの会さんで、ねもじり坂(川崎市高津区)〜江田駅(横浜市青葉区)までの大山街道を歩く会を催されます。『ホントに歩く大山街道』の著者、中平龍二郎さんが案内されます。
 集合時間:午前9時30分 集合場所:東急田園都市線梶が谷駅南口改札口
 解散予定:午後2時30分〜3時 雨天の場合、9月21日に順延
 一緒に歩いてみたいと思われる方はメールを下さい。

 ohmori@fujinsha.co.jp


049▼(こ)2008年8月30日(土)
●中里まつりご報告
 7月27日(日)、31回中里まつりで『ホントに歩く大山街道』の展示販売とチラシ配布をしてまいりました。午後の炎天下の中、中平さんはじめみちの会のみなさまと一緒に伊勢原観光協会の「大山うちわ」と「大山街道」のチラシを配りました。→続き
●大山街道あるき
 8月23日(土)、中平さんと武揚堂の方が大山街道を歩かれる企画にご一緒させていただきました。「武揚堂グループ」は、昨年から大山街道を区切って歩かれています。私自身は、今年2月、「渋谷〜用賀」区間に参加させて頂いたのに続き2回目です。赤坂から大山山頂まで、すでに、さがみ野まで到達されていて、今回は、「さがみ野〜厚木」(本書のコース9)でした。
→続き

 武揚堂さんのホームページ、白地図.COMさんのブログでもこの日の様子が紹介されています(9月12日)。

「中平龍二郎氏と歩く大山街道(その6・前編)」
http://www.hakuchizu.com/blog/cat_michi/1752.html

「中平龍二郎氏と歩く大山街道(その6・後編)」
http://www.hakuchizu.com/blog/cat_michi/1818.html

●持田春吉さん講演会

9月15日(日)川崎市宮前区にある川崎考古学研究所所長の持田春吉さん(コラムでお世話になりました)の講演会があります。

「市域の遺跡を掘り続けて半世紀−今でも残る鷺沼遺跡のこと−」
場所:宮前市民館第4会議室
   川崎市宮前区宮前平2-20-4
  (最寄駅 東急田園都市線宮前平駅)
時間:14時(開場は30分前)
その他:当日自由参加 聴講無料
  (定員70名)
問い合わせ:川崎市市民ミュージアム
  http://www.kawasaki-museum.jp/

 また、持田さんの写真展が9月1日から1セレサ川崎農業協同組合鷺沼支店ロビーであります。
(9/1〜10/24。田園都市線鷺沼駅前。土日祭日は除く9時〜15時)
写真展の案内葉書

048▼(こ)2008年7月23日(水)
 
早いもので、もうすぐ昨年の『ホントに歩く大山街道』発行から1年が経とうとしております。しかし、緩やかではありますが、新たなご注文や補充注文をいただいております。これも読者のみなさまはじめ、継続的に展示販売してくださっている書店様や販売店様などのおかげです。どうもありがとうございます。
 7月27日(日)、世田谷区三軒茶屋の先にある中里通りで、第31回中里まつり(中里通り商店街振興組合主催)が開催されます。大山みちの会さんのご厚意で、みちの会さんのブースで『ホントに歩く大山街道』も展示販売させていただけることになりました。
 
中里通り。イッツコムさんの取材もここでした。
 当日は、みちの会のサクマタカシさんのマジックショーが3時頃からあるそうです。また、さまざまな商品が当たる「富くじ」が特に人気だそうです。他にも屋台が出て、普段は落ち着いている大山街道も、このときばかりはものすごい人出になるそうです。
 午後2時から8時まで。
 →まつりのチラシはこちら(富くじの商品詳細も載っています)
右が246号、左が中里通り入口。『ホントに歩く大山街道』のチラシを配る予定です。

047▼(こ)2008年4月15日(火)
 
しばらく更新しない間に2か月近く経ってしまいました。

●『高津物語』発売

 『ホントに歩く大山街道』のコラム(67ページ)に登場してくださった鈴木穆(あつし)さん(川崎市高津区)が執筆された『高津物語』が発売されています。『高津物語』は、地域紙「タウンニュース」高津区版創刊時から13年にわたって、連載されています。高津に代々続くはかり屋さんのご子息なので、その記述は詳細で、地域への愛情が溢れています。
 「毎週13年間」というのは、なかなかできることではありません。初めの数年は月2回、途中から毎週に変わったそうです。タウンニュースさんからは、「月2回でもいいですよ」と言われたそうですが、かえって奮発して毎週書き続けたそうです。
 現在店頭に並んでいるのは上巻で、タウンニュース創刊号から250号までの分が収録されています。このあと、中巻(4月下旬発売予定)、さらに下巻、続刊の発行が予定されているそうです。1巻に250回分ずつですので、だいたい5年かかるそうです。鈴木さんは、下巻・続刊が出る10年後に向けて邁進されています。

 本は、高津の文教堂書店本店・支店さん及び住吉書房高津店さん、北野書店さんで発売中です。08年4月25日発行の「タウンニュース 高津区版」に関連の記事が出るそうです。

上巻の目次
1.多摩川(全5回)
2.岡本かの子(全42回)
3.国木田独歩(全15回)
4.濱田庄司(全30回)
5.水と溝口(全10回)
6.溝口下宿(全8回)
7.灰吹屋(全9回)
8.自由民権運動と溝口(全20回)
9.溝ノ口郵便局(全20回)
10.玉川電気鉄道(全19回)
11.南部鉄道株式会社(全10回)
12.久本 岡医院(全9回)
13.東部六十二部隊(全6回)
14.日本光学(全23回)
15.久地村(全17回)
16.久地梅林(全11回)
17.万葉集東歌(全4回)
18.「橘樹」の由来(全9回)

鈴木穆『高津物語』上巻

鈴木穆著『高津物語』上巻、2008年1月第2刷発行、本体価2000円、B6判・並製・284ページ。
目次←を見ているだけで高津・溝口度合いの濃さを感じます。14.日本光学はカメラのニコンのことだと鈴木氏からお聞きしました。工場は戦前から高津にあり、重要な役割を果たしていたそうです。私は高津に住んでまだ日が浅いですが、こういうお話を聞くと不思議な感じになります。
 全てのページに資料写真が入っていて、「濃い」本です。上のカバー写真、伊能忠敬「日本地図」の橘樹郡の部分だそうです。真ん中より下あたりに大山街道が通っているのがわかります。

●大山登山道自然観察ガイド

 今年2月発行のガイドマップです。大山ケーブルバス停、追分、男坂・女坂、下社、本坂・かごや坂を経て山頂、また、二重滝を通り見晴台経由山頂のコース沿いにある植物や動物、岩石が写真入りで紹介されています。こんなに多種類の植物や動物(主に昆虫)が大山にはいたのかと、びっくりしました。
 文教堂伊勢原とうきゅう店さんで発売中です。
「大山登山道自然観察ガイド」2008年2月1日、大山を科学する会発行、200円。42×59.4cm、表裏4色刷、地図面にはコースと写真、裏面には動植物の解説や大山に関する簡単な説明が書かれています。また、下社から山頂までの28丁目の位置が地図に記されています。

●横浜市歴史博物館
 横浜市歴史博物館の企画展「青葉の村々と矢倉沢往還」は3月16日に盛況のうちに終了したそうです。館内のミュージアムショップで『ホントに歩く大山街道』を販売していただきましたが、引き続きご販売頂けることになりました。


046▼(こ)2008年2月16日(土)
 
 先週の土曜日(2/9)、横浜市歴史博物館を中平さんと弊社とでお訪ねしました。学芸員の方が、現在行われている青葉の村々と矢倉沢往還を案内してくださりました。
 企画展のチラシになっている石川村絵図(1月24日の日誌参照)をはじめ、近隣の村の絵図が多く展示されていました。これらの絵図は、村と村の地境をはっきりさせるための裁判用に作成されたものだそうです。とても大切な書類だから、今まで大事に保存されてきたのだそうです。

博物館入り口近くにあるミュージアムショップ。

 他にも、古文書や大山街道図巻(赤坂御門から厚木を経て平塚にいたるまでが描かれている巻物)なども展示されています。古文書は、漢字の羅列(しかも達筆)にしか見えないのですが、学芸員の斉藤さんが書いてあることを説明してくださると、こんな面白いことが書いてあったのかとびっくりしました。例えば、荏田宿の旅籠で働いていた女性従業員が、お客にすすめられたお酒を飲んではめをはずし、お客さんや主人に迷惑をかけました、という反省文がありました。その女性には、こんなに長く残ってしまったのはかわいそうですが、荏田宿がなんだか好きになりました。

企画展に合わせた商品が展示されています。こういう機会でないと出会えないものも多く、面白いです。博物館内の図書館でも、企画展に関する資料が閲覧できます。
 9日、博物館は多くのイベントがあったのにもかかわらず、斉藤さんには非常にお忙しい中丁寧にご案内頂きました。ありがとうございました。
 また、常設展示の方にも大山街道関連の展示もあり、今度はじっくりと見に行きたいと思っております。

ショップの方がポップの裏に支えを付けてくださいました。

 その後、自動車で中原街道を終点の平塚まで行ってみました。中平さんは、一万分の一地形図を見ながら、案内してくださったのですが、歩くのと違って進むスピードが速く、「鷺沼」「新横浜」「戸塚」「藤沢」「寒川」「平塚北部」と地図をどんどん持ち替えなくてはならないので大変そうでした。しかし、すぐに現在位置を把握されるのは、さすがでした。
中原小学校にある案内板
 歴史博物館を正午過ぎに出発し、ゴールの中原御殿(現在は平塚市立中原小学校)に15時半ぐらいに着きました。あまりよく見えませんでしたが、途中途中に石造物などもありました。
 この日の夜は大雪でしたが、ここまでは天気はもってくれて助かりました。
相模川河口にある須賀港。後ろには小さい漁港と魚市場があります。前に見える橋は、国道134号線の湘南大橋です。

 1月19日、中平さんと、武揚堂の方4名にご一緒させていただき、渋谷から用賀までの大山街道を案内していただきました。本の紹介をしてくださっている白地図.comさんに当日のブログがアップされています。地図の専門家の方たちだけあって、ひと味ちがった大山街道散策になりました。

「地図のぶろぐ堂」中平龍二郎氏と歩く大山街道
http://www.hakuchizu.com/blog/cat_michi/669.html


045▼(こ)2008年2月8日(金)
 
お知らせです(遅くてすみません)。2月10日(日)に高津区で「大山街道フェスタ」というイベントが開催されます。会場は、東急田園都市線二子新地駅から溝の口駅までの間にある大山街道沿いの施設で、地元商店による物産市やフリーマーケット、落語などの催しがあります。

第3回 大山街道フェスタ 開催のお知らせ
http://www.city.kawasaki.jp/67/67soumu/home/takatu/oshirase/2005nend/01/0110.htm

 大山みちの会さんのご好意で世田谷ボロ市に引き続き、大山街道フェスタでも「ホントに歩く大山街道」などの本を販売していただけることになりました(会場が何カ所かありますが、川崎市立高津図書館前の溝口緑地)。
 当日の天気が心配ですが、まさに大山街道で行われるイベントですので、ご興味のある方は是非訪れてみて下さい。


044▼(こ)2008年1月24日(木)
 
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 だいぶ間が空いてしまった間に、いろいろありましたので、長い報告をさせて下さい。

●世田谷ボロ市

 昨年の12月15、16日と、1月15、16日に世田谷ボロ市が行われ、大山みちの会さんのブースで弊社の本を販売させて貰いました。
 12月の販売数は、更新記録でもお伝えしましたとおり、『ホントに歩く大山街道』28冊、『誰も知らない丹沢』5冊でした。1月の方ですが、「大山街道」が25冊、「丹沢」3冊でした。「大山街道」は両月合わせて50冊を超え、よく売れたなあと驚いております。

1月16日朝。人通りもまばらでした。

 1月15日、16日は平日で、12月の土日開催の時と比べると人出も少なかったようですが、そんな中、多くの方のおかげで大健闘です。中平さんは1月も2日間、朝から晩まで寒い中ずっと店番をしてくださり、みちの会ブースの「柱の人」(竹澤会長がそうおっしゃっていました)になって下さいました。中平さんはじめみちの会の皆様、どうもありがとうございました。

●文教堂伊勢原とうきゅう店さん

 更新日記にも書かれていましたが、昨年のお店での売り上げ数1位が『ホントに歩く大山街道』だったというご連絡を頂きました(雑誌を除く)。先日お店に伺うと、そのことが書かれたPOPとともに本が展示されていました。発売以来、大々的な展示をしてくださっていたので、販売数でこのような結果で出てホッとしました。そんな名誉な本になったことが信じられないのと、嬉しい気持ちでいっぱいです。文教堂様々です。ありがとうございます。

●横浜市歴史博物館で大山街道関連の企画展

 来る1月26日(土)から横浜市都筑区にある横浜市歴史博物館で「青葉の村々と矢倉沢往還」という企画展が2か月間行われ、その期間に合わせて、『ホントに歩く大山街道』をミュージアムショップで販売したいとのご連絡を頂きました。とてもよい場所でのご販売に大変、感謝しております。

横浜市歴史博物館→企画展案内
http://www.rekihaku.city.yokohama.jp/index.html

 チラシを送って頂いたのですが、“「海のよこはま」とともに、近代都市・横浜の原型となった「丘のよこはま」の生活や景観を、青葉区域の村々15か村を素材に展示します。あわせて江戸と周辺地域を結ぶ経済・文化の動脈として機能した矢倉沢往還と荏田宿の果たした役割についても紹介します”とあり、とても面白そうです。

企画展のチラシ。チラシの図は「石川村絵図」だそうです。あとでわかったのですが、白く見えている部分が田畑です。そこに住宅地図のように、下田、中田、上田と小さな書いてあったので、最初、「田」のつく名字の人ばかり住んでいるなあと思っていました(何もつかない田や畑もあります)。この絵図も博物館で見られるようです。

 3月16日までの開催期間中には、「大山詣り」の落語会(2/24)、青葉区の大山道を歩く「歴史散歩」(2/21、3/13)、ミュージアム内での講座など、さまざまな催しがあります。
 是非、大山街道散策の際に、訪れてみて下さい。

●大山登山マラソン
 
3月9日(日)に伊勢原市大山登山マラソンが行われます。コースは、伊勢原駅近くの伊勢原小学校をスタートし、大山の阿夫利神社下社までの9.1キロです(伊勢原駅北口→伊勢原交差点→〆引→5キロ地点から新道へ迂回→阿夫利橋→階段参道→女坂→大山不動尊→大山阿夫利神社下社。22回大会開催要項より)。まさに大山街道を走るこのマラソンですが、この大会に参加されたことのある読者の方から、この会場で『ホントに歩く大山街道』を売ってはどうかとのご提案をいただきました。マラソンの存在は知っていたのですが、ここで何かをするということは全然思いつきませんでした。大会をご存知のこの方からは細かいアドバイスをいただき、伊勢原市のスポーツ課を訪ねて、出展させていただくことになりました。
 1月31日まで、エントリーを受け付けているそうです。
伊勢原市ホームページ
http://www.city.isehara.kanagawa.jp/kakuka/kyouiku/sports/ooyama_marathon.htm

●ホントに走る大山街道
 
何度かご紹介しましたが、昨年から3回に分けて大山街道を走られている「ホントに“走る”大山街道」のグループの方が、1月6日、ついにラスト「愛甲石田から大山山頂まで」を完走されました。おめでとうございます。

http://zombietokyo.blog116.fc2.com/blog-entry-12.html

 直後にブログのご案内を頂いたのですが、アップが遅くなってしまいすみません。
 このこともあり、大山登山マラソンでも本が売れるかなというか、知って頂く良い機会になるのでは、と期待しています。


043▼(こ)2007年12月4日(月)
 
11月25日(日)「くらしの窓」という朝日新聞の姉妹紙(配布地域、に『ホントに歩く大山街道』と著者の中平さんが紹介されました。→こちら

 11月5日、「中本賢のヨコハマガサガサ探検隊」(http://www.jorf.co.jp/GASAGASA/)で中平さんと番組パーソナリティの中本賢さんが、鷺沼から荏田まで(『ホントに歩く大山街道』の5番目のコース)を番組の中で歩き、その道中の様子が中継されました。とても面白い放送でした。当日の様子をアップしました→こちら

 実は、この番組に本を送ってみては、というご紹介を文教堂伊勢原とうきゅう店の太田店長さんから頂きました。中平さんと歩かれる様子が放送されるとは思ってもみませんでしたので、びっくりしました。
 上記「くらしの窓」も、本書コラムに登場してくださった鈴木穆さんからのご紹介でした。「伊勢原タイム」も、大山みちの会の代表の竹澤さんのご紹介がありました。『ホントに歩く大山街道』は、人のつながりというか、本当に多くの方々に助けられていております。店頭での売れ行きを知らせてくださる読者の方もいらっしゃいます。また、著者の中平さんにはお忙しい中、急に決まる取材を、一つ一つ丁寧に受けて下さっています。どうもありがとうございます。


042▼(こ)2007年11月22日(木)
 11月1日、ケーブルテレビiTSCOMさんの情報番組「いっつ365」(http://www.itscom.net/contents/its365/index.shtml)に中平さんが生出演されました。田園都市線たまプラーザ駅前にあるiTSCOMさんの本社で収録がありました。

続きはこちらからどうぞ

スタジオ内のモニター。モニターの後ろに本物の中平さんが見えます。

 10月末から週1回、川崎市生涯学習財団が主催する「かわさき市民アカデミー 大山街道を歩く」という講座を受講しています。全6回で、だいたい毎週水曜日の夜、開講されます。講師は鈴木穆さんで、『ホントに歩く大山街道』のコラムにも登場された方です。講座の内容ですが、
・第1回 川崎市域の街道の成り立ち
・第2回 旧高津町の近代化を考える(産業・自由民権運動・文化活動)
・第3回大正から太平洋戦争までの溝口の発展(鐵道路線の整備と都市化の問題点)
・第4回 現地(二子新地から溝口片町あたりまでを歩きました)
・第5回 国道246号線へ変貌した大山街道の問題点
・第6回 まとめ 大山街道をいかした街づくりの実践について考える
 という感じです。鈴木さんの地元、溝口の話題が中心ですが、狭い地域なのに奧が深くてびっくりします。実際の講座は上の内容タイトルのようにかたい話ではなく、「川崎市大山街道ふるさと館の向かいのセブンイレブンは、前は旅館で、アーネスト・佐藤が泊まった」など、地元の方ならではの話がちりばめられ、興味をそそられる話題が豊富です。
 第2回の自由民権運動のように、もう少しきちんと歴史を勉強しておけばよかったと思うこともありますが(後で高校生の時に使った山川出版社の「日本史用語集」を見ました)、1時間30分はあっという間に終わります。

 11月24日(土)は、大山街道ふるさと館で「大山街道をめぐる歴史、文化、芸術、そしてその時代背景等をテーマとする文化講演会」の第二回目の講演会があり、大山みちの会のメンバーの方が講演されます(10日は第一回で中平さんの講演会でした)。詳細→こちら


041▼(こ)2007年11月9日(金)
 
明日、11月10日(土)、『ホントに歩く大山街道』の著者・中平龍二郎さんの講演会があります。好評で定員80人がいっぱいになったそうです。中平さんは上がらないようにと心配されていましたが、多分、大丈夫だと思います。私も本の販売とお手伝いをさせていただくことになり、伺います。中平さんの講演も、その後にある大山街道に関するパネルディスカッションも楽しみです。

 「大山街道みどころ」としてもご紹介した、海老名市の温故館が閉館しているという情報を読者の方からいただきました(ありがとうございます)。

 「海老名市教育委員会では、市の郷土資料館である「海老名市温故館」(海老名市国分南1−19−36)の耐震診断を実施した結果、大規模地震(震度6)で倒壊の恐れが高い、という診断がされたため、8月24日に開かれた教育委員会において、9月1日から当分の間休館することとしました。」(注:海老名市ホームページより http://www.city.ebina.kanagawa.jp/←こちらは市のトップページです)

 温故館は、建物も素晴らしいのですが、中の展示が面白く、残念です。 市の文化財課にお聞きしたところ、再開の目途は立ってないのですが、市民文化会館で温故館の展示物の一部を展示しているとのことでした。

 10月26日発行の「伊勢原タイム」で紹介された記事をアップしました。どうもありがとうございました。→書評のページ


040▼(こ)2007年10月30日(火)
 11月1日(木)にケーブルテレビiTSCOMさんに中平さんが生出演されることは先日お伝えしました(10月18日の日誌)。「いっつ365」という30分の番組中、7〜8分、中平さんが出られるのですが、その中で大山街道の映像を流すそうです。
 先週11月23日に、そのロケがあり、幸運にも同行させていただくことができました。中平さんは、カメラの前で話さなくてはならないし、カメラマンの方やディレクターの方はそれぞれの仕事で大変な中、私だけが気楽な立場でした。

 ケーブルテレビiTSCOMさんの放送エリアは、国道246を中心に、広がっていて、つまり、まさに大山街道が通っている地域です。


大坂での撮影。奧が中平さん、後ろを向かれている右がカメラマンの金井さん、左が制作ご担当の橋爪さん。

 23日に訪れたのは、
・大坂(目黒区青葉台)
・中里通り(世田谷区三軒茶屋・上馬)
・二子の渡し碑(世田谷区玉川)
・大山街道ふるさと館・二ヶ領用水(川崎市高津区溝口)
・うとう坂・血流れ坂(横浜市都筑区牛久保町)
・不動滝(横浜市都筑区中川)
・荏田宿・荏田下宿庚申塔(横浜市青葉区荏田町)
 です。
 これらの地点の風景を撮影し、中平さんのコメントも撮っていました。
 上記の場所は、歴史的ポイント、街道の面影が残る場所、面白いポイント(有名・無名にこだわらず)という観点で中平さんが選んだものです。続きはこちらからどうぞ


039▼(こ)2007年10月19日(金)
 
「ホントに歩く大山街道」でネット検索していたら、博地図.com(http://www.hakuchizu.com/)さんというサイトに『ホントに歩く大山街道』の紹介がされているのを見つけました。リンクのお願いをしましたら、すぐにご許可いただきました。
 武揚堂さんという地図会社のホームページだけあり、専門的で奥深い(不勉強な私はには、とにかく地図の迫力が伝わってきます)サイトです。さまざまな引き方のできる索引や、地図記号の仕組みなど、地図に関する情報が豊富です。最近開設され、来月にもリニューアルの予定だそうです。「地図で楽しむ一人旅」という中平さんの連載もあります。是非、ご覧下さい。

 本の紹介のページ
 http://www.hakuchizu.com/chikei/shokunin/kenkyu/ooyama.html

 中平さんの連載のページ
 http://www.hakuchizu.com/chikei/shokunin/kenkyu/kenkyu1.html

 どうもありがとうございます。

 先日、『ホントに歩く大山街道』の紹介が載った「地図中心」という雑誌を買いに、目黒区池尻にある日本地図センターに行きました。 会社から自転車で、環七を南下し、細い道を通って三軒茶屋に出て、246を走って行きました。30分ぐらいで着きました。
 日本地図センターは初めて訪れたのですが、1階が売店で、地図そのものや地形図に関する本がたくさんありました。
 「人気商品」とポップの立ったメモ帳は、国土地理院発行の地形図(購入したものは2万5千分の一)のさまざまな場所を断裁して綴じたもので(何枚か同じものが続いています)、100円です。私は「地図中心」とそのメモ帳を購入しました。帰社して、そのメモ帳を社内で見せると、京都の地図が入っていて、京都出身者が、「ここが自分の家、これはみささぎ駅」などとペンで印を付けだしました。裏の地図の方に関心が向き、地図が好きな人へ書く場合は、メモには向かないかもしれないと思いました。

 さて、日本地図センターは、大山街道に面していて、ちょうど大坂という大山街道の中でもかなり急な坂の下にあります。せっかく自転車(ママチャリ)で来たのだから、これは登らなくてはと思いました。道幅いっぱいに蛇行しながらなんとか登り切りましたが、街道中の難所であることを実感いたしました。
大坂の登り口。写真だと緩やかに見えますが、すごい急です。(07年10月12日夕方)


038▼(こ)2007年10月18日(木)
 
16日に書きました「ホントに“走る”大山街道」のメンバーの方が、ブログをアップされているとのお知らせをいただきました。写真も多く、大山街道を進んでいる臨場感に溢れています。リンクのお願いをしましたら、ご快諾頂きました。ありがとうございます。

 http://zombietokyo.blog116.fc2.com/blog-entry-7.html

●お知らせ
★中平さんが講演をされます
日時:2007年11月10日(土)10時〜12時
場所:川崎市大山街道ふるさと館(2階イベントホール)
テーマ:ホントに歩く大山街道
主催:川崎市大山街道ふるさと館・川崎市生涯学習財団
問いあわせ先:川崎市大山街道ふるさと館
       川崎市高津区溝口3-13-3
       tel 044-813-4705 fax 044-814-0250

 大山街道ふるさと館は、その名の通り、大山街道沿いにあり、以前は高津の町役場があった場所です。現在は、1階が展示スペースで、高津周辺の歴史や大山街道に関係した資料が数多く展示されています。
 詳細→こちら

★中平さんがテレビ出演をされます
日時:11月1日(木)17時〜17時半
番組名:いっつ365
放送チャンネル:ケーブルTVイッツコムのイッツコムチャンネル( 東急線沿線地域をエリアとするケーブルテレビ局「イッツコム」が提供するコミュニティチャンネルだそうです)
        アナログ9ch、デジタル111ch
http://www.itscom.net/
(再放送:当日の20:00〜20:30、22:00〜22:30、24:00〜24:30、翌2日(金)6:00〜6:30、8:30〜9:00)
※詳細はまた追ってお知らせいたします。

★中平さんがラジオに出演されました
 10月9日(火)に、エフエム世田谷(http://www.fmsetagaya.co.jp/)のエド山口さんがパーソナリティの番組で、15時過ぎくらいから20分ぐら生放送に出演されました。
 番組の録音テープを聞かせていただきましたが、エド山口さんは、道路や坂道に非常にお詳しく、中平さんとエド山口さんのやりとりを聞いていると、大山街道とはこんなに面白いのかと改めて思いました。


037▼(お)2007年10月16日(火)
 
 本書のご予約者へできたての本を発送した直後に、メールでの感想が何通か、すぐに届きました。そのうちの2つを以下にご紹介します。

 「先ほど、心待ちにしていました ホントに歩く大山街道が自宅に!
 それから、とっても楽しいティッシュも ^0^
 このような素敵な本を届けて下さったこと、心より お礼申しあげます。
 夏の間に赤坂〜大山まで、マラソンしてみる予定です。
  私の仲間達の中には ウルトラマラソン(42.195km以上の距離を走るマラソン) の選手も居て、まずは一気に一日で走ってみたい、というツワモノもいます。
 とにもかくにも、いろいろな想像や挑戦をかきたてる素晴らしい本です。
ありがとうございます!」(抜粋)

 上の感想で、「とにもかくにも、いろいろな想像や挑戦をかきたてる素晴らしい本です」という一言に、しびれたというか、感心しました。「こんなにポジティブな感想を持てるセンスが素晴らしい」と返信しました。
 もう一通は、次の通りです。

 「まだパラパラと開いただけですが、私が知りたかった荏田〜片町(特にもえぎ野から)、望地で西進する辺り、河原口のギザギザ(?)等々があっさりと、且つ詳しくわかって、感動しております。読み手の好奇心に配慮した地図や解説、行き届いていて今すぐにでも歩きに行きたくなりました。」(抜粋)

 上の感想には、びっくりしたものです。文中の3個所は、じつは私自身も特に関心がある(好きな)場所でした。このあとに続く多くの方の感想にも感じたのですが、みなさんすごく研究されているご様子で、感想を寄せてくださる方が、大山街道のことを本当に好きな様子がわかります。
 「現実にこの本が役立つ読者が現れるのだろうか」という発行前の不安は、このような感想のお便りによって、お陰様でなくなりました。少し安堵です。
 今回は、珍しく(お)が記しました。


036▼(こ)2007年10月13日(土)
 
昨日、『ホントに歩く大山街道』の増刷分が会社に届きました。増刷できましたのも、皆様のおかげです。どうもありがとうございます。

 未知の道シリーズの読者の方から、「地図中心」という日本地図センター発行のマニアックな雑誌に『ホントに歩く大山街道』の書評が載っているとのメールをいただきました。とても好意的な紹介をしてくださっており、嬉しくなりました。ありがとうございました。→こちら

 川崎市議会議員の織田かつひささんが、ご自身のホームページで『ホントに歩く大山街道』をご紹介くださっています。ありがとうございます。
 本書の紹介が載っているページ
 http://star.ap.teacup.com/applet/odakatsu/20070821/archive
 織田かつひささんのオフィシャルサイト
 http://www.odakatsu.com/

 『ホントに歩く大山街道』のコラム「高津交差点とはかり田中屋」で取材させていただいた鈴木穆さん(高津文化協会会長)は、「タウンニュース」(高津版)に「高津物語」という連載を毎週されています。今朝、新聞とともに配布されたのを見て、中平さんと本書のことが書かれているのでびっくりしました。
 鈴木さんは、大山街道や溝ノ口周辺で歩く会を精力的にされていて、その際、参加された方に本書のPRをしてくださっており、頭が上がりません。
 鈴木さんの連載は、最近、溝ノ口を抜けて梶が谷へ行く途中にある「ねもじり坂」に関する記述が続き、非常に興味深いです。


「タウンニュース」(高津区版、07年10月12日号)

035▼(こ)2007年10月9日(火)
 
今度の週末、10月13・14日は、伊勢原で「伊勢原観光道灌まつり」が行われます。
 太田道灌は、江戸城を築城したことで有名ですが、伊勢原でその生涯を閉じました。『ホントに歩く大山街道』の中でも出てきますが、伊勢原市下糟屋には道灌の供養塔のある大慈寺と、渋田川に沿いに道灌の首塚があります。また上粕屋には、洞昌院というお寺の隣に道灌のお墓があります。というように、伊勢原は道灌にゆかりの深い市なのです。

 太田道灌にちなんで名付けられたこのお祭りは、毎年10月に伊勢原全市をあげて行われています。市発行のパンフレットによると、今年は40回目にあたり、道灌公鷹狩り行列、北条政子日向薬師参詣行列、ISEHARAソーレ大会などが行われ、見物客で市内は大変な賑わいだそうです。
 毎年、道灌役と北条政子役には、芸能人の方をお招きするそうですが、今年は、北条政子役に三原じゅん子さん、道灌役は、道灌の御子孫の方(太田實則さん)だそうです。伊勢原市の悩みは、北条政子と太田道灌が夫婦であると勘違いされることだそうです。

 伊勢原市の道灌まつりのページ(祭のプログラムなどが紹介されています)
http://www.city.isehara.kanagawa.jp/kakuka/keizai/syoukankou/matsuri_topic.htm

 9月25日、丸ビルホール(東京駅)で行われた太田道灌シンポジウムを聞きに行きました。最近、「江戸」がブームになっているようですが、今年は、江戸城築城550年にあたり、その関連イベントが多く開かれているようです。
 そのシンポジウムで聞いた話ですが、洞昌院は、道灌が上司である上杉氏に殺されそうになったときに逃げてきたお寺だそうです。その時は山門が閉じられていたため、中に入れず助からなかったそうです。それ以来、洞昌院の山門は柱のみになったそうです。

撮影した時は、道灌と関係のあるお寺とは思わず、隣のお墓へ行くために通り抜けていました。たしかに柱のみです。(06年8月15日)

 市内最大のお祭というだけあり、さまざまなイベントが行われるようです。太田道灌と北条政子の行列もすごそうですが、長野県茅野市の御柱の里曳きが行われるのが目玉のようです。また、道灌祭りの時はロマンスカーも伊勢原に停車します。皆様も、是非お出かけになってみてください。
 その時にはぜひ、文教堂伊勢原とうきゅう店(伊勢原駅南口前の伊勢原とうきゅう店4F)にも立ち寄って、本書の店内ディスプレーを見てください。

 おまけ。そのシンポジウムではパネルディスカッションがありました。パネリストだった伊勢原市長さんが道灌祭りの歴史を説明されたくだりで、「議会が祭の開催に“ドーカン、ドーカン”と全会一致で賛成した」と言った時がクライマックスでした(注:聴衆は高齢めの方が多かった)。伊勢原市長さんは、会場のリアクションがとても嬉しそうでした。


034▼(こ)2007年10月3日(水)
 
 右の写真は、大山街道上町線にある「大山旅人の像」です(本の47頁に正面からの写真が載っています。世田谷区弦巻)。友人のSさんが携帯に写メールを送ってくれたのですが、ちょっと面白いものが撮れたから送ってきたのだろうぐらいにしか思っていませんでした。「オイタがすぎます」と返事をしましたが(もちろん、像にタバコの吸い殻を持たせるようなことはしていません)、後で「大山旅人の像」だと聞きびっくりしました。角度が違うとわからないものです。

 Sさんは、友人もう一人とひそかに大山街道歩きをしたそうです。用賀から赤坂御門までを歩いたそうですが、本を見ながら、写真と同じ庚申塔を見たり、地図の旧道を探したりした、赤坂には夕方着いたが最後に迷った、と聞きました。自分と同じところを歩いたというのは、なんとなく不思議な感じですが、嬉しかったです。近いうちに、そのご報告を紹介してもらえればと思っております。

大山街道旅人の像、隣に座って休むこともできます。

033▼(こ)2007年9月25日(火)
 
先週9/18の朝日新聞神奈川版で本書と中平さんが紹介され、おかげさまで書店様から店頭展示のご注文、また客注をたくさんいただいております。平積展示して下さっている書店様を以下に記します。
 本当にどうもありがとうございます。(09年3月27日現在)

・文教堂伊勢原とうきゅう店
・文教堂愛甲石田店
・文教堂溝ノ口本店
・文教堂茅ヶ崎円蔵店
・文教堂海老名第一支店
・文教堂入谷店
・文教堂梶が谷店
・文教堂R412店
・文教堂伊勢原南店
・文教堂秦野駅前店
・文教堂新城駅店
・文教堂六会店
・文教堂三軒茶屋店
・文教堂たちばな台店
・文教堂淵野辺店
・文教堂宮前平店
・文教堂溝ノ口駅前店
・文教堂伊勢原北店
・文教堂中央林間とうきゅう店
・文教堂ひばりが丘
・文華堂鷺沼店
・八重洲ブックセンター上大岡店
・ぶよお堂(武揚堂販売部)
・内田屋書房本店
・アシーネ伊勢原店
・住吉書房高津店
・住吉書房宮崎台1号店
・伊勢原書店
・伊勢原書店秦野店
・有隣堂厚木店
・有隣堂伊勢佐木町本店
・有隣堂たまプラーザ店
・有隣堂横浜西口店
・有隣堂横浜東口店
・有隣堂戸塚ウエスト店
・有隣堂藤沢店
・有隣堂川崎BE店
・有隣堂戸塚モディ店
・くまざわ書店厚木店
・くまざわ書店相模大野店
・くまざわ書店鷺沼店
・大磯町出口書店
・三省堂小田原店
・優文堂用賀SBS店
・青葉台ブックスDO
・紀伊國屋相模原店
・紀伊國屋新宿本店
・紀伊國屋新宿南口店
・丸善平塚店
・町田久美堂小田急店
・日本地図センター
・カモシカスポーツ山の店
・KABOS宮前平店

032▼(こ)2007年9月12日(水)
 
書評でとりあげられ、また展示してくださっている書店様のおかげさまもあり、なかなか好調な動きをしております。どうもありがとうございます。
 本書のコラム「街道の書店」に登場する 文教堂愛甲石田店さんと、そこの元店長だった太田さんが、この春、赴任された文教堂伊勢原とうきゅう店さんでは、本書の発売当初から大々的に店頭展示してくださっています。大変遅くなりましたが、その様子をアップしました。
続きはこちらからどうぞ
大山街道に面した文教堂愛甲石田店さん(07年5月13日)
 
031▼(こ)2007年8月20日(月)
 
『ホントに歩く大山街道』、前回更新の8月10日より、展示してくださっている書店様が増えました。ありがとうございます。(9月12日追記)

 ・文教堂伊勢原とうきゅう店
 ・文教堂愛甲石田店
 ・文教堂溝ノ口本店
 ・文教堂秦野店
 ・文教堂茅ヶ崎円蔵店
 ・文教堂海老名第一支店
 ・文教堂入谷店
 ・文教堂梶が谷店
 ・文教堂R412店
 ・文教堂伊勢原南店
 ・文教堂秦野駅前店
 ・文教堂青葉台店
 ・文華堂鷺沼店
 ・ブックランドイセハラ
 ・八重洲ブックセンター上大岡店
 ・有隣堂厚木店
 ・有隣堂伊勢佐木町本店
 ・有隣堂たまプラーザ店
 ・有隣堂横浜西口店
 ・くまざわ書店厚木店
 ・ぶよお堂(武揚堂販売部)
 ・内田屋書房本店
 ・住吉書房高津店
 ・伊勢原書店
 ・伊勢原書店秦野店

 8月2日の更新記録にある「笑ってしまうティッシュ広告」の配布の記録をアップしました。→こちら


030▼(こ)2007年8月10日(金)
 
『ホントに歩く大山街道』、次の書店さんに置いて下さっています。お近くに行かれた際は是非お立ち寄り、ご覧になって下さい。

 ・文教堂伊勢原とうきゅう店
 ・文教堂愛甲石田店
 ・文教堂溝ノ口本店
 ・文教堂秦野店
 ・文教堂茅ヶ崎円蔵店
 ・文華堂鷺沼店
 ・ブックランドイセハラ
 ・八重洲ブックセンター上大岡店
 ・有隣堂厚木店
 ・有隣堂伊勢佐木町本店
 ・くまざわ書店厚木店
 ・ぶよお堂(武揚堂販売部、8/17〜)

 読者の方から「夏の間に赤坂〜大山まで、マラソンしてみる予定です」というメールをいただきました。私も、一度赤坂から大山まで通しで歩いてみたいと思っていたので、刺激を受けました。日が長く、夜中にへたり込んで座っていても寒くない夏がベストでしょう。江戸時代の人のように、夕方、江戸を発ち、夜通し歩いて大山に次の日に着く。マラソンは無理なので、ひたすら歩くのみですが、近いうちに実行できればと思っています。


029▼(こ)2007年8月9日(木)

 本日、8月9日(木)の読売新聞夕刊(東京本社版5ページ)に『ホントに歩く大山街道』の広告を出稿しました。
 前回の朝日新聞のタイプとは違い、版下を新聞社の方で作成してもらいました。載せる本も1点のみ、表紙の画像が(縦31ミリ×横30ミリの範囲)カラーで入りました。

「この夏読みたい、48冊」という企画広告です。「大山街道」は、「夏を満喫 アウトドア・お出かけ本」の面です(左から2番目)。他の本のテーマは、「身近な”介護”を考える本」「夏を乗り切る料理の本」「人には聞けない マナー美人になる本」「悩み解消 子育て応援の本」「鐵道模型から車まで 大人の趣味」です。

 前回の更新が7月4日で、その間に本書はおかげさまで無事できあがりました。更新をきちんとしないままあっという間に発売を迎えてしまいましたので、少しずつ、発売までのことを記していきたいと思います。

 今回は、何軒かの書店さんへ営業に行きました。大山街道は、東京と神奈川を通っていますが、どちらかというと神奈川県がメインで、シリーズ前作の『誰も知らない丹沢』を売って下さった書店さんも多く、うかがいやすかったです。シリーズで続けて出すことは大事だと思いました。また、自分の地域に関係があるということで、興味を持って頂けることが多く、精神的にも楽でした。
 4年ぐらい前の「編集会議」という雑誌に「書店営業7つの大罪」という記事があったのを思い出しました。その7つというのは、

 1 見た目と臭いがキツイ奴
 2 時間帯を考えろ!
 3 勝手に注文するな!
 4 暗い話ばかりするな!
 5 データに頼りすぎ
 6 本の内容を把握していない
 7 しつこい自社アピールしかしない

 だそうです。なんとなくおわかりいただけると思いますが、久しく営業をしていなかった私は、書店へ向かう電車の中で記事を読み返しました。
 書店におうかがいする時間というのはなかなか難しく、基本的にずっとお忙しいのですが(どのお仕事もそうだと思いますが)、午前中は品出し、お昼はお客さんもみえ、昼過ぎは書店員さんのお昼休み、夕方はお客さんで混む、と、この合間に行くのがベストと聞いています。「丹沢」の営業をしていた(す)が「まだ会えないです」と電話してきて、大変そうだったのを思い出しました。

 ある書店で、上の大罪にあてはまるような人を連続して見かけました。上のタイプの7と1です。
 16時ぐらいで時間帯は大丈夫かと思い店を訪れると、先客が二人いました。遠くから様子をうかがっていると、明らかに書店員の方(女性)は話を聞いておらず無視するように作業を続けているのに、7(男性)はかまわず資料を大きく展示してある本の上に広げ説明していました。時間をおいて再度行ってみると、7が営業している間うろうろしていた1(男性)の、何となくよれよれというか暑苦しい印象の方がいらっしゃり、こちらの方への応対もちょっと怖かったです。
 私が目指す売り場は、どう見てもこの書店員さんの担当で、タイミングが悪かったと、諦めようかと思いましたが、せっかく来たのだからと、品出しをされていましたが、声をかけました。やはりお忙しそうで、目も合わせてくれません。「今日はなんだか忙しいのに、立て続けに・・・」と手も休めずおっしゃるので、変なタイミングに来たことを謝ると、「大丈夫ですよ」と初めて目を見て答えてくれました。よかったです。
 緊張するし、苦手ではあるものの(何を話しているのかわからなくなるのが一番困っています)、売って下さる方と直接お話しするというのは、大切だと思います。もっと手際よく、うまく営業ができるようになりたいです。


028▼(こ)2007年7月4日(水)
 

 7月3日(火)の朝日新聞夕刊に『ホントに歩く大山街道』『誰も知らない丹沢』の広告が出ました。
 私は知らなかったのですが、文字はこのくらいの大きさ、画像はだめなど、新聞広告というのは規制が多いのだそうです。今回出稿した「be evening」というページは、今まであった文化評論などを朝刊に移し、雑誌のような感じで紙面を構成するという新しい試みなのだそうです。

下の段、左から4番目です。広告の上の写真の方はICI石井スポーツの越谷英雄さんで、「山は都市の常識が通用しない世界、しっかりした事前準備が必要です」という記事です。下段の広告は山関係の本が多く、自由なレイアウトということもあり、面白いです。
 画像を入れる広告は、ある程度大きなスペースのものしか認められていないのですが、今回の場合は、5段6分の1という比較的小スペースでも、自社で作った版下を入稿できるというものでした。

 ちょうど『ホントに歩く大山街道』の校了というタイミングでお話をいただけたので、何か運命的なものを感じました。

 6月16日からこれまでの経過をご報告いたします。

 6月21日(木)入稿。14時に印刷所の方に来社いただいての入稿の予定でしたが、レイアウトデータからpdfデータにするのに時間がかかり、出力見本だけお渡しして、データは宅配便で送りました。入稿の時は(校了の時もです)いつもご迷惑を掛けてしまいます。すみません。
 6月28日(火)本文、つきものの校正が出校。224ページですと結構な分量で、すごいなあと感動していたのもつかの間、柱が間違っている、地図の交差点の位置がおかしいなど、多くのミスを発見し、気が重くなりました。できるだけ最小限の修正で、間違いは直すという方針にしたのですが、今までにない修正個所数になってしまいました。校了してから印刷所から確認のために修正個所の出力のファクスが来るのですが、90枚も来ました。
 そのような感じで、修正個所が多かったので修正作業にも時間がかかり、28日中に終えて宅配便で送る予定が、翌29日の午前中でも終わらず、13時過ぎに印刷所に届け、校了になりました。

 著者の中平さんは、入稿前、会社に来て校正のチェックや、こちらで手の回らないことまでしていただき、本書は、ここに来るまでかなり長くかかった本なのに、こんなあわただしいことになって、反省がたくさんです。

 6月27日(水)は、本書の販売の御相談に、文教堂伊勢原とうきゅう店さんをお訪ねしました。太田店長さんと、ディスプレーがご専門のスタッフの方ともお話をすることができました。その日は段ボールで30箱ぐらい本が届き、なんとかお昼ぐらいまでに棚に入れられたそうです。その日だけそうなのかと思ったら、毎日段ボールは来るそうで、入ってきた分、返すための作業もあり、すごい重労働だと驚きました。

 やはり地元である伊勢原や愛甲石田のことはよくご存知で、特に旧道が通っているところにあるパチンコ屋さんのことをご存知だったのが、とても面白いというか、さすがだと感心ました。

文教堂伊勢原とうきゅう店さんの下にあるとうきゅうの食料品売り場で大山街道を発見、購入しました。校了のお祝いで開けました。辛口ですっきりしています。

 昨日、7月3日(火)、中平さんの地元の宮前区役所の地域振興課を訪ねました。中平さんも委員を務められている宮前区歴史文化調査委員会の方も一緒に来てくださり、本書が多くの方に知っていただけるよう、よろしくお願いいたしますと、よく考えると図々しいお願いをしてきました。

 7月20日頃に見本本ができる予定です。それまでにできるだけ営業活動をしようと思っております。
 たどたどしくなってしまいすみません。
 皆様のおかげで無事、校了できましたことに、感謝申し上げます。(こ)


027▼(こ)2007年6月16日(土)
 
6月12日、国土地理院に『ホントに歩く大山街道』で使用する地図の申請書を出しました。実は、『誰も知らない丹沢』の時に一回経験済みなのに、すっかり忘れてしまい、1週間ほど前に関東地方測量部に電話で聞いたところ、丁寧に説明していただいたうえ、郵送する前に申請書類をファクスで確認してもらうという親切ぶりに、感激しました。やはり地図の点数は多く、ルート図だけで30点、その他資料として使用したものが15点です。
 その時に添付した、どの地図のどこの部分を使用するのかを書いた「地図複製の範囲」を本書用に作図し直しました。→こちら(6/23修正しました)

 『誰も知らない丹沢』の時からの読者の方が本編集日誌の不備をお知らせ下さり、慌てて修正致しました(けっこうありました)。編集部よりもきちんと読んで下さっていて、恥ずかしいことなのですが、同時に嬉しくもありました。感謝申し上げます。(こ)


026▼(こ)2007年5月30日(水)

 5月18日、「ホントに歩く大山街道」の最後までの三校をどうにか中平さんにお送りできました。その後、写真がない部分の取材や検証などで近場では世田谷を自転車でまわったり、車で伊勢原や海老名、大山山頂にも行きました。
 これまでは「ここからここまで行くんだ」という歩き方で、どちらかというと、石造物などは「道が合っているか、今どこらへんにいるのか」という感じでしか見ていませんでした。しかし、「これを見る」というふうに行くと、庚申塔でもお地蔵さんでも、こんなだったのかという新発見とともに、親しみも湧いてきます。

 本書のチラシ(仮)をアップしました→こちら。更新記録の方にも書いてありますが、予約も受付開始いたしました。メールでの通信もありますので、ご希望の方は下記のアドレスに「愛読者通信配信希望」のメールをお送り下さい。

ohmori@fujinsha.co.jp


東海大学病院の東側(国道246号下糟屋交差点を渡ってすぐ)にある庚申塔。通り過ぎる場合は上の写真のようにしか見ていませんでしたが、近くで見ると三猿が角柱の面ごとに彫られていました。これは正面が「きかざる」、向かって左が「みざる」です。
上の写真の工事の人は突然、普通は人が入ってこないような道に人が来て、かなり怪しんでいたと思われます。

025▼(こ)2007年5月16日(水)
 
「ホントに歩く大山街道」(仮題)の三校を先週末から出校、中平さんにお送りしています。本日、6〜7章の2章分を発送することができました。あとは、10〜13章の4章分です。

  中平さんから、<池尻の旧道>近くの庚申堂には狛犬の代わりに赤いちゃんちゃんこを着た猿の石像があるので、時間があったら是非見に行ってほしいとの情報をいただきました。
 「池尻方向から旧道に300mほど入りますと、道路の左側に池尻網野レジデンスというマンションがありますので、そこを左折してください。100mほど入った右側にあります。住所は世田谷区池尻2丁目23番地です。必要でしたら世田谷区の住宅地図をお送りいたします」とのご丁寧なメールまでいただいたのが4月16日でした。


池尻庚申堂のおさるさん

 いろいろあって5月5日(土)に、やっと猿の像がある池尻庚申堂に行くことができました。続きはこちらからどうぞ

024▼(こ)2007年4月25日(水)
 
昨日は車で大山街道の取材に行きました。
 歩くのに比べ10倍近いスピードで車は進んでいきます。各地点を走馬燈のように通り過ぎていくのもなかなか面白かったです。市ヶ尾から厚木までです。
 雨こそ降らなかったものの、曇り気味で暗い写真が多くなってしまいましたが、移動スピードのおかげで多くの取材地点を回ることができました。

 本書の目次案ができたので、アップします→こちら。各章の後ろにはコラムが入ります。 

 「文教堂愛甲石田店さんの話は、年が明けたら」と昨年末に書いておきながら、年どころか年度まで新しくなってしまいました。本書のコラムにも「街道の書店 文教堂愛甲石田店」として登場します。愛甲石田店の太田鉄也店長は、文教堂伊勢原とうきゅう店(伊勢原駅前のとうきゅう4階)に4月から移られました。伊勢原とうきゅう店は4月19日にオープンし、ワンフロア・320坪という大規模書店です。地元伊勢原関係の本のコーナーも作られたそうで、愛甲石田店に引き続き「未知の道シリーズ」第1弾『誰も知らない丹沢』の販売に力を入れて下さっています。今朝、「こちらでも動くようです」と嬉しい大量の補充注文をいただきました。伊勢原を訪れる機会がありましたら是非、見に行ってみてください。
 「大山街道はいつ頃できますか?」と聞かれ「・・・5月ぐら・・い、ですかねえ・・」と弱々しい応答をしましたが、是非とも伊勢原とうきゅう店さんでたくさん売ってもらうためにも、頑張らなくてはと思っています。


023▼(こ)2007年4月20日(金)
 
あっという間に一週間が経ちます。以下は前回のNO.22で触れた大山街道の取材に行った場所と時期のリストです。だいたい大山街道を通っていると思います。

●2005年
6月19日(日)大山ケーブルバス停〜下社〜大山〜見晴台〜ケーブルバス停
7月29日(金)二子新地〜鷺沼〜荏田〜青葉台〜長津田
8月13日(土)長津田〜青葉台〜荏田〜鷺沼〜二子玉川
9月4日(日)二子新地〜鷺沼〜荏田〜市が尾
9月10日(土)荏田〜青葉台〜田奈〜長津田
11月16日(水) 宮前平駅〜土橋〜生田緑地(川崎市地名研究所が主催している古道講座の実施講習に参加)
12月30日(金)長津田〜鶴間〜さがみ野〜海老名〜厚木

●2006年
3月26日(日)厚木〜愛甲石田〜伊勢原
4月16日(日)秦野〜善波峠〜高取山〜下社〜追分、長津田〜青葉台
4月30日(日)長津田〜鶴間〜大和
5月4日(木)鶴間〜さがみ野〜海老名〜厚木、愛甲石田〜咳止地蔵〜伊勢原
5月28日(日)溝口〜鷺沼〜荏田〜青葉台〜長津田〜鶴間〜さがみ野〜海老名〜厚木
6月17日(土)赤坂〜青山〜渋谷〜池尻大橋〜三軒茶屋
7月23日(日)宮崎台駅にある東急電車とバスの博物館
7月29日(土)三軒茶屋〜若林〜用賀〜慈眼寺〜二子玉川〜行善寺〜桜新町〜上馬 
8月15日(火)伊勢原〜石倉橋〜下社〜ケーブルで下る
8月27日(日)大山ケーブルバス停〜下社〜大山〜日向薬師(阿夫利神社大祭)
9月3日(日)高津〜二子宿〜二子玉川(兵庫島)
9月10日(日)二子〜行善寺〜上馬〜三軒茶屋
9月17日(日)ヤビツ峠〜大山山頂〜下社〜ケーブルで下る
9月24日(日)二子〜行善寺〜用賀〜上町〜若林
10月1日(日)大山ケーブルバス停〜下社〜大山山頂〜 下社〜ケーブルで下る
10月22日(日)鷺沼〜荏田〜小黒公園〜市ヶ尾
11月12日(日)太田区郷土博物館(のりひびを見に行く)
11月23日(木)すずかけ台駅〜鶴間〜さがみ野〜海老名〜厚木
11月24日(金)川崎考古学研究所
11月26日(日)二子新地駅〜二子宿〜溝口宿の途中(21世紀川崎教育フォーラム主催、高津区文化協会会長鈴木穆さんの講習会)
12月10日(日)蓑毛〜ヤビツ峠〜諸戸〜大山山頂〜下社〜ケーブルで下る
12月24日(日)伊勢原〜石倉橋〜大山追分〜下社〜大山ケーブルバス停

●2007年
2月12日(日)赤坂〜渋谷〜三軒茶屋〜慈眼寺〜二子〜鷺沼〜荏田〜青葉台〜長津田〜すずかけ台駅

 羅列してみると、自分のことながら、結構熱く行っていると驚きました。なのに、まだ取材漏れが結構あります。大山街道は奧が深いです。


022▼(こ)2007年4月13日(金)
 あっという間に4月になり、その4月も、もうすぐ半分が過ぎようとしています。
 更新をぜんぜん行わず、申し訳ありません。「ホントに歩く大山街道」は、先月後半から、やっと再スタートという感じです。

 昨年12月から、下請の仕事と風人社の新刊の仕事などで、大山街道に手を付けられなくなりました。ほんとは、少しずつでも進めておくべきなのですが、何となくそうすることを避けてしまい、その相乗効果(?)で、終わらない、著者にも連絡しづらい、という悪循環に陥っていました。今年に入り、2月の終わりぐらいからだんだん仕事も片づいてきて、3月22日、著者の中平さんに会社に来ていただき、打ち合せをしました。
 中平さんは、以前渡していたゲラの校正を持っていらしたのですが、今までのもんもんとした気持が吹き飛ぶくらいの迫力溢れる校正で、元気が出ました。
 次の日から修正作業を始め、4月初めに文字修正、追加原稿の入力、迅速図等のスキャニングとその配置が終了、4月6日にコース地図の修正が終わりました。

 現在、本書は全部で13章です。
 各章には見開きのコース地図が入り、その下にポイントとなる地点の写真が14〜18点入ります(章によって異なりますが、4見開きの場合もあるし、1見開きのものもあります。地図が見開きでなく1頁の場合は、最大9点です)。昨日12日、地点の選定が終わりました。まだ、取材しなくてはいけない場所がけっこうあります。今日は、撮影が必要な写真はどれかを整理しているところです。
05年7月29日、(お)がこの日最後に撮影した写真。二子新地に朝7時集合、溝口〜鷺沼〜荏田〜青葉台、長津田には午後2時前に到着。写真は長津田駅近くの銭湯です。
 写真を調べる過程で、今までに取材に行った時期をリストにし、その都度撮った写真も、日別に、A4に24枚ずつ配置する、という作業をしました。最初に取材に行ったのが2005年7月ですから((お)が中平さんに案内してもらい二子新地から長津田まで)、もう1年半近く経っていることになります。
 長くなってしまいましたので、今日はこのへんにいたします。 いちばん最近大山街道を歩いたのは、2007年2月12日でした。赤坂を朝9時過ぎに出発し、渋谷〜三軒茶屋〜二子〜鷺沼〜青葉台〜長津田、すずかけ台に午後7時前に到着。本当は厚木まで行く予定でしたが、青葉台で携帯の機種交換をしていたら2時間近くかかってしまい断念。この日最後に撮った写真は、横浜市緑区と町田市の境目にある「馬の背」です。道の右下は田園都市線のすずかけ台駅、左には246号線が通り、ちょうど背骨のような尾根に大山街道が通っています。街灯もないので、暗くなると少し怖いです。撮影(こ)

021▼(こ)2006年12月30日(土)

 先週の日曜日(24日)、伊勢原から下社までの再取材で大山へ行って来ました。前日の土曜日は、山岳会の忘年会があり、かなりハードだったので、朝、少し躊躇しましたが、今日を逃してはだめだと思い、出かけました。山岳会は、実家のある千葉県のもので、10月に入会したばかりです。自分の親ぐらいの人たちがメインメンバーですが、山に行っているだけあり、宴会も同世代の友人たちよりパワフルで圧倒されました。

穏やかな晴天に恵まれ、大山もばっちり。バスが通る県道大山板戸線の裏道。
 伊勢原駅には、10時20分頃到着。そこから大山ケーブル行きのバスと同じ道を東名高速道路まで進み、高速の下をくぐって(「厚木18」高架)大山街道に出ます。道灌堀沿いののどかな道を通り、石倉橋交差点のすぐ手前に出て、またバスと同じ道を進みました。
 写真撮影をしつつ、這子坂、三の鳥居、愛宕橋、とうふ坂などを過ぎ、大山ケーブルバス停に正午頃に着、こま参道を通って、女坂を上りました。
街道沿いの農家はみかんを売っていました。庭木の手入れをしたり、落ち葉をかき集めている人たちも見られ、新年を迎える準備をしていました。
 女坂は男坂より楽なもの、と軽く考えていると、案外ハードだと、上がるたびに感じます。下社には13時前に着きました。これから山頂に上がるのは少し時間的に遅すぎるし、女坂の七不思議の二つを見損なったこともあり、男坂を下りて、再度、女坂を登ることにしました。
 
女坂7不思議の6番目、潮音洞(ちょうおんどう)。説明板には、心を鎮めて洞に耳を澄ませば潮騒が聞こえるとあります。中には道祖神のようなものがまつられています。聞こえませんでした。
 無事残り二つの七不思議も見ることが出来(眼形石と潮音洞)、下社に上がる石段横の見晴らしのいい場所で一休みしていたら、若いカップルに写真を撮ってほしいと頼まれました。クリスマスイブの日曜日だからでしょうか、やけに若者が多かった気がします。子どもの冬休みが始まったこともあり、親子連れやお孫さんとの三世代家族など、全般的に人が多い感じがしました。
下社で声をかけてきた清々しい二人連れ(「写真を撮ってほしい」のカップルとは別)。大山街道(本)の話をしたら非常に興味を示してくださったので、本を購入してくれるはずです! 

 下社からはまた女坂を下り、今日、女坂を通った回数(3回)はたぶん私が一番では?と満足感にひたりながら、バスに乗って伊勢原に帰りました。
 年があけたらいよいよ、「ホントに歩く大山街道」発行に向けてラストスパートです。
 26日(火)に、文教堂愛甲石田店さんをお訪ねしました。『誰も知らない丹沢』の販売でもお世話になり、また「大山街道」にも興味を持って下さっています。このご報告は年明けにいたします。

 本年もありがとうございました。来年もよろしくお願いします。


020▼(こ)2006年12月21日(木)

 本文が、やっと下社までたどりつき、修正作業をすれば校正を出校、また大山山頂までも、構成、図版、地図などいろいろ残ってはいますが、なんとか早く校正を出したいと思っています。
 11/25、26に取材した溝口・二子宿のコラムも何とか上がりました。大山街道とかかわりのある人とお会いしたり、ゆかりのものを見せてもらえる機会に恵まれ、ありがたいと思っています。いろいろなものをもっと身近に感じるようになりました。

 「誰も知らない丹沢」第二弾の取材も兼ねで頻繁に大山に登っている人が、先日、下社の下にある茶店で「大山街道」の日本酒を発見し、おみやげに買ってきました。ずばりの名前で、感激しました。お燗するとすっきりした味わいでおいしかったです。また、「阿夫利大山」(?)というにごり酒もあったそうです。
伊勢原市の吉川醸造の製品。清酒300ml。「菊勇」という銘柄が有名なようです。

019▼(こ)2006年11月27日(月)
 

 11月24日、川崎考古学研究所へ再び行きました。11月8日に取材した研究所と持田春吉(はるきち)さんのコラムのゲラを見ていただくためです。コラムのページには、持田さんの写真を入れるので、撮影させてもらいました。わざわざ展示棚から土器を出してきて並べ、「まずはこれを見るショット」と土器を見つめ、「もう一枚お願いします」と言うと、「今度は正面を見ます」と笑顔でポーズを決めてくれました。

川崎考古学研究所で。お気に入りの土器を見つめる持田さん
 11月22日(水)に、「さがみ野〜厚木」のゲラを著者の中平さんに送りました。いつもそうなのですが、その区間の作業が終わると、やっとよくわかるようになるせいで、その場所を確認したくなり、行ってしまう、というケースが多いです。
 翌11月23日は、溝の口〜鷺沼を歩き、鷺沼〜すずかけ台までを電車(アッという間なのでびっくりしました)、すずかけ台〜本厚木までを歩きました。11時過ぎに溝口を出発し、17時30分頃に本厚木の駅に着きました。
 今回は、河原口の交差点(海老名市)から相模川の渡し場までの道を確認できたのが収穫でした。あと、中平さんいちおしの大山好展望地である、海老名の国分寺近くの厚木街道に架かる高架歩道も、わかりました。
河原口の交差点から厚木の渡し場までは細い道を何度も曲がり曲がり行くので、なかなか難しい。写真は目印となる海老名市立河原口児童館
 一昨日(11/25)は、武蔵小杉で行われた「神奈川街道フォーラム」(第一部は横浜出身の桂歌丸さんの講演、第二部は、4名のパネラーを迎え、「大山街道・中原街道・綱島街道遠藤に暮らし、まちづくりに情熱を燃やした方々を迎え、町の発展に隠された人々の思いやエピソードをかたっていただ」くそうです)に、昨日(11/26)は前回の更新日記にも書きましたが、「かわさき散歩の会 大山道コース」に行きました。大山街道ウィークエンドでした。
 どちらも内容が濃く、とても面白かったです。そこで生活している歴史を持っている人びとのすごさに圧倒されました。
厚木街道に架かる高架歩道。あいにくの天気であまり大山はよく見えなかった(かすかに見えます)。あと、フェンスもちょっと残念です。(好展望地、ここではなかったりして?)


018▼(こ)2006年11月15日(水)
 
昨日、大山山頂までの地図データの貼り合わせ、大山街道のコースをなぞる作業が終わりました。これから本文の校正、地図との照合などの作業がありますが、なんとなくゴールが見えてきた気がします。

 先週、川崎考古学研究所に持田春吉さんを、また、二子・溝口宿のある高津区の文化協会会長の鈴木穆さんを、著者の中平さんと訪ねました。
 川崎古学研究所は、東急田園都市線鷺沼駅から徒歩10分強の宮前区有馬にあり、大山街道がすぐ近くに通っています。持田さんは私費で研究所まで作ってしまったエネルギッシュな方です。地元で発掘された縄文や弥生土器など発掘した貴重な資料を保管されています。大山街道沿いで生まれ育った方だけあり、周辺の事情にものすごく詳しく、とても面白いお話を聞くことができました。
 鈴木さんは、11月26日に行われる「かわさき散歩の会 大山道コース」の講師をされます。今回はこちらの取材準備不足があったので、それに参加させてもらい、いろいろお話を伺ってくる予定です。


017▼(こ)2006年11月7日(火)
 
今日、「青葉台〜長津田」「長津田〜さがみ野」のゲラが完成しました。またペースが落ちてしまい、焦っております。
 明日、中平さんにご一緒していただき、2か所ほど取材に行くので、その時に校正をお渡しする予定です。

 以前にも書きましたが、この本には、国土地理院発行の1万分の1地形図上に大山街道のルートを記していきます。ところが、1万分の1には空白地帯があります。「青葉台」の西隣、「大和」の北側の区分が発行されておらず、ちょうど長津田周辺から町田・横浜市境辺がここにあたります。この部分は町田市が発行している「町田市地形図南部」(模造紙ぐらいのビッグなものです。スキャニングの指定が大変でした)というものを中平さんが用意して下さり、これと国土地理院のをつなぎ合わせて作業しています。

 地図の作業中、パソコンの画面で長い時間、同じ場所を見ていて、変わった記号があることに気がつきました。国土地理院の地形図と町田市の地図では、記号の形がなんとなく違います。同じ銀行の記号でも縦長だったり、また、書体が違うだけでも印象が変わります。それぞれの自治体によって違うのでしょうが、町田市の場合だと、農協のマークや(協同組合なので農協だけではないようです。「○に協」)職業安定所(「○に安」)や、灯籠、立像・路傍祠というのまであります。

 神社には、灯籠マークがちゃんと左右用に二つ並んでいて、細かさにちょっと感動です(図A)。鳥居も、立っている数だけ記号があります(図C)。国土地理院のものに比べると文字が少ないので、記号で対応しているのだと思います。
「町田市地形図南部」(Aが石灯籠、Bは記念碑の記号ですが長津田上宿常夜燈、Cが鳥居です(王子神社の場合は2つ)

016▼(こ)2006年10月20日(金)
 
日記の順序を、新しいものが上に来るようにしました。

 先程、「鷺沼〜荏田」「荏田〜青葉台」のゲラを中平さんに発送したところです。今週初めに出す予定だったのが、週末にずれ込んでしまいました。青葉台は、赤坂〜大山のまだ半分手前あたりでしょうか。道のりは長いです。

 9月初めに編集会議のために中平さんが来社されました(もう1か月以上前ですね……)。その時、おみやげに川崎市高津の「鮎煎餅」をいただきました。二子・溝口宿には鮎煎餅屋さんが昔から何軒かあったそうですが、今は、「三河屋商店」さんだけが残っているようです。三河屋さんは大山街道ではなく、府中街道沿いにあります。高津交差点近くにあった大屋商店さん鮎煎餅のページ参照。真ん中のあたりの写真です)は中平さんのお話だと、やっていないみたいです。
 

 三河屋さんは、中平さんがたまたま府中街道を通るバスに乗った時に、看板の「鮎煎餅」の文字を発見されたそうです。
水玉のビニール風呂敷の上に並べ、鮎が泳いでいる様を表現してみました。白が砂糖コーティング、黒は海苔まき、ノーマルのものと、あと写真では見えないのですが青のりが混ざっているタイプがありました。しっかりとした煎餅らしい煎餅です。
 中平さんは、バスに一日中乗っていたり、どんどん乗り継いでそのまま旅をしてしまうくらいバスが大好きな方です。バスは、生活道路を走っているので、大きな車体なのに昔の道を通り、その時に見える家並みなどを見ていて、いくら乗っていても飽きないそうです。また、車内放送で案内されるバス停の名前も、「こんな読み方をするのか」と発見がいっぱいなのだそうです。
 中平さんによると、バスでのよい座席は一番前の左側、バスの扉の前です。前方が一番広く見える場所で、しかも車輪の上なので、他の座席よりも高みになります。私も空いている時は、必ずベストシートに座るようになりました。 白い砂糖コーティングタイプ。ショウガの味がほのかにしてとてもおいしかったです。厚木の鮎煎餅とは、また趣が違います。

015▼(こ)2006年8月29日(火)

 27日(日)から、大山阿夫利神社秋期例大祭が始まりました。「小田急沿線新聞」には、「200キロもある御輿をかついで氏子が男坂を下る」とあり、これは大変なことだと見に行きました。27日がお下りで、下社から大山ケーブルバス停下の社務所まで、お上りは29日で反対のコースです。人が降りるのも大変な男坂を御輿をかついで降りるとは、大山の人たちはスケールが違います。

 昨日の下りは朝6時過ぎからと新聞に書いてあったので、始発で行かなくてはと思っていたのですが、ちょっと寝過ごしてしまい、7時半前ぐらいに大山ケーブルバス停に到着しました。大山に登るにしてはまだ早い時間なのに、やはりお下りを見に来たのか何組かの登山客がいっしょでした。
 バス停から思兼神社を経て、急いで男坂を上がっていくと太鼓の音が聞こえてきました。やがて神主さんを先頭に30人ぐらいの男の人たちが石段を下りてくるのに出会い、無事、お御輿を拝むことができました。
「雨降」のはっぴが素敵です。赤と白の縄で上から落ちないように引っ張っているそうです。
 御輿とすれ違った後は下社まで行き、本坂を登って山頂に到着(曇りで何も見えず)、その後、西沢の頭まで行き、また山頂に引き返し、日向薬師に下りました。
 本坂は二回目でしたが、「○丁目」と記してあるのが励みになるという中平さんの原稿の通り、標柱を見るたびに嬉しくなりました。今回、大山登山に行ってみて、多くの人が繰り返し大山を訪れる理由が何となくわかりました。
9時25分、大山山頂。20℃。けっこう人は多かったです。

014▼(こ)2006年8月17日(木)

 8月15日、なかなか行くことができなかった「市米橋〜阿夫利神社下社」を歩いてきました。朝方はあまり天気がよくなかったのですが、だんだん天気がよくなり、下社に着く頃(14時過ぎ)には夏らしい晴天に恵まれました。

子易バス停の先に三の鳥居がある。手前の三叉路で一般の車は新道に左折する。三の鳥居の標高は180m。
 東名を越えてから石倉橋交差点あたりまで、伊勢原→大山のバスが行く道の、ちょうど一本東側の道を通ります。舗装されていない牧歌的な道です。道標なども多く、かなり大山街道モードが高い場所だと思いました。
お盆の時期で多くの家の門口にお迎え用?の飾りが置いてある。本当になすとキュウリで馬を作っている。あと、なすを細かく切ってお皿に載せているケースも。
 初めて大山のケーブルカーに乗りました。今までは「登る」「暑い」「苦しい」というイメージの大山でしたが、こういう大山の訪れ方があるのかと、とても新鮮でした。ケーブルカーは景色も良く、しかもあっという間に終点に着いてしまいます。ケーブルカーで来る人たちは登山の人たちとは違った楽しそうな様子で、のんびりできました。車両もなかなか素敵です。赤「大山」号と黄緑「丹沢」号があります。
大山ケーブル不動前駅。下りのケーブルとすれ違う。天気が良く、江ノ島も、千葉県も見えた。
 本の方の作業状況ですが、今日、やっと文字のみですが、再構成版が大山山頂まで終わりました。中平さんの観察・描写は詳細で、こんなものがあったのか!の発見がたくさんありました。これから地図と、具体的な本文の作業を進めます。何合目あたりでしょうか。

 咳止め地蔵について補足しました。

おまけ。二人仲良く這子坂を下るお坊さんたち。檀家に向かうと思われる。他にもお坊さんをたくさん見た。

013▼(こ)2006年8月10日(木)

 国木田独歩の文学全集を図書館で借りました。大山街道沿いにある溝口宿の亀屋という旅館が舞台になっている小説『忘れえぬ人々』を読むためです。本来なら「大山街道」の話題ですが、ちょっと大山街道というよりは私個人の感想カラーが強くなってしまったので、こちらに記しました。→「国木田独歩」


012▼(こ)2006年8月7日(月)

 先月、奥多摩へ登山に行きました。今熊山の麓にある今熊神社に、写真のような「三日燈」という灯籠がありました。常夜ではなく三日とは、いつ点けるのだろう。あいにく神社に人影がなく、教えて頂くことはできませんでした。

 三日燈は、辞典類には載っておらず、Googleでは中国語のページが検索されました。ためしに「三夜燈」で検索すると、塩の道、秋葉街道(駿河湾から信州に続く道)に、常夜燈のように「三夜燈」と刻まれている石灯籠の写真付きのページがヒットしました。
 きっと三夜(三日目の夜?)が何か意味のある日なのでしょう。今後の課題です。 

011▼(こ)2006年8月3日(木)

 7月29日(土)、取材のため、主に世田谷区を通っている大山街道を歩きました。
 梅雨明け間近の、曇りなのに暑い日でした。 

 田園都市線の三軒茶屋駅から、世田谷通りを通って用賀へ出て、国道246号線の北側を通り慈眼寺を回って二子玉川まで行く「上町線・慈眼寺線」というルート、戻りは「行善寺線・新町線」ルートで、二子玉川から246号の南側にある行善寺を経て環八と246の瀬田交差点、用賀、桜新町を経て246号に出て上町交差点で環七へ左折して北上、会社という行程です。
 午前8時過ぎに三軒茶屋を出て、15時半ぐらいに会社に着きました。

 三軒茶屋から二子玉川までは大きく分けて二通りの行き方があります。三軒茶屋から246号線を通って行くルートと、世田谷通りを通って行くルートです。ルートはさらに用賀・瀬田の辺りから分かれ、最終的に玉川にある二子橋(二子の渡し)に着きます。

 行きに、大山街道からは逸れますが、中平さんが見所として取り上げている豪徳寺というお寺に寄りました。会社のある小田急線世田谷代田駅の次の次の駅が豪徳寺で、お寺の名前というよりは駅名の印象が強く、近所ながら訪れたことがなかったので、この機会に行ってみました。

 豪徳寺には桜田門外の変で暗殺された井伊直弼のお墓があります。また、招き猫が有名なお寺でもあります。
 山門や参道が立派で、こんな荘厳な寺が近所にあったのかと驚きました。

 境内の事務所では招福猫児(まねぎねこ)を売っています。法事で忙しそうだったお寺のおばさんが出てきてくれて(他にも何軒かお寺に行きましたが、その多くで法事をやっていました)、売って貰いました。いろいろなサイズのものがありました。
 

 昨日、近所にお昼を買いに出たら、たばこ屋さんのガラスケースにも同じ招福猫児が飾ってありました。 1号300円の極小のものから5000円?ぐらいの大きなものまであります。これは3号800円です。毎朝、「よい運、お願いします」とプレッシャーをかけています。

010▼(お)2006年7月27日(木)

 読者の方から「大山講」に関するお手紙をいただきました。
 その方のお父様が、戦前、講元をなさっておられたそうです。以下、原文の一部抜粋を許可を得て掲載します。

 「参拝日は毎年8月3日と決まっていて、朝7時集合、バス2、3台に60〜100人が分乗して大山へ向かいます。御師といわれる人の旅館(猪股旅館)に11時頃到着。大広間で昼食をとって1時頃からケーブルカーで中腹にある阿夫利神社へ向かいます。一部の人たちは、そのまま山頂(奥宮)へ登拝しますが、大方の人は、広殿で祈祷(大々神楽)をしてもらいます。巫女さんの神楽舞いなどがあり、御札を頂いて三々五々旅館へ戻ります。やがて山頂へ登拝した人たちも戻り、夕方6時位から夕食兼宴会が始まります。寄り付き酒などもふるまわれて、余興が披露されて9時頃、お開きとなります。父は宴会が始まるとき、必ず一人一人の前でお酌をして挨拶をします。
 その後、大広間に蒲団が並べられて就寝です。子どもも参加していました。

 翌日、朝食をすませ(朝もお酒がつきます)、バスに分乗、大方は江ノ島の岩本楼へ立ち寄り、昼食休憩をして、夕方4時頃帰宅となります。

 初めの頃は毎月、旅費の分割払いの掛け金の集金に講員の家々を回っていましたが、次第に一括払いになりました。最後の頃で1泊4食付きで、2万円くらいでした。」
 

そして、参拝の当日配られていたという手拭いも同封されていました。

 「手拭は当日の朝配られて、首の回りなどにつけておきます。服装は自由ですが、講元は白装束で正装し、一部の人も半纏などを着用します。一つの組織ですから、副講元が2人くらい、世話係みたいな人も決められていたようです。」


009▼(こ)2006年7月24日(月)

 久々のアップです。
 昨日、東急電鉄玉川線のデハ200型(通称「イモ電」。渋谷〜二子玉川園間を走っていた。1969年に廃止)の写真を撮りに、東急田園都市線の宮崎台駅にある電車とバスの博物館へ行ってきました。夏休みが始まったばかりとあり、館内は子どもたちとその親でいっぱいでした。ザックを背負ったまま孤独に写真を撮る大人の私は、電車オタクだと思われていたかもしれません。

車内は飲食可。みんなお弁当を食べていました。

 本の進捗状況ですが、赤坂から鷺沼までの内容が、かたまってきたところです。これに習うかたちで、早く全体像を作ってスピードアップしたいと思っております。


008▼(こ)2006年6月7日(水)

 6月5日(月)、著者の中平さんがいろいろな地図をもって来社しました。大山街道の本には、国土地理院発行の1万分の1地形図と、国土地理院が発行していない区域(横浜市の長津田や大山に近い部分の伊勢原市など)は、行政が独自に作成して発行している1万分の1地形図を収載し、大山街道のルートを示す予定です。
 実は、初めに地図もスキャンして校正ゲラに貼り込んだ上で初校を出し、コースや石造物、宿の様子などを書きこんでもらう予定でしたが、何枚もある地図のどこからどこまでを、どうやって本の版面に配置したらいいのだろう???とわけがわからなくなってしまい、中平さんにご相談しました。
 さすが中平さんは地図のエキスパート、すごいものをつくってきてくださいました。

張り合わせた地図に迫力を感じました(上)。(右)青い線で囲ってある部分を2ページ分に入れる。ピンクの線は1万分の1地形図「溝口」と「鷺沼」の接合部分。写真ではよくわからないと思いますが、貼り合わせ方もとても美しいです。

 ちなみに、大山が載っている1万分の1は伊勢原市発行のものですが、2万5千分の1とは違いかなり山のすごさを感じました。

 本書では、大山街道を便宜上、13に区分しています。中平さんは地形図のコピーを貼り合わせ、そこに区分の範囲の線を引いてくださいました。
 地形図の何点かは印刷所にスキャニングをお願いしてあり、明日、そのデータが届く予定です。また、原稿は全行程を頂いており、最後の区間以外は初校も戻っているので、作業を頑張りたいと思います。


007▼(こ)2006年5月31日(木)

 006に引き続き、5月4日に歩いたときのことです。
 先日(3月26日)に歩いた白金地蔵−成瀬小学校−歌川橋−T字路右折(ここから糟屋宿)−普済寺−高部屋神社−下糟屋交差点−東海大学医学部付属病院南側−せきどめ地蔵まで行くのに、別の旧大山街道のルートがあることがウォークマップに記されているので(中平さんによると大山街道の抜け道)、今回はこちらを通ってみました(地図がないとなんのことかさっぱりわからないと思います。なるべく早く作成したいと思っています)。続きはこちらからどうぞ

 また、厚木名物「鮎煎餅」についてアップしました。5月4日はいろいろな発見や出会いがあって、充実していました。


006▼(こ)2006年5月11日(木)

 ゴールデンウィークに、長津田〜鶴間(4月30日)鶴間〜厚木〜伊勢原(一部カット、5月4日)を歩いてきました。ちょうど長津田〜厚木間の組版・原稿整理をしていて、それを手に歩いたので非常に面白かったです。
 実は長津田〜厚木間は昨年末に歩いたのですが(荷物が重かったのと風邪の前兆が出て疲れていたせいで、ひたすら厚木を目指して歩いていました。後半はほとんど写真を撮っていませんので、あまりいろいろなものを見る余裕もなかったのだと思います)、「こんなところを通っていたのか」という発見がたくさんありました。

 いくつか興味深い発見や出会いがあったので、分けて記していきたいと思います。
 まず、海老名市にある温故館という資料館です。海老名市の国分宿の中間に温故館という古い建物があります。もと、海老名村の村役場だったもので、現在は海老名市の郷土資料館です。ちょうどこの裏が相模国分寺跡になっています。続きはこちらからどうぞ

 不思議な看板がありました。
 ちょっと大山街道からは外れるのですが、「お銀様の家跡とお墓」を見に行くため、赤坂バス停から少し西に行ったところにある道を左折しました。そこには「渡辺崋山ゆかりの道」案内板というのがあるので、目印になります。このあたりは海老名市と綾瀬市の市境を大山街道が通っていて、綾瀬市をどんどん南下しました。
 お銀様とういのは、渡辺崋山が仕えていた田原藩(愛知県東部)の第11代藩主三宅備前守康友の侍女で、友信を生んだ方です。その後、崋山は、藩の経済状態が悪く、裕福な藩から藩主を迎え入れるという不遇のために藩主になれなかった友信に仕えました。
 お銀は友信を生んだあと故郷に戻り所在がわからなくなっていましたが、友信の心中を察した崋山が、彼の実母お銀を探す旅に出た、というのが大山街道を旅っしたことを詳しく記録した「游相(ゆうそう)日記」ができたきっかけのようです。
 崋山は、無事、お銀さまに再開したそうです。

 前置きが大変長くなりましたが、そのお銀のお墓と家跡(中平さんによると、現在のJAさがみ早園支店あたり)を見たあと、大山街道に戻るために望地交差点めざして北上していた時にあった看板です(右)
 この575の言葉は、目標なのか客観的に世情を分析したものなのか、誰をどうしたいのだろう?と立ち止まって考えてしまいました。かえって反発したくなる気を煽るのでは、と心配になりました。 


005▼(こ)2006年4月24日(月)

 だいぶ前の話ですが、3月26日に厚木から伊勢原までの大山街道を歩いた時のことを記します。

 ▼コース
 小田急線本厚木駅−相模川沿い厚木渡船場−厚木神社−最勝寺−熊野神社−岡田三島神社−(ここから相模川離れ西北へ)−岡田交差点−酒井前田交差点−玉川越える−片平交差点(小田原厚木道路くぐる)−宿愛甲交差点(左折)−愛甲石田駅(トイレ)(国道246号線進む)−文教堂愛甲石田店−石田交差点(左折)−小田急線踏切南に越える−長龍寺・小金塚古墳−小田急線北に越える−白金地蔵−成瀬小学校−歌川橋−T字路右折(ここから糟屋宿)−普済寺−高部屋神社−下糟屋交差点−東海大学医学部付属病院南側−せきどめ地蔵−市米橋(左折して浜田川越える、矢倉沢往還へ、大山街道はこのまま北西へ進む)−伊勢原高校−伊勢原交差点(左折、ここから伊勢原宿)−大神宮−火伏不動尊−中央通交差点(左折)−鳥居−伊勢原駅

 上記のコースは中平さんからいただいた「大山街道ウォークマップ」(大山街道・R246地域間ネットワーク交流会/ウォークマップ作成実行委員会発行)に載っているコースです。この地図には、街道沿いに今でも残っている神社仏閣、庚申塔やお地蔵様などの石像物、宿などの歴史的建造物がマークされていて、それを確認しながら歩く、という感じでした。庚申塔や道祖神などは、かなりしつこく探さないとわからない場所にあることも多く、見つけたときは思わず走り寄ってしまうほどのうれしさです。私は歴史的なことなどは特に不勉強で、あまりよくわからないのですが、オリエンテーリングの感覚でとても楽しい(だめですかね?)。
 10時半に本厚木をスタートして、16時20分に伊勢原に着きました。

 スタート付近の厚木神社で、「大山街道○○(判読不能)」と刺繍されたキャップをかぶった三人組の中年男性に遭遇しました。私は写真を撮っている際に地図を落としたらしく、一人の方が拾って追いかけてきてくれました。地図を持って歩いているのを見てか、「大山街道ですか。私たちも赤坂からずっと歩いてます」と言うので、「ほんとですか!」と、実際に歩いている人と出会えて感激しました。実は大山街道ウォーキングは、かなりメジャーなレジャーなのかもしれません。とすれば、「大山街道」の本の将来もかなり期待できます。また、驚いたことに、この人たちも「大山街道ウォークマップ」を手に持っていました。

 糟屋(かすや)宿(現、伊勢原市下糟屋)で、江戸城を造った太田道灌のお墓を見に行く途中、一軒の農家に野菜無人直売所があったので寄り道しました。なんと、ほうれん草50円です! やったー! 用意がいいので(こんなことだけ)スーパーの袋はいつも数枚ザックの中に入っています。スーパーで(私が)買っているのと違って、すごくみずみずしい上、でかい。4回ぐらい常夜鍋ができそうです(実際には2回しました。あとはおひたしです。おいしかった)。非常に大きかったので食品辞典を調べたら、ほうれん草には東洋種と西洋種がある。西洋種の葉は丸く、大きく肉厚、収穫量が多い、といいことづくめですが、灰汁が強い。東洋種は葉がギザギザで、灰汁はそれほどないかわりに小さく、収量が少ない。この両種のよいとこを合わせた交雑種が、最近の主流であるとのことでした。すみません、また大山街道より、ほうれん草の方に熱くなってしまいました。

これも、見つけて駆け寄った

 現在、試行錯誤の作業状態が続いております。4月7日に仮のゲラを出力しました。11日には著者の中平さんに会社に来てもらい、これからの方針や構成などの相談をしました。
 中平さんは、明治時代の地図のコピーを持ってきて下さいました。大山街道が通っている地域のもので、二子玉川や高津区の梶ヶ谷宮前区の馬絹、有馬などの名前が見えます。文字が書かれている方向は右から左です。「明治前期測量2万分の1フランス式彩色地図」というものです。感じとしては、植民地時代のアメリカの羽ペンで書く紙のような色、でしょうか(わかりづらいですね)。黄色っぽい紙に、河川は水色、水田はオレンジ(のように見える)色、等高線も入っています。高度が高い部分は濃い黄緑色に塗ってあり、とても美しく、かつ技術力の高さに驚かされます。畑などは記号ではなく、文字で「畑」「水田」と書かれています。畑と水田だらけなので、当時はこの地域のほとんどが畑と水田だったことがわかります。また余白部分には「用賀村世田谷道三岐路」というキャプションで庚申塔に「右江戸道」と彫ってある絵や、「馬絹村字大塚岐分路」に対して道が交わっている場所の絵が描いてあります。
 中平さんは一日中見ていても飽きない、と嬉しそうに話していました。

 本書は、一応、部分部分での強弱は出ると思いますが、赤坂〜大山までの全行程を採録したい方針です。また、『誰も知らない丹沢』でやったように、実際の地形図(今回は1万分の1)を入れる予定ですが、その配置方法に苦闘しております。しかし、地図で自分が歩いた場所をゲラに配置してみると、楽しくなってきました。うまくいきますように。

 ※フランス式彩色地図の「文字が書かれている方向は左から右です」としていたところ、読者の方から「それでは今の地図と同じでは」というご指摘をいただきました(ありがとうございます)。本文の方を「右から左」に訂正しました。4月26日


004▼(お)2006年3月31日(金)

 本書の編集作業は、なかなか思うように進んでいません。
 3月26日(日)は、本厚木から伊勢原までの大山街道を歩いてきました(そのメモは別記で)。
 次の週、中平さんから送られてきた原稿を、いつものように、仮組版のページ組に流し込みました。今回は文章量がかなり多くなると予想されますので、当初は小さい字で二段組みという、まるで「昔の本」の組版です。
 原稿の記述は、それはそれは詳細です。まず二子新地〜梶が谷までを読みましたが、行程の数10メートルおきの記述になっています。中平さんがこの付近を歩き尽くされている様子がよく伝わります。
 しかし、前回の編集会議で原稿をお持ちいただいた時に、「なるべく客観的記述を心がけました」とおっしゃったのですが、それはちょっと中平さんの奥ゆかしいところで、遠慮しすぎでした。
 原稿には、中平さんの個人的な感想がほとんど抑えられているので、全く逆に私は、中平さんのキャラクターが面白いので、その人の「大山街道」のほうがいい、と申し上げました。だって、今までやってこられたことのエピソードがとても面白いので、それを載せない手はありません。
 作業としては、中平さんらしい丁寧な「です・ます」調の文体を、まず試みに荒っぽく「である」調に変えてみました。
 この区間は、編集部でも何回も行っているところなので、写真が入る個所に番号を振っていくことができます。
 すでに撮った写真もたくさんありますので、これからそれを並べてみます。『誰も知らない丹沢』の時と同様に、地図上にも写真の番号を入れてみます。
 これだけ記述が詳細だと、原稿を割愛してコンパクトにしてみようという発想より、この詳細さをよりマニアックに、つまり、他の人には書けないことですので、この長所をさらに増幅強調するという発想のほうに引かれます。
 それでこれもまだ試行錯誤ですが、小さくても写真を「これでもか」というほど、ふんだんに入れてみることにします。
 この発想に拍車をかけたのは、実は29日に納品があった「東京造形大学研究報別冊」の見本本をじっくり見ていて、その写真レイアウトに刺激されたこともありました。この写真の並び方をまねしてみようと思っています。
 「未知の道シリーズ」の本書の場合も、編集上の工夫の一つとして核になるのは、やはり「地図」です。
 地図には、絶対こだわりますし、そうせずにはおれません。そうでした。著者は地図会社の元編集部長で、プロ中のプロでした。
 今回の主役は、国土地理院1万分の1地形図です(それと住宅地図も著者から預かっています)。
 まず、とりかかりの行程の区間で、地図を入れたページを試作しました。「二子新地〜梶が谷」間でサンプルを作ってみます。


003▼(こ)2006年3月21日(火)

 はじめまして。編集を担当しております(こ)です。よろしくお願いします。
 実は、家の近所を大山街道が通っているのですが、かなり長い間、「大山」が何のことか全然知らないで歩いていました。言われてみると、街道らしく古い家やお店が多く、他の場所はマンションや商業施設がたくさんあるのに比べて、レトロな雰囲気を感じてはいました。

 常夜燈(じょうやとう)というのが大山街道の見どころとして、多く出てきます。面白かったのは横浜市(たぶん)都筑区にある中宿秋葉講常夜燈です。これは小泉さんというお宅の庭にあり、お宅の柵越しに見ることが出来ます。横浜市の文化財に指定されていて、その碑柱も隣に立っています(横浜市は家賃を払っているのでしょうか)。庭園やお寺などで見かける石灯籠ですが、実際に使われていたことを実感できました。
 常夜燈は、今でいう街頭の役目を果たしていたようです。辞書(「大辞林」)には「常夜灯=一晩中ともしておく灯」とあります。

バックのグリーンの芝生と洋風建築がナイス

 その次の項目を見ると「常夜鍋」というのが載っていました。「豚肉、ほうれん草などをさっとだしで煮て、酢じょう油で食べる鍋物。毎晩食べても飽きないことから付けられた名」すごく気になったのとほうれん草をたまたま買ったので、ぜんぜん関係ないかも知れませんが、大山街道づくためにも、と作ってみました。
 インターネットで検索すると結構な数のレシピが載っていました。ベースは豚肉、ほうれん草ですが、豆腐、白菜、エノキダケを加えるものもありました。
 つけ汁のほうは、ポン酢、ごまだれなどがありました。
 水に浸けておいた昆布と戻し汁を沸騰させ、ほうれん草とエノキダケを入れました(エノキダケは茶色エノキというもの。49円とお買い得だったので普通のでなくてもいいかと思い購入。きのこっぽい味が白いものより強い気がしました)。
 豚肉はしゃぶしゃぶ用と書いてあったサイトが何件かあったのでそうしましたが、早く食べないと固くなることが分かり、一枚ずつしゃぶしゃぶのようにサッと湯通しして食べるとおいしかったです。あと付け汁(だし汁でショウガを少し煮て、ポン酢を加えた)は、濃いめにしておいた方が、食べ進むうちにちょうどよい濃度になることもわかりました。

1枚では寂しかったので、写真用にもう一枚入れました。別に肉をけちっているわけではないのですが・・。

 材料を多く購入してしまったので、結果的に二日連続で食べました。さっぱりしていて飽きのこないがおいしさですが、一人で鍋を食べるという環境面で、「今日も」という気分にはまだなれないでいます。「豚はバラ肉に限る」というサイトもあったので、今度はバラ肉で食べてみたいです。


002▼(お)2006年3月17日(金)

 そんなことでいいのか、と思われるかも知れませんが、正直に告白しておいたほうが、今後、本書についての確かな情報をお伝えできることになると思います。
 『誰も知らない丹沢』のときは、まったくそうではありませんでしたが、 この本の場合は、最初に私が「大山街道」に興味があって、その本を出したいと企画したものではありません。
 じつはまず、著者が現れて、その世界に不思議な魅力があることから、その人が興味を持っている「大山街道」をテーマにして、著者の魅力を本の形にしようと思ったのがきっかけでした。だから、私が面白いと思ったのは、大山街道ではなく、著者自身のことでした。
 著者=中平龍二郎さんの関心事の一つ(関心事の多い人で、どのテーマでも面白いのですが)が、大山街道を実際に歩くこと(川崎市宮前区の市民講座で「大山街道を歩く」催しの講師として何度も歩いておられる)で、これが「未知の道シリーズ」にぴったりなので、私も本にすることを考えながら、最初は一緒に歩いてもらい、そのあと、編集部でも歩いてみることにしたのです。
 私はまだ、その全行程どころか、半分を越えたくらいの行程を歩いたばかりです。(山登りとしての参道から頂上までは何度も行ってますが。)
 本書のコースは、登山ではありません。これからも、この街道を何度か歩いてみますので、その様子もこの日誌に書きましょう。


001▼(お)2006年3月17日(金)開設!

 この編集日誌は、枕詞に「恥さらしな」とつけずには気持ちが落ち着かないほどの、編集部内の整理されていない試行錯誤の赤裸々な記録(になるはず)です。
 萎縮しないで書くために、上のようなエキスキューズを、まず、しました。
 『誰も知らない丹沢』の編集日誌と違うところは、私(お)だけが書くのでなく、編集担当も、それぞれが勝手に書いていいとしたところです。だから、まだコンセンサスのできあがっていない、編集部内の相違があるところも出てくるでしょう。全然違ったことを思っている場合ももちろんあるでしょう。もしかしたら、バトルの様子をさらすかも知れません。時によっては、読者もメールで編集部に介入してくだされば、勝手な判断でご紹介する場合もあります(匿名で)。参加してくだされば幸甚です。